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里やまのくらしを記録する会

埼玉県比企郡嵐山町のくらしアーカイブ

七郷地区の農事研究会「八日会」の活動 1950年代後半

2009-04-16 17:54:00 | 七郷地区

①八日会水稲共進会 1956年
 私達の八日会では恒例の水稲共進会の審査を去る十月廿三日参加会員十七名に依って実施した。入賞者は左記の通りである。

  氏名(反収、品種名)
一等
 中村常男(3石3斗0升8合、中生新千本)
 千野久夫(3石2斗7升5合、金南風)

二等
 中村栄一(3石0斗3升8合、中生新千本)
 持田市三(3石0斗3升7合、金南風)
 大久保義勝(3石0斗1升5合、金南風)
 田島菊(3石0斗0升4合、金南風)

三等
 永島栄(3石0斗0升0合、金南風)
 強瀬長重(2石9斗9升2合、金南風)
 小林辰見(2石9斗8升5合、中生千本)
 安藤専一(2石9斗7升3合、金南風)
 永島倍久(2石9斗7升0合、金南風)
 強瀬米蔵(2石9斗6升1合、金南風)

◎審査終了後、水稲作及其の他の問題に就き研究懇談した。結論として次の諸点を得た。
 1 成績で見る様に金南風の普及は驚く程である。品種に就いては金南風、中生千本が良い。
 2 燐酸、加里分の増施と無硫酸根肥料の施肥が必要である。
 3 農作物の増産に就ても村当局農協一体となって適切な施策を講ず可きである。

     『菅谷村報道』76号 1956年(昭和31)12月25日

②八日会昭和33年度事業計画 1958年
 八日会は昭和三十三年度の事業計画を次のように決定したが全会員張切って自己の研究に進む覚悟であると云う。
  一月 新年宴会 一人一研修案 俳句会
  二月 農家経営診断(関根先生)
  三月 衛生講話(宮崎先生)
  四月 蚕桑研究会(花見兼現地視察)
  五月 畜産研究会
  七月 話し方研究会
  八月 科学研究会(田畑先生)
  九月 水稲審査会
  十二月 反省会 俳句会 来年度事業案の立案
     『菅谷村報道』86号 1958年(昭和33)1月25日

③八日会昭和34年度総会 1959年
 八日会は去る一月八日、新年祝賀会を兼ね三十四年度総会を七郷中学校において開催した。来賓として青木村長及び市川農協組合長を招き盛会であった。尚左記の如き三十四年度事業計画を討議、承認した。
月別  行事 備考
一月  総会及新年宴会
    俳句会 講師安藤専一氏
二月  水稲作の研究 普及員
    農協懇談会 農業組合長
三月  農事放送の実際 先進地視察
    養豚研究会
四月  林業試験場見学 鉢形及玉淀
    花見会
五月  村政研究会 村長
     (主として予算に就いて)
六月  休会
七月  養蚕座談会 指導所技師
     (夏秋蚕の飼育及経営)
八月  県会傍聴 浦和
    映画鑑賞
九月  科学座談会 田畑先生
     (月ロケット等)
十月  水稲審査会 会員圃場
十一月 休会
十二月 反省会
    来年度事業の立案
附記
 八日会は会員三十数名にして、良い家庭人、良い社会人になる為に、真剣に努力を重ねてゐる修養団体である。(中村常男氏提供)
     『菅谷村報道』97号 1959年(昭和34)2月15日


④八日会水稲共進会成績 1959年
 八日会(会長久保寅太郎)では十月十九日、会員三八名の水稲を審査し、左のとおり入賞者を決定した。
         反当収量
一等 藤野守一  三・一九
二等 田島菊   三・一九
〃  永島栄   三・一二
三等 中村栄一  三・〇一
〃  松本茂   三・〇八
〃  小沢文定  二・九八
〃  新井重秋  二・九八
〃  永島倍久  二・九三
     『菅谷村報道』106号 1959年(昭和34)12月10日

※八日会句会については、「八日会句会の農民俳句」を参照


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