レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

本編リメイク「生米は生きていた」

2009-04-22 08:34:28 | 小説
本編リメイク「生米は生きていた」

 「おい、いつき」
 「その言い方やめてくれよ」と
 いつきは泣き顔でエイタに言う。
 「うるせえ、オタクのせいかもしれないんだぞ、
今回のことは」
 エイタが語気を強めて言うと
 「えっ」と
 いつきは少し冷静になってそうつぶやく。
 「いいか、生米は本当に死んでいたのか?」
 エイタの質問に
 「なんで、そんなことを訊くんだよ」
 といつきは訊き返す。
 「生米が生きていたら少しは説明がつくんだよ。
いいか、生米は生きたままここに埋められた。
しかし、ここで、目覚め、どういう方法かはわからないが、
屋敷へ行き、
そして、あの地下室へ行った。
そして、オタクが見付けたシェルターで過ごしていた。
その時、俺たちが偶然ここへ来てしまったってわけさ。
だから、ここにもいないわけさ」
 エイタの説明はいつきにもよくわかったが、
疑問もある。
 「じゃあ、この死体は?」
 いつきの質問に
 「多分、シェルターにいた先住人だ。
それなら説明がつく」
 エイタが答える。
 「ということは、地下にいるのは生米なんだな?」
 いつきが訊くと、
 「だから、生米が死んでいたのかを
ちゃんと確認していたかが重要なんだ」
 エイタの説明に
 「俺は、生米の死は確認していない。
生米が死んだと思って、俺と永久でここに埋めただけだ。
俺は医者でもないから本当に死んでいたかはわからない。
あいつは気絶していただけかもしれない」
 いつきはそう答える。
 「だったら、生米の奴は生きていたんだよ。
だから、電話もあったんだ。これで納得だ。
すぐ屋敷へ戻ろう。そして、みんなに一から正直に話すんだ」
 エイタはそう言うと、
屋敷に向かって走り出した。
(続く)

第三弾リメイク「準ミス二人のカミサン伝説」

2009-04-22 06:55:18 | 小説
第三弾リメイク「準ミス二人のカミサン伝説」

 「もう決まったな」
 みはるがひさめの部屋で
ベッドに寝ころびながら、そう言う。
 「どういうことですの」
ひさめが訊くと、
 「グループ分けだよ。こっちは準が二人、
あっちはミス二人と女子1番の秀才だよ。
ルックスでも頭でも勝ち目はあるわけないだろ」
 「そんなもんですか。」
 「いい。
うちの校長はオンシラのPRのために
コンクールに生徒を出させる気なんだ。
多分、10人のうち、コンクールに選ばれるのは5.6人ってとこだ。
こっちにサヤでもいれば、アイデアはサヤに任せて、
男装した僕と和服を着たひさめで勝負すれば、
面白いかもしれないけど、サヤがいなければ話しになんないよ」
 「ああ、そういうことですか。
でも、アイデアさえあれば、
私がお着物を着ればいいんでしょうか」
 「ああ、でも無理だろう?」
 「あのー私
賢明さんが明日話そうとしているカミサン伝説知ってますけど」
 「えー本当か」と
 みはるはベッドから起き上がると、
ひさめに抱きついた。
 「私、悪いですけどそういう趣味ないんですけど」
 「悪い。悪い。
僕も。最近、ウケ狙いでついクセが。
それより、どうして知ってるんだ。」
 「兄です。」
 「おー、格好いいのか」
 「それが、どっちかと言うと、
というより7代目なんです」
 「7代目?ってキモいのか」
 「はい。私は慣れてますし、優しいですけど。」
 「13代目と比べてどうなんだ?」
 「まだ、7代目の時代ですから、かなりキモいです。
何でも今みたいにコミカル色が強くなり、
オタク色が消えたのは9代目くらいらしいですから。
兄に言わせると邪道だと言うのですが」
 「じゃあ、いいよ、兄貴は。
で、その兄貴がどうしたんだ?」
 「はい、私は末っ子で
年がずいぶん離れているせいもあって、
結構可愛がってもらっているんで
今回の話しをしたら教えてくれたんです。」
 「ガセじゃないだろうな」
 「そんな。兄は私からは想像もできないとは思うんですけど、
東大に現役で入ったんです。」 
 「えー、もとめ先生と同じか。」
 「今は医学部ですから
もとめ先生より上だと思いますけど」
 「なんで、こう同じ兄妹でこうも違うんだ」
 「すいません。
兄が父似で私は母似でして、
でも、父も東大には落ちたようです」
 「そうか。
じゃあ、明日はとにかく、
賢明より先に発表することだなあ。」
 「何故ですか」
 「本当に東大生の妹かよ。
後から発表したって、
自分で発見したことにならないだろう」
 「あー、そうですね」
 「本当に大丈夫か。
とにかく聞かせろ。わかりやすくな。
あと明日はじゃんけんで先行を決めるからな」
 「でも、負けたら」
 「それが負けないんだよ」
 みはるはそう言って笑うと、
早速ひさめから23番目のカミサン伝説を聞き出すことにした。
(続く)


レイジー編「怪しいカミサン伝説」

2009-04-22 00:22:23 | 小説
レイジー編「怪しいカミサン伝説」

あおむ「何か、幸福の像編うさんくさいだすな」
オハラハン「オタクが出てるからだろ」
あおむ「違うだすよ、
これはイカサマかもしれないだすよ、
これまでのまとめといい」
オハラハン「イカサマして
誰が得するんだよ」
あおむ「本物のオカマとジジイだすよ」
オハラハン「?」
(続く)

レイジー「オカマはデルホイ、ジジイは観月、低脳は?」

2009-04-22 00:10:38 | 小説
レイジー「オカマはデルホイ、ジジイは観月、低脳は?」

松波「やっぱりオタクがオカマだったのか」
デルホイ「罠です。
オカマはオハラハンですよ」
ゴッホ「信じたいけど、怖いなあ」
デルホイ「何で怖いんですか」
松波「しばらく、静かにしていて、
女か不詳になったら信じるよ。でも...」
ゴッホ「まあ、ジジイよりは
オカマの方がいいだろう」
松波「低脳よりオカマの方がいいだろう!」
デルホイ「バカにしてるんですか?」
ゴッホ「慰めているんだよ」
デルホイ「クレームが来ても知らないよ」
松波「それは自白?」
ゴッホ「残念だなあ、
貴重な人材なのになあ」
デルホイ「...」
(続く)