S嬢のPC日記

2004年から2007年まで更新を続けていました。
現在ははてなで活動しています。

CD購入

2005年11月26日 | 音楽
 BUMP OF CHICKEN ですよ。
 11/23発売の新曲、買っちまいましたよ。
 supernova / カルマ

 前作の「プラネタリウム」で、レンタルで借りてきてからその後に購入というまだるっこしいことをしたので、今回は発売日購入。自分だけのジャケット、自分だけの歌詞カードという当たり前の幸福感。お金を出して買うのは曲だけじゃない。

 ネット上で紹介されている、この新曲のインタビュー動画なんぞを見る。
Yahoo!ミュージック ミュージックマガジン コメント映像
BARKS アーティスト特集 メッセージ映像
ORICON STYLE インタビュー&コメント
 このインタビュー、どれも笑える。この人たち、自分たちでも言っているけど、「曲について」言葉で話せない。曲と全然関係のない自分語りなんぞに笑いながら、受け取るのはこの言葉。
「僕らはあなたに手渡した。そこで始まるのはあなたの物語。」
新曲を繰り返し聞き、今までのを引っ張り出してきて聞き。
またしばらくBUMP漬けになりそう。

好きな「失恋ソング」×5

2005年08月26日 | 音楽
THE THURAI / 爆風スランプ
決定版!!爆風スランプ大全集
歌詞はコチラ
神様だってこんな夜にはまさか泣かずにいられないんだろう
くっそー、チキショー、バカヤローという感じのガンガンとした歌い方、吠えるような悲しみ。
(しかしうたまっぷ、致命的な入力ミス。「恋」が「窓」になってます…)

勝手にしやがれ / featuring 稲葉浩志(original:沢田研二)
THE HIT PARADE
歌詞はコチラ
夜というのに派手なレコードかけて朝までふざけようワンマンショーで
黙って泣くばっかりが悲しみじゃないんだぜ。

悪女 / 中島みゆき
大吟醸
歌詞はコチラ
自分の悲しみとの対峙、自分の悲しみは自分で決着をつける意志。
そのためには「演技」だって、厭わない。

別れましょう私から消えましょうあなたから / 大黒摩季
ベスト オブ ベスト~ALL Singles Collection
歌詞はコチラ
私だけどうしようもない 心だけ泣きやまない」でも「マイナスだらけの未来はいらない
明日の自分を必死で守る。

愛してる 愛してた / DREAMS COME TRUE
magic
歌詞はコチラ
愛してる、愛してた。
でも、電話にはもう出ない。
記憶のひとつひとつを抱きしめて、でも、「ひとり」を迎えていく。


好きな曲というのはたくさんある。
聞いていていいなと思う曲はたくさんある。
でも「好きな失恋ソング」としてピックアップしていくと、あらあら不思議、どんどん消去されていく。
結果、自分の中でしっくりするものが残っていく。
わたしが選んだ5曲を見て判明することは、結局のとこ「危機に遭遇したときの自分のあり方」だと思う。
簡単には認められない「現実」が「事実」で、それが変わらないことならば。
どうやったって変わらないことなら、自分、変えなきゃしょうがないじゃん。
「自分、変える」ってどうするの?
「明日の自分」に向かっていくのさ!

さてこの記事、
むだづかいにっき「好きな失恋ソング×5」に触発されて記事上げ。
ここであげられている「大滝詠一:恋するカレン」。
おや、おかしいぞ、「永遠の名盤」大滝詠一の「A LONG VACATION」ならば、わたしは「さらばシベリア鉄道」を推しちゃうね。
「太田裕美:木綿のハンカチーフ」、コレは「男がこうであって欲しい女の子」の幻想のイメージだと思うわたしはちょっとひねてるんだろうか。
なんというかこの曲、「男に媚びる涙の流し方」ってのを感じてしまうのだ、わたしは。
ストーリーとしては「よくできている」んだけどね、果たして「現実の女」がコレ、「失恋ソング」として共感できるんだろうか、と、ちょっと疑問。

ということで、たかが「ひとつのテーマで5つ選曲」するだけで、そして他者があげたリストを見ながら「自然に思う」内容だけで、人間の個性というものは「露見」するモンなんでしょうと、オノレを見ながら実感したのでした。

カテゴリを「つぶやき」にするか「音楽」にするかちょっと迷った

2005年08月23日 | 音楽
某所コメント欄でまた言われてしまいました。
「そのネタ、記事にしたら?」

いや、なんというか、「話しながら出てくるネタ」というものがあるわけで。
では、「それをまとめて文章に」っていうと、なんかちょっと違っちゃう感じがするというか。
「記事にする」というと、どこか「起承転結」を考えてしまう自分というものもありまして。
と、ぐだぐだと言ってみる。
で、今日は、ぐだぐだと「起承転結」なんぞを考えないで、「音楽」をネタにどたどた打ち。

わたしはBUMP OF CHICKENが好き。
なんで好きかっていうと、というのを説明する「言葉」というもの、これまた人んちのコメント欄に残していたりするので、そこに飛んで、人んちの「ブログ内検索窓」なんていうものを利用する、まあ便利。
あった、あった。
わたしがBUMP OF CHICKENが好きなのは、もちろん「歌の世界」。
自己実現に対しての欲求不満のギザギザした感じと、女性に対して包容する視点。
あとは「声」かな。
OUTER HEAVEN「2月3日 覇王の卵を食べてみる」コメント欄
BUMPの新曲の「プラネタリウム」は好きです。この曲、「うたまっぷ」で現在アクセスランキングトップを飾っておりますので、この歌の世界が好きな人は多いのでしょう。
しかし、ふと思うのですが。この歌詞の中の行動、対象となっている女性が歌詞の主人公に「全く興味を持てない」場合、この歌詞の世界の行動を知ったら、ストレートに「キモっ!」となる可能性は高いかもしれないと思う。そして「手作りプラネタリウムに存在しない星を作って名前をつける」男というのは、実際には存在する可能性はとても低い。なんというか「やらないことをやっちゃう」ことで、歌詞の背景にある感情をどどーっと広げ、その感情を載せられた音楽の世界に人は没頭するのかもしれないと思う。

むだづかいにっきの「スタレビっていいよね。」は、わたしは好きなエントリーのひとつで、先日二つのブログにこのエントリーのURLをおいてきたのですが。
うちひとつが宝探しの旅「今年の宵山は佐藤竹善ライブ」
このコメント欄でsariさんが「どうしても残る疑問が、『木蘭のつぼみが ひらくのを見るたびに あふれ出す涙は 夢のあとさき』というくだりで、『男が茫然と涙を流すのか?』という点です。」
「まちなかで人目はばからず涙を流す男、見たことがないんです。」とおっしゃっている。しかし特筆すべきはむだづかいにっきの「スタレビっていいよね。」のコメント欄の中で「木蘭の涙は男だ」と言っている「男」が、そのことにふれていないことなんですよね。
この曲の「主人公」は男か女かってことよりも、この曲を聴いた「男」が「この世界の主は男だ」と思うこと。それは実際には「まちなかで人目はばからず涙を流す男」はそうそう見られるモンじゃないが、「まちなかで人目はばからず涙を流す」という心境を「理解する男」というのは存在するんだろと思うこと。そしてそうやっては「泣けない」男が、「そうやって泣く」この歌の世界の男に「やらないことをやってくれることでわかる感情」ってのがあるのではないかということ。(「木蘭の涙」)

「男性」というものを考えるに、というところで、自分の過去記事のコメント欄から拾ってきたいものがあったのだけど。
わ~ん、どうやっても、それがどこに入れたか見つからない。記事内容から「発展した話題」になるときは要注意ですね、あとで「掘れなく」なる。
発端はぽんすブログですすめられた「婦人公論」の6月22日号。大槻ケンヂ×みうらじゅんの対談がメイン話題でぽんすブログで話していたのだけれど、わたしはこの雑誌のこの号の渡辺淳一の文章にいたく反応した。そのことを言って、朴念仁さんに相手にしてもらったのが、自分とこのどこかの記事のコメント欄に入ってるはずなのだが見つからない。
要するに「男性は別れた女性の『性的な感触』に未練を残す」ということが渡辺淳一によって語られていて、そのことが「男性が主人公のラブソング」に大きく思い当たることがあったということ。そしてその具体的な曲名なんぞを、このブログのどこかの記事のコメント欄に記載してあるはずなのだけれどさがしきれなかった。
と、思ったら、あったあった。なんだコメントはメール通知をさせているのでこういうときはOEで「メッセージ検索」をすればいいのだった。「スパム・トラックバックにささやかな抵抗」のコメント欄だった。って、記事内容と全然違うし、この記事ではわたしのこのコメント自体が「スパム」かもしれない。
*シャ乱Q「ズルい女」の「最後もう一度抱きたいよ」
関係が壊れた状態で、というのは女性には考えられないのではないかと。これは誌上本文の女性の意見の通りですね。そしてこの歌詞の意味が、今回、どんぴしゃでわかったような気がしたという感じ。
女性にとって、相手に未練がある場合での「最後もう一度」は、大黒摩季「別れましょう私から消えましょうあなたから」の「冗談じゃない同情のsex」ということになってしまう。
*中西保志「最後の雨」の歌詞上での未練の表現は、確かに肉体的な記憶に結びついているものが多いこと。
*平井堅「why」の、相手に対して肉体的な反応を感じられなくなると、もう関係の復活の希望が見えなくなるのだな、という部分。この「why」の女性が相手に未練がある場合は、相手が肉体的な反応を自分に持たなくなっても、まだ努力すればなんとかなると、精神的な関係のところでなんとかなれば、という思考が捨てきれないのではないかと、そういうケースが女性にはあり得るのではないかと思うこと。
ざっと出てくるのはこんな感じ。
でも、そういう視点で聞き直すと、もっとごろごろと納得するものが出てくるのだろうなあというのが感想です。
女性が「未練」のイメージで出てくるのは、関係が上り調子の頃、つまり相手が自分に対して「追いかけモード」であった状態の全般のような気がするんですよね。肉体・精神関わらず「欲しがられる」こと、それを失ったことに対する未練のような。肉体を「未練」のイメージに持ってくるのは、「欲しがられなくなった」ことを強烈に再確認してしまうようで、逆に避けるかもしれないなあと。
『性的な感触』といえば、最近わたしは米倉利紀にはまっていて、彼の過去のアルバムをたどりながら、彼の歌を聴きながら「彼に口説かれて」非常にご満悦になっている。「yone’s BODY & SOUL II 」というアルバムの「like, love, need..... 」なんてのは、その最たるもので「好きだから」というフレーズをぼそっと歌う歌い方や「この腕で抱かせて」というフレーズに盛り上がったりしてる。
俗に「歌うレディス・コミック」を言われる平井堅ではどうしても盛り上がれなかったわたしだけれど、米倉では「いける」というのはやっぱり好みかもしれない。平井堅の「息混じりの声で歌うラブソング」がどうしても「生理的にダメ」だったのだけれど、米倉の「ラブソングのべたっとした歌い方」を嫌う人もいるだろうなあと思う。

まあ、いやらしい。
「木蘭の涙」や「プラネタリウム」に戻って、精神性のせつなさをちょっと感じてこなきゃ。
でもBUMP OF CHICKENの「embrace」の「腕の中へおいで」ってフレーズも、なんというか感触の記憶を体現させて好きなんですけどね。
いやちがう、「embrace」で本当に好きなのは「この目が視力をなくしても」に続くとこだった。

以上、起承転結無しのべたべた打ちをしてみたぞ23日。
(この最終行は、黒板ぽのパクり)

「過去」をのぞいて「現在」を発見

2005年08月01日 | 音楽
この週末、近所の大型スーパーの一角で、特設として「中古CD売り場」がありました。
一枚300円、四枚1000円の均一料金。
早速あさりはじめました。
チョイスのポイントは「レンタル市場にもう出ていないもの」。
四枚購入。うち一枚がコレ。

WOMANISM BEST
アン・ルイス
ビクターエンタテインメント

「女はそれを我慢できない」「リンダ」「ラ・セゾン」「六本木心中」「あゝ無情」「WOMAN」と、この辺に再会したかったのが購入理由。

再会は「わ~い」とゴキゲンなものが多かったけれど、「グッドバイ・マイ・ラブ」は、なんというか恥ずかしくて聞けなかった。
ハーフの女の子に「作られたアイドル像」を押しつけた典型のような感じで。
やっぱり彼女は、彼女が言った「Kayo-Rock」というものがふさわしいなあ。
アレンジやイントロが、もろ当時の歌謡曲で、どひゃーと思うところもあるけれど「六本木心中」や「あゝ無情」には古くささは感じなかったのがちょっとうれしかったかな。

検索でアンルイスの公式HPなんぞを探し出し、アンルイスが新しい山口百恵のトリビュートアルバムで「イミテイション・ゴールド」を歌ってると。
しかも現在のレコーディングだと。

へ~~と思いましたね。
コレ、そういえば、レンタル屋で見かけたなあ。
旧譜になったら借りてこよう。

山口百恵トリビュート Thank You For・・・part2
オムニバス, 鈴木雅之, I WiSH, RAG FAIR, 工藤静香, スネオヘアー, 原田知世
Sony Music Direct

「Musical Baton」:その後

2005年07月07日 | 音楽
うちの近所の「弱小レンタル店」は、毎月1日と15日の月二回、旧譜100円レンタルの日があります。
さて、先日の「1日」、何を借りようかな、と。
そこで、「Musical Baton」記事、活躍です。
流行りと物議をかもしだした「Musical Baton」ですが、あちこちで熱意あふれるレビューが読めた。
これは大きい。
ということで、先日の「1日」、レンタル屋に行く前に、あちこちのブログに飛んで、メモしまくりです。

いよいよ、レンタル屋にて。
地域でも「弱小レンタル屋」でちょっと有名なこの店、品揃えなんて情けない限りです。
メモっていったすばらしいリストも、なかなか役に立ちませんでした。
(思い入れの強い曲ってことで、かなり古いのあげた人も多かったからだと思う。。。)

さて、いつも「3枚」借りますが、この日は「4枚」。
うち二枚組がひとつ入ってますから、正確には「5枚」。
リストからそのまま拾えたものは、「レンタル中」もあり「在庫無し」もあり、結局、この日は皆無。
アーティストのみ、参考までにという選択になりました。

ソングス
SUGAR BABE
イーストウエスト・ジャパン

NEVER SOLD OUT
LUNA SEA
ユニバーサル


THE VERY BEST OF ORIGINAL LOVE
オリジナル・ラブ
東芝EMI


サンボマスターは君に語りかける
サンボマスター
ソニーミュージックエンタテインメント




上記はね、感想が言えるほど、まだ聞き込んでいないのでした。
記事上げした方々を「信頼しつつ」借りたものということで、まずは「影響」をご報告。

いろいろな「Musical Baton」記事を読みながら、「おお、コレコレ、コレはわたしは入れようかと最後まで迷ったものだ」というものもありました。
その一つがコレ。

DOWN BY THE MAINSTREET
浜田省吾
ソニーミュージックエンタテインメント

これは「MONEY」が収録されているからです。「MONEY」の泥臭いハングリーな歌詞は、わたしはとても好きです。
収録曲の中では「PAIN」や「DANCE」も好きです。
PAIN」は、わたしがひとつの「死」ということに遭遇し、葬儀に出席するということがあったしばらく後のある日、ふと車の中でこの曲が流れ、聞くともなく聞きながら、歌詞の細かいとこを思いっきり無視して、なぜか「ああ、この曲は、子どもを亡くした母親の曲だ」と感じ、運転しながら泣けて泣けて仕方がなかったという思い出があります。

迷ったということで言えば、ピックアップの線まではいったのがコレ。

I MISS YOU’97
オムニバス
ソニーミュージックエンタテインメント

収録されている曲、いいなと思うモノが多いのですが、レンタルで借りてきて一曲目の「ラヴ・レター(区麗情with浜田省吾)」の美しい区麗情の声にぽーんと持っていかれる気がしました。そしてバニラの「愛をちょうだい」。これこのCDがバニラとの出会いの初の機会で、知ったときにはすでにいない方々。すでに買えなくなっているバニラのアルバムが聴きたくてヤフオクを検索、徘徊、ゲットにたどりつくという展開になっていったという一枚でした。
しっとりしたラブソングもいいけれど、こういうなんだか大騒ぎしているラブソングも、大好き。

わざわざ「Musical Baton」記事なんてものがなくても、ブログに「おすすめ」が貼ってあることも多い。
そういう場所に自分の好きなものを見つけると、「おお!」と、とてもうれしくなったりする。
こいうケースで、もっとも「うれしくなっちゃったもの」がコレ。

無罪モラトリアム
椎名林檎
東芝EMI

このアルバムの中で特に好きなのが「ここでキスして」。
これはもう、椎名林檎じゃなくては「歌うのが許されない」感じがする一曲。
こういう、「これはもう、アンタしか許されない世界だよ」という部分を、ほんの少しでもいいから持てる女になりたいと思わせてくれる、くっそ~~。

と、いうことで、過去だの最近だのと時代を行き来しつつ、生活の中に音楽満載の日々が続くのでした。。。

CD購入

2005年07月03日 | 音楽
CD、アマゾンで買っちゃった。
注文ボタン押して、ちょっと興奮状態。
買ったのはコレ。

THE EARTH
Folder, 小林和子, 小森田実, 笹本将崇, 柳沢直弥
エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ


きっかけはこのCDのレンタル。
息子が「35. パラシューター/ Folder 」にすごい反応を示しまして、このCDに短く編集された部分をすぐに全て覚えて口ずさんでおり、「一曲通して聞きたい」と。
「今度CD借りるときに、これが入ったのを借りて欲しい」と。

Folderを初めて見たのはポンキッキ。
「パラシューター」の発売は’97年8月だから、息子が3歳のときですね。
息子よ、ゴメン、レンタル屋には無いんだよ。
「古いんだよこの曲。アンタが3歳の時のなんだよ」と言うと、残念そうにうなづく。
そして口ずさむわけです。

コレは探すしかなかろうと。
で、アマゾン。
「在庫2点 お早めに」
はい、これに促されるように、注文です。
「おーい」と息子を呼びつつ、「おかあさん、CD買っちゃった」と報告。
喜ぶ息子を見ながら、これがこの子にとって「思い入れのある一曲」というフレーズのつく曲になるのかなあ、なんて思ったり。
いや、思って欲しいのは3千円出す見返りを欲しがる「母の下心」なのか。。。

こんなレビューなんぞも読みながら、到着を楽しみに待ちます。
息子がすごい反応を示した8年前の曲「パラシューター」は前半部分はこちらから、後半部分はこちらから試聴できます。

*彼が好んで聞きたがるのは、’70年代~’80年代のディスコミュージックとオレンジレンジです。

「Musical Baton」参加の感想

2005年06月22日 | 音楽
はてなダイアリーにおける「Musical Baton」の言及数の過去100日間の統計グラフ
この勢いのある上り線が、どのくらいの日数を経て下りになるのか、またその下りのカーブはどのような形になるものか。
この辺は非常に興味があるところではあります。

わたしのところへは むだづかいにっき「Musical Baton」 からバトンが回ってきたわけですが。

この記事をつらつらと読みつつ、自分のとこを「5人」に発見したときのまず最初の印象は「おい!」。
そう、「おい!」というものでありました。
「お友だちコミュニティ的企画は好きじゃないんだ」とわたしが豪語しているのを知っている相手であるわけです、彼。
その上で「5人に回す」というネタをわたしに振ってくるだと?

いやいやいや。
これはなにかきっと「意図」があるはず。
そしてわたしは Musical Baton について調べ、「Musical Baton プロローグ」という記事を上げるわけです。
そしてコレは、思いっきり遊んだろ、と。
また、回し元の むだづかいにっき「Musical Baton」 を再読し、「5人」を眺め、これはこの「5人」がこのネタをどう扱うかという関心が暗に潜んでるだろ、なんぞと深読みをするわけです。

記事上げに際し、考えたのはコンセプトです。
ただの羅列では、おもしろくもなんともないだろう、と。
そして「前編:Musical Batonをどう位置づけているか」「本編:自分にとって大切な曲を扱いつつ、マニアック過ぎない、誰にとってもどれかはまたはアーティストの名前くらいは知っている可能性の高いものを選ぶ」「後編:Musical Batonをネタにしたブログ紹介」という構成にしていったわけです。
つまり、「Musical Baton」を根底にした、自分らしい記事を上げたかった。けして単なるバトン回しということではなく。

この企画、バトン回しということに焦点がいってしまう可能性がある。
しかし、元々は、バトン回しに意義があるのではなく、それぞれの方が「きっかけ」をうまくつかんでその人らしい内容の記事上げをする、プロフページに類するようなものなのではないかと解釈したわけです。
「Musical Baton」という企画に吸収されてしまう記事ではなく、自らが「Musical Baton」というネタを吸収してしまう記事上げ。
これが意図して作ったところではありました。

そうした企画参加ではあったけれど、やはり問題は「5人」という部分。
わたしにとっては「5つのブログ紹介」ではあるけれど、受け取る側にそのプレッシャーを与えることは不本意だ、と。
自分が蒔いた種は自分が責任を取る。
ということで 「Musical Baton プロローグ」 でこんな一行を添えたわけですが。
また、再度、わたしを指定して、戻していただいてもかまいません。
これに atelier F.F.「Musical Baton」 は、しっかりと反応するわけです。
これは単に「5人の選定が難しいから」ということではなく、「その一行を出すからには、実は二番目の裏ネタ持ってるでしょ」という意図とまた、わたしは深読みしました。

ああ、そうだよ。
ホントは構想中に、洋楽版と邦楽版と分けてたんだよ。
結局混ぜたけど。

ということで、現在、「Musical Baton」企画参加第二弾のコンセプトを構想中であります。
「5人」に関しては、第一弾とコンセプトは変わらず、「回す」ことよりも、「ブログ紹介」を重点にするつもりです。
第一弾は「音楽ネタをどう扱っているか」ということがポイントでした。
第二弾は「この人が知りたい」路線で行ってみようかと思います。

わたしのブログは定期閲覧をしてくださる方だったらすぐにわかると思いますが、交流的挨拶コメントというものはほとんど存在しません。話題に関してのコメントが中心です。
そうしたコメントを残してくださった方の「本人ネタ」を知りたい部分。
こんなことを、ブログ紹介をコンセプトにしながら、「5人選定」の元にしてみようかと思っています。
第一弾と同様に「参加してみたいと思われる方は、立候補してください、バトン渡します」。
最近ip数は200後半から300前半で、自分としてはビックリビックリ状態です。
閲覧してくださっている方全てが、実は「この人が知りたい」条件は満たされていますので、立候補はどなたからも歓迎です。

*関連記事
 Musical Baton プロローグ
 Musical Baton 本編
 Musical Baton エピローグ

*トラックバック
 むだづかいにっき「Musical Baton」

Musical Baton エピローグ

2005年06月20日 | 音楽
さてMusical Baton、最後の質問

質問5 Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す5名)

「選ぶ」ということにも、ちょっとアツく遊ばせていただこうと思います。
バトンが回っていくかどうかは二の次という、回すということに関しては、実に不真面目なワタクシという選択。ご訪問いただいていない、交流先ではないブログを2つ混ぜました。
知らせに行くのもこの企画としてちょっと違うかな、と、リンクのみ、勝手にという「暴挙」です。
あとは被リンクで気づいていただくのを待つのみ。
気づいていただけなかったら、そしてこの遊び「Musical Baton」に肯定できないお気持ちがありだったら、どうぞスルーしてくださいませ。
また、削除のお申し付けがある場合は、即刻削除させていただきます。

1.80s洋楽クラブ
だって、やっぱり、ココでしょうよ、この企画。
記事タイトルに洋楽のタイトルを付け続けてそろそろ一年なんではないでしょうか。このブログに何度懐かしい思いをさせていただいたことか。
検索窓に曲名入れて、なんてことも以前よくやっていました。
「Musical Baton」で思い出して、久々にご訪問させていただくと、アドバンスですね。
届け、デンパ。思いよ、伝われ。
→Musical Baton該当記事:「思い出のサマー(Summer of '69)」。

2.人にはそれぞれ事情がある●大人になれない大人の雑感
こちらのsomedayさんは、以前一度トラックバックを打っておつきあいいただきました。そんな些細なご縁で指名出していいのだろうか。
だって、やっぱり、ココでしょうよ、この企画。
音楽ネタと骨っぽい文章が好きで、以前は毎日通っていたこのブログ。そういえばなんだかんだとすっかりご無沙汰していたなあと。
「Musical Baton」で思い出してすぐに行くと、記事タイトルに使っている楽曲タイトルの幅もさらに充実。
過去記事繰って、「Musical Baton」記事が上がってないことも確認、忍者ツールも仕込んであるから被リンクで気づいてもらえるか・・・。ワクワクワクワク。で、思いを秘めて数日経過。
はい、昨日付けで上がってました「Musical Baton」記事。しかもお二人から回ったそうで。「隠れ1人」で実は3人、ということで。
→Musical Baton該当記事:「サンキュー・フォー・ザ・ミュージック」。

3.CURRY DIARY (・x・)
ご訪問いただいたコメント欄でお誘いしたのは「モノのついで」ではございません。
この方のブログ、ご訪問いただければわかる通り「好きなモノに愛」が思い切り伝わってくるブログです。そして「音楽」カテゴリもある。
期待ワクワクをそっとひそめ「何気なくお誘い」。
無事、ご了承ということで、記事上げ、実に楽しみです。
→Musical Baton該当記事: 「【Musical Baton】その1」「【Musical Baton】その2」「【Musical Baton】その3

4.atelier F.F.ゆうくんちの日常
gooブログ「ゆうくんちの日常」からお引っ越しした先。
ブログアドレスは変われど、人間は変わらん。
リエや、リエや、「音楽ネタ」がお呼びだよ。
とは言いつつ、この「Musical Baton」の山である「よく聴く、または特別な思い入れのある5曲」っていう質問に対しての回答のような記事はすでにあげた経験がある。
しかも、この時も、ほぼ、わたしの「お呼び出し」に近い記事。回す前に回っていたも同様か?
該当記事は「音楽」と「出会い」です。
→Musical Baton該当記事:「Musical Baton」。

5.モラルハラスメント・ブログ
精神的に過酷な日々の中でも、お歌のレッスンに通い続けたまっち~。
やっぱりね、この企画、ここでしょう。
歌で助けられる自分、歌で支えられる自分、歌で支えたい仲間。
「よく聴く、または特別な思い入れのある5曲」っていう質問に対しての回答のような記事、ここでももう一曲すでに上がってますね (Jupiter 平原綾香
あと、4曲、そしてその他の質問も是非チャレンジを。

以上、「Musical Baton」自体に関しては、お手数ですが「Musical Baton プロローグ」をご覧くださいませ。

*関連記事
 Musical Baton プロローグ
 Musical Baton 本編

Musical Baton 本編

2005年06月20日 | 音楽
質問1 Total volume of music files on my computer
     (コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)


17.5ギガ 4489曲 543フォルダ(2005.6.20現在)
外付けHDに入っています。
片づけ下手のわたしは、CDを一枚一枚取り出して聴いて、またその都度しまってという、人によっては当たり前の簡単な作業がめんどくさかったりします。
大量のファイルがPC内に片づけられ、プレイヤーソフトでいろんな好みの順番で聞くことができ、また、一枚のCDにたくさんの曲が焼けるというMP3は、とても有り難い存在です。
所持しているCDは、リッピングされHDに収納されます。
レンタル店で借りたCDも同様です。
MP3の再生環境はPC、ステレオスピーカーにつないだDVDプレイヤー、パナソニック社ポータブルのCDプレイヤープレイやん、です。
車ではMP3が聞けないので、MP3ファイルを B's Recorder GOLD5で再変換してCDに焼きます。

質問2 Song playing right now (今聞いている曲)

今聞いている曲というか、「この一年以内に最も繰り返し繰り返し聞いた一枚」。

BUMP OF CHICKEN 「ユグドラシル」 2004.8.25発売
声やメロの特徴も好きですが、なんといってもその魅力は歌詞の世界だと思います。物語性が強く、物語りの情景の中にメッセージが潜む。
何気なく聞いていても、ちょっとしたフレーズが、がりっと自分の心の中にひっかかります。
そのときによって、このがりっとくる部分が微妙に違っていたりもします。
このアルバムの中で曲のアレンジの感じが他の曲とちょっと違う「車輪の唄」は、その曲調に一瞬明るさなんぞを感じてしまったりもするのですが、その曲の中の歌詞のフレーズひとつひとつの情景に、涙ぐみそうになる一曲。「sailing day」は、人生の困難に出会うときに、人を勇気づけ続ける名曲。ああ、語り始めるとキリがない。携帯の着メロは実は「オンリー ロンリー グローリー」。

質問3 The last CD I bought (最後に買った CD)

沢田研二「MIS CAST」 オリジナル1982.12.10発売
全曲井上陽水作詞作曲という作品です。レビューからわかるように、沢田研二としては異色のアルバム。
発売当時に友人がテープに落としたものをよく聞いていました。わたしは同じ曲をジュリー盤と陽水盤を、続けて聞くのが好きでした。
その友人も、10年ちょっと前に故人となり、友人との思い出と共に、ずっとずっと欲しくて、でも復刻版も廃盤でレンタルCDにもなくて、中古市場でも見つからず、ヤフオクで時々出はするのですが、高価で。この春、やっとやっと再発売された復刻盤です。

質問4 Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me
     (よく聞く、または特別な思い入れのある 5 曲)


これは「5曲」というより「5枚」で紹介。

ピンク・フロイド「狂気」 オリジナル1973.3.16発売
言わずと知れた歴史的な名盤ですね。ご存じない方はレビューをどうぞ。「興味があったらまず聞けよ」の一枚です。評判で推測されるよりずっと聞きやすいです。
「特別な思い入れ」は、小学校のときに好きだった「初恋の男の子」が高校生のときにわたしに教えてくれた一枚だからです。
ガキのときのわたしは、感想が彼にうまく語れなかった。彼はわたしに教えてもきっとおもしろくなかったかもしれない。でも人間関係が消えていっても、この名盤の魅力は生き続けています。

甲斐バンド「ガラスの動物園」 オリジナル1976.10.5発売
人生なんてそんな風に悪い旅じゃないはず めぐりめぐる人生は曲がりくねった階段のように(らせん階段)
あちこちに頭をぶつけ、不器用な思考に右往左往していた思春期の隣にいつもいてくれた一枚。その後長い年月を経ても全曲の歌詞を完全に暗記しているので、苦手な高速を1人で走るときによくこれを流して、大声で歌って緊張を吹き飛ばしたりすることにも活躍してくれました。

ビリージョエル「Stranger」 オリジナル1977年秋発売
CMのバックで流れ、あっという間に話題をさらった「Stranger」。ずっと耳についたこの曲が欲しくてレコード屋に行き、でもあまりにも有名な曲になっていたので、すぐ飽きたらどうしようと不安になりながら右往左往。飽きるどころか、わたしにとってのビリーの原点であり続ける一枚です。

八神純子「Communication」 オリジナル1985. 2.10発売
急がずに疲れずに迷わずにBelieving 鮮やかに輝いて待ってるわBelieving(Believing)
友人が聞いていたウォークマンを何気なく借りて「コレ誰?」と大声を出しました。八神純子は知ってはいましたが、こんな風に世界を展開させるのかと思いました。ビビビと来た一枚でLPレコードを即買い。八神純子が好きというよりこのアルバムが好き。復刻盤もすでに廃盤。再復刻の期待の声が大きい一枚。

スージー・クアトロ・ストーリー CD発売1988.4.24
スージーのファースト・アルバムの邦題は「サディスティック・ロックの女王」。日本で一世を風靡したスージーだったけど、こんなすごい邦題、彼女に対しての「言いよう」はいろんな言い方が山ほどある。その中でスージーを紹介する文章としてはわたしはこのサイトがうれしい。そうだよ、いなかったんだよ、70年代始めに女性ロッカーってのが。でもそのスージー人気はだんだん下降し、’78年の来日公演は中野サンプラザでも満席にはならなかった。このCDも中古ワゴンの一枚100円の山の中から見つけたもの。
彼女のヒット曲「THE WILD ONE」は、その後、時を経てこんな形でよみがえる。スージーのキーに合わせていて氷室ファンには申し訳ない出来になってるけど、わたしは元気なスージーがうれしかったです。声のトーンはちょっと当時とは違うけどね。


以上、「Musical Baton 本編」。
バトンを渡す「5人」は、 「Musical Baton エピローグ」 に続きます。

Musical Baton プロローグ

2005年06月20日 | 音楽
Musical Baton が回ってきました。
Musical Baton とは。

はてなダイアリー Musical Baton
Musical Baton ミュージカル・バトン!(歴史+回答つき) [絵文録ことのは]2005/06/14

要するに、世界を駆け巡っている「遊び」ですね。
誤解されやすいのは、「5人に送る」という部分。
これが負担になったり義務になったりするのでは、「遊び」を始めた方の意図に反するでしょう。

むだづかいにっき♂ から回ってきたこのバトン、ちょっとわたしは楽しんでみたいと思っています。

わたしから「次の5人」に指定された方、負担になったり義務になったりすることのないよう。
指定されて、そのまま放置して、そこで終わらせても、わたしはまったく問題の無い「遊び」だと解釈しました。
次の5人を指定しない記事アップのみの参加でもかまいませんし、全くのスルーでもかまいません。
また、再度、わたしを指定して、戻していただいてもかまいません。

わたしに「次の5人」として選ばれるのはイヤ、という方は、事前に申告してください。
また、この流行りモノ、参加してみたいと思われる方は、立候補してください、バトン渡します。

以上、Musical Baton の本記事アップの前のブロローグとして、この記事あげておきます。
2~3日経過後、本記事アップします。

野望

2005年06月10日 | 音楽
覚えてる人は覚えてる、ってテレビ番組で、一時のバンドブームを呼んだ「イカ天」ってのがありましたね。
わたしはこの番組が、すごく好きで。
番組が出したCDなんてのも買ってたのですが。

ある日、「ライブに行きたい」と。
出演バンドは プロデビュー前のフライング・キッズ人間椅子
場所は現在のお台場あたり、だったかな、なんか倉庫みたいなとこだった。
その時だけ、ライブ会場にするという、イベント性の強いライブだった。

行きたい、と。
しかし、困ったわけです。
なんつ~か、一緒に行く人がいない。
当時、すでに28だったかってとこだったと思う。
結婚をしていて、子どもがいない頃。
夫は仕事がやたらに多忙な時期で、つき合わせることは不可能だったし。

ふむ。
行きたいし。
行くか、と。
もともと「お一人様」が平気なタイプでしたし。

行きました。
並ぶだろうと思って、けっこう早めに行きました。
並んでました、お若い方ばかり。
そうですね、中高生や10代が多いのは一目で分かった。
28ねえ。
いや、若いよ。
でも、この列じゃ、思いっきり「ババア」なわけで。
浮き足立つ10代の群れの中で、クールに読書なんぞしながら並んでました、「お一人様」。

開場。
読書していたクールなネエチャンは、急にホットにいい場所をゲット。
そしてまた、浮き足立つ10代の中で、クールに読書。

開演。
ノリノリ。
「来て良かった~~~~」と、全身で思った。

終演。
クールに退場。

客観的に見て、かなり変な人だったと思う。

現在の「夢」ですが。
わたしはね、BUMP OF CHICKEN のライブに行きたいよ。
28で「変」なら、今ならもっと「変」だよ。

まあ、ちぃちゃん、行きたいの?
しょうがないわねえ、
おかあさん、連れてってあげなくちゃ。


という計画の実現のために、水面下でその準備を着々。
今のところ、順調かな、と。
過去記事:「存在の証明」)

願わくば。
もっと欲を持つならば。
BUMP OF CHICKEN 好きの若いヘルパー、もしくはボランティア希望。
若けりゃ若いほど、OK。

高校生ボラに出会うと、さりげな~~く聞いたり。
「音楽、どんなの好き?」

ターゲット、いまだ出会えず。。。

今日の音楽

2005年06月09日 | 音楽
病気になったお嬢さん、終日平熱嘔吐無しを二日確認し、今日から登校復帰です。
通常は、自力通学カテゴリにいれてあるように電車通学なのですが、病後ということで今朝は車で送りました。
車だと片道30分渋滞無しで早いのよね。

さて、車の中の音楽ですが。
うちのお嬢、とにかくコレがお気に入りでコレにしないと怒る。


DISCO FEVER SUPER NON-STOP

ユニバーサルインターナショナル


しかしな、母は飽きたよ、いい加減。
で、今日は「お願い」して、コッチに。
お嬢、了承。
アイツは基本的に、ドドツタドドツタ、ジャカジャカジャカジャカって感じならOK。
バラード系は拒否。


THE BADDEST II

久保田利伸, 川村真澄, BROTHER KORN
ソニーミュージックエンタテインメント


わたし、コレ、好きです、すごく。
久保田の曲調はもともと好き。
その上でこのアルバムは、なんというか、好きな男にそっと頬を撫でられ、それでもってちゅ~って気分が味わえる。
ず~っと車に乗りっぱなしの一枚です。
帰路はひとりではまってました。

さて先日、近所のレンタル屋で旧譜レンタル100円の日にコレ借りました。
井上陽水 1975~
「おかあさん、コレ、100円で借りたの? ホント?」と大騒ぎの息子。
はい、100円で借りました、7枚組。
これ、お値段、なんと¥18,207 もするんですねえ。
100円で借りちゃって、100円で借りちゃって、申し訳ない。

しかし、井上陽水。
この人、ホント、侮れない。
自分の年齢が上がっていくと、この方の曲を聴きながらイメージする映像、思考が変わっていく感じがする。
いや、自分の年齢が上がっていく中で、この方の曲を聴きながらイメージする映像、思考が濃くなっていく感じがする。
人間がきちんと持っていたい孤独のようなもの、感じたりするんですよね。
そう、孤独って、忌み嫌ったり、逃げたりするものではなく、人が1人で立つということを可能にするための大切な哲学のような気がする。
孤独というものをよけたり避けたりしていたら、見えないものがあるというか。
そんなことを、このアルバムをBGMにしながら考えていたりするのでした。。。

浴室で「プレイやん」

2005年03月03日 | 音楽
プレイやん」というワードで検索しながら、ゲットした情報。
「『プレイやん』をジップロックなどの密封式の袋に入れて風呂場に持ちこむ」というもの。

わあ。

以前から、入浴時のプレイヤーを欲しがりつつ、欲しがったままの状態であった自分。
欲しかったのはコレですが、高すぎます、わたしには。
次に見ていたのはコレ
同様の商品がツタヤにあって、「じ~~~~」っと眺めたりしていました。

そこで出てきた「『プレイやん』をジップロックなどの密封式の袋に入れて風呂場に持ちこむ」策。
やってみないという理由はありません。

音質は、SPのスピーカーで、しかも「袋を通した音声」ですから、まあ、ラジオ程度です。
「音質」よりも、「そこに音楽が存在する」ということに意味がある程度です。
しかし、こんなもので、わたしには充分です。
袋の上からキー操作が可能なのも「良」。
小さなスピーカーからの音声ですから、そばに置かなくては意味がない。
風呂のフタをちょっと閉めまして、その上に置いて、聞きながら浴槽につかっております。
「ぼ~~~~」っとしながら、音楽が流れる。
安上がりなわたしには、充分「至福」です。

プレイやん」は動画が見られるということに要素が持っていかれがちです。
MP3プレイヤーとしては、大きさとしても音質としても「格落ち」製品でしょう、多分。
ヘッドホン端子を使った音質は、まあ、なんとか「いける」んですよ、もちろん。
しかしスピーカー音声としては、お話しにならないレベル。
それでも、それでもね。
音質悪くても、とにかくこの「SPに装着時」にSPのスピーカーを利用できること。
こんな小さなボディでスピーカーが利用できる商品は、他に無いんではないかと。
この「付加価値」が、最大の「特長」でしょうね。
「MP3プレイヤー」ではなく「玩具」かもしれない。
でもわたしには「すばらしい玩具」となっている現在です。

*今日のSDカードの「中身」。
You~love ballad best
浜田省吾「初秋」
桑田佳祐「ROCK AND ROLL HERO」

続々・プレイやん

2005年02月28日 | 音楽
プレイやん
購入後、チェックし、ケチをつけ、自分の購入理由などを分析しつつ。

結局、到着日からMP3プレイヤーとして大活躍中
毎晩、寝るときに充電する、フル使用状態。

使用SDカードは、256M。
簡単に曲の入れ替えができるのが良。
「外出時に簡便に持ち歩ける」ということがもちろんなのですが、家事中にエプロンのポケットに入れて耳にヘッドフォンつけて家の中を歩き回っております。
家の中の好きな場所で、ヘッドホンを抜いて、スピーカーを使って聞いております。
スピーカーで聞く音質は、ヘッドホンで聞く音質より悪い。
いいの。
こんなに簡単に持ち運びできるコードレスのスピーカー付き再生機なんだから。
そう思うと、スピーカーで聞くときの音割れがあっても「聞けるだけで満足」している自分。
「良い音質」で聞きたいときは「聞ける時間」に聞くからいいの。

現在。
コード巻き取り式耳掛けヘッドホンが、欲しい。
2000円から3000円弱の製品を、電器屋で「ぼーっと見つめ」たりしております。
「消費は消費を呼ぶ」
という原則を実感する日々。

*今日のSDカードの「中身」
BUMP OF CHICKENのアルバムから好きな曲のピックアップ10曲。
LOVE PSYCHEDELICO「LOVE PSYCHEDELIC ORCHESTRA」
槇原敬之「EXPLORER」

「夜明けのスキャット」

2005年01月16日 | 音楽
歌番組が好きな子どもでした。
歌謡曲にまみれて育ちました。
わたしが育った当時、歌番組っていうのは、ジャンルなんでもあれで、「大人の歌詞」を子どもが聞いてたとこ、ありました。
小学生、それも低学年頃に流行っていた曲で、「あなたが噛んだ小指が痛い」なんてのを、ガキが無邪気に口ずさんでいたりしてましたね。
で、今も「歌えて」しまうものも多い。

「あなたが噛んだ小指が痛い」(伊東ゆかり:小指の思い出
「あなたと逢ったその日から、恋の奴隷になりました」(奥村チヨ:恋の奴隷
「顔も見たくないほどあなたに嫌われるなんて」(弘田三枝子:人形の家
「追いかけて、追いかけて、すがりつきたいの」(ザ・ピーナッツ:恋のフーガ
「やめて。愛してないなら」(辺見マリ:経験

ははは、この辺は、ホント、歌詞カード無しでワンコーラス、歌えてしまいます。
なんだか、すっげー「女」の歌詞ばかりですが、当時は当たり前ですが、意味がよくわかってなかった。
「小指の思い出」なんてのは、まあ、あっけにとられるほど「やらしい」歌詞だなあと、今となっては思う。
小指を噛もうがまあなんでもいいんですが、要するに「行為の反芻の象徴」としての「小指」の歌ですからね、コレ。
この辺の「行為の反芻」と「せつなさ」なんてのに関しては、山田詠美作品によく出てくる世界だなあと思ったり。

と。
全て、これは、いわば、「前置き」。

THE YELLOWMONKEYが、原曲を忠実に再現した「夜明けのスキャット」が、すごく好きです、わたしは。
由紀さおりがこの曲を歌っていた昭和44年当時、な~んにもわかってなかったことが、実によくわかる。
(小学生がこんなこと、わかってたら、困る)
「童謡歌手が女の歌で歌謡界にデビュー」と、かなり話題作だったことは覚えてます。
その話題作が、なんか「るるる」だの「ららら」だのばっかりで、あとは「時計は止まるの」ってのも、意味がよくわからなかった。
なんだか、時計の故障というイメージと、不思議な不可解さは、とても覚えてる。
ガキが何を感じたんだか、ただ、妙に好きな曲ではありましたが。

それがですね。
すっかり忘却の彼方だったこの曲。
イエモンによって、よみがえる記憶。
「るるる」だの「ららら」だのがくり返される「意味」や「時計の故障」の本当の意味が、イエモンの「夜明けのスキャット」を聞いて、やっとわかった。
この曲を男声で歌う「色気」も好きです。
「女」で、よかったと、しみじみと、思います、この曲聞くと。

五輪真弓が出産後の復帰のときに、「子ども生んだからって、恋の歌から『仲間はずれ』にしないでくださいね」と言った言葉が印象的でした。
五輪真弓がこれを言った当時、まだわたしは既婚者ではありませんでした。
この言葉、今はとてもよくわかるなあと思う。

昨日、CD店で、サザンのDVDのデモを見ていて思ったんですが。
原由子って、子ども生んでからの方が、きれいですね。
そのこと気づいて、なんかちょっと、うれしかった。