S嬢のPC日記

2004年から2007年まで更新を続けていました。
現在ははてなで活動しています。

迷惑メールに関する記事の総括

2004年10月19日 | 迷惑メール対策のお勉強
8月に入ってすぐくらいから、
妙なメールが入り始めました。
未知の女性からのもので、文面は以下の通りです。

件名「メールもらったので返信します」
私のパソコンに件名も本文も書いていないメールが来たので
とりあえず返信してみました。
私は 女性で渡辺と申します。間違いだったらごめんなさい


これは、今となっては、あまりにも有名な
「渡辺春香メール」の受信の始まりでした。
このメールに対して、好意的な返信を行うと、
それから長い、彼女の「人生相談様ストーリー」が開始され、
最終的には出会い系サイトの登録に持っていくというものです。
全く同文で使われる名前には、「渡辺春香」の他に、
「山本茅乃」という人物が出現していることも、
今となっては、有名な話になりました。

わたしが「渡辺春香」を受信したのは
このメールが大量発信された初期だったようで、
この「渡辺春香」の第一通目を受信したときは、
はっきり言って、この相手に対して、
あまり疑いというものを持ちませんでした。
ただ、これだけの短文で、安易に返信をしてもと思いつつ、
そこまで疑うのも、ネット社会の「防衛」に、
人への信頼感が毒されているのではないかとさえ思いもしました。

とりあえず、そのメールを
「後で返信を入れよう」と思っているメールを入れるフォルダに突っこみ、
時間が経過していく間に
「返信もしていないのに、
 こちらが返信をしたことが前提の不思議なストーリー」

が連打で始まっていきました。

おや?と思い始めたのは、やっとここからです。
検索にかけようと思いつくのにも、少し時間がかかりました。
そのくらい、この展開に唖然としていたと言えると思います。

そしてやっと「渡辺春香」で検索すると、数件の情報が出てきました。
8月頭時点では、まだ検索でも数件で、
その大半が、「返信をしてしまった」というものでした。
そして、全く同文の「山本茅乃」が、
わたしの使用するアドレス宛に送信され始めました。

この頃は、まだまだ、検索では情報が少なかった。
そして、情報提供と自分の考察のために、
このブログを開設していった展開です。

不思議な女性からのメールは、
その内容も徐々に多様化しつつ、増え続けていきました。
そのひとつひとつを列挙しつつ、
それと併行して考察を重ねていったのが、
「迷惑メールに対してのお勉強」というカテゴリーです。

8月、「渡辺春香」メール大量発信の開始、
この頃から、出会い系サイトの広告は
爆発的に量が増えていったような気がします。
人の善意を引き出して、途中からスケベ心を引き出す。
そうした、「善意をスタートに開始する」悪質なものは
直接的な「出会い系サイト広告」に変わっていったようです。

自分が受信した迷惑メールの情報というものは、
ネット上に「晒して終わる」ことは、主目的にするべきではないと思います。
その対応、そして個人の受ける迷惑の「その先」を考えた対策、
そうした方向に、受信した本人自身が向かうかどうか。
そのことこそが、大切なのではないかというのが、
わたしの一連の経験の結論です。
今でももちろん、迷惑メールが入り込んできますが、
今では常に、
迷惑メール撲滅私的調査会
というサイトを指針にしています。
また、このブログを開設して、
いろいろな方に、考察することを助けていただいたと感謝しています。

「晒すこと」だけを主目的にするような個人のページが増えてきた現在、
わたし自身は、一連の迷惑メールに関して
自分に結論が出たということで、
「晒すこと」、その傾向をあおる一つになる可能性のある記事は
ここで、全て、下げることにしました。
迷惑メールの情報を検索するために、
わたし個人は、ヘッダ解析で出てくる情報を検索にかけるという方法を取っていたので、
そうした情報も表示させていましたが、
個人情報の漏洩という意味で、
どんな風に、誰に影響がいくかわからないという危険性を
再考する必要性も感じました。
そこで、表示を残したこの種の記事から、
該当する部分を全て削除しました。

インターネットというものは、
小さな発端から
誰かにとっての大きな加害者になるかもしれないという、
そうした危険に富んでいる部分があると思います。
そのことに対しての感性というものが、
いつも必要とされているのかもしれません。

えっけんさん「スパム晒しの是非」にトラックバックです。

困惑のメール

2004年09月23日 | 迷惑メール対策のお勉強
「未承諾広告※大至急ご確認ください」

こういう件名で、壮健(株)というところからメールが来ました。
この社名や、メールアドレス等、検索にかけましたが、
情報は出てきませんでした。

このメール、非常に怖いです。
わたしにはどういう仕組みなのかわかりませんが、
このメールが届いてまもなく、
ディスクトップに以下の名前のついたアイコンが
貼り付けられていることに気づきました。

未承諾広告※大至急、ご確認下さい!.eml

もちろん、自分で何かした覚えは全くありません。
ノートンかけましたが、ウィルスは検知されませんでした。

迷惑メール:最近の傾向と対策

2004年09月21日 | 迷惑メール対策のお勉強
迷惑メール対策として、
SpamDumpというシェアウェアソフトを購入して、稼働させていますが、
このソフトのフィルタリングからこぼれるものは相変わらず出てきています。

今、こちらのサイトで、
「スパムメール対策ソフトウェアのデータベースに登録されるサンプルデータとして使用」
という目的で、
スパムメール収集活動が行われています。
ということで、受信したスパムに関して、せっせとこちらに転送している最近です。

最近の傾向ですが、
「渡辺春香」に始まる悪質な「相手の善意を利用した引っかけ」は
とりあえず影をひそめたようで、
今は「逆援助交際のお誘い」が優勢です。
「年齢差のある結婚での淋しい妻」「女医」「女社長」が
「お金を払うよ」と、「つきあってほしい」と。

他に「返信を誘う」ものには、
「今日はありがとう」という、
「今日会ったことを前提に話が展開されるもの」が来ています。
これはもしも「人違いではありませんか?」という返信をしてしまえば、
そのメールアドレスは「生きている」ものと判断されて、
さらにこうしたものが送られていく流れになっているようです。

この手の「今日会ったことを前提に」というメール、
PCに入ってきたのは、わたしの場合は、最近です。
携帯に関しては、ちょうど一年ほど前に、
同様の傾向のものが、頻繁に入ってきたことがありました。
その後、携帯は、許可したアドレスしか受信しない設定にしたので、
現在もこうした類のものが送信されているかは不明です。

「メルマガ good(351号)」

2004年08月26日 | 迷惑メール対策のお勉強
メルマガとして、購読登録した覚えもなく、
飛びこんできたモノ
です。

件名に(351号)と記されていましたが、
今まで350号も発信されていたのでしょうか。
本当だったら、かなり多いというか。
毎日出していても、すでに一年近く・・・?

コレは残念ながら、
SpamDumpに、
設定していないアドレスに届きました。

スパム苦情先探索ツール集「メールヘッダ解析システムhdpar」
で、ヘッダを解析したところ、
改ざん含め、3つのサーバーを通してありました。
内容は「完全無料」をうたう「出会い系サイト」の広告です。

「経済文庫メルマガ担当」

2004年08月25日 | 迷惑メール対策のお勉強
メルマガとして、購読登録した覚えもなく、
定期的に飛びこんでくるモノ
です。

SpamDumpに、
「スパム」と判定されました。
判定理由は「実在しないメールアドレス」です。

件名は(長い)、以下の通りです。

■6千万円以上簡単収入の方法はあります。
■5億9千万円証拠有収入の証拠で出来る
■在宅で簡単にできるビックビジネスの方法
■景気の波に便乗する方法
■20歳以上男女は在宅経営者になる申し込み出来る■

”スパム苦情先探索ツール集「メールヘッダ解析システムhdpar」
で、ヘッダを解析したところ、
サーバーに改ざんが行われていました。

SpamDump導入その2

2004年08月24日 | 迷惑メール対策のお勉強
SpamDump、動いてます。

使い方も、なんとなく、わかってきました。
いや、まだ、完全に使いこなせてるとは言えないかもしれませんが、
機能自体のメリットはつかんできました。
試用期間終了後、送金する予定でいます。

さて、8/20~8/23までの、
「スパムメールと判定されたメールのリスト」ですが。
4つのアドレスに対し、4日間で37件でした。

以下、SpamDumpがスパムと認識した「判定理由」の内訳ですが、
以下のようになりました(重複アリです)。

・実在しないアドレス:10件
・スパム特有の書式:6件
・「未承諾広告」というタイトル拒否:4件
・英文メール拒否:2件
・フィルタリングからもれ、手動で「スパム」認定をしたもの:19件

フィルタリングにもれた中には、
ウィルスメールや、「ケーブルTVが見放題」広告、
そして、「謎の女性からのメール」が含まれます。
もれたものに関しては、
新しくフィルタリングの指定条件を入れられるものと、
入れることが難しいものとありました。
基本的には、いたちごっこ、的なとこがあるかもしれません。
ダークビジネスは、抜け道、抜け穴をつついてくるものだなあと実感もします。

バイアグラや、出会い系サイトのHTMLメールは、
「実在しないアドレス」か「スパム特有の書式」、
またはこの二つの重複という形が多かったです。

また、「経済文庫メルマガ担当」というのがありまして。
これは突然飛びこんできた「メルマガ」もどきです。
「実在しないアドレス」からのメールであると判定されました。

ネットで懸賞等に応募すると、
たいがいにおいて、メールマガジンの購読がセットになってきます。
「メルマガ」と記載されていれば、
その一種であると、錯覚を起こします。
つまり、自分がどこかで間接的に申し込んだものかな、と。
普通のメルマガのように、
気軽に文面にある「配信停止」処置をしてしまいそうになります。
しかし、内容が
いかにもうさんくさい儲け話の羅列なので、
「メルマガを装ったスパム」と判断し、
今まで、無条件に削除を続けてきたものです。
「実在しないアドレス」と判定され、
やはり・・・と、思いました。
だいたい、「メルマガ」に「担当」と付くのは、
なんなんでしょうか。
「メルマガを装う」ということで出てくる、
「メルマガのように見えてメルマガではない」ところを狙ったポイントなのでしょうか。

この「経済文庫メルマガ担当」を受信したアドレスは、
そもそも、懸賞応募用に作ったようなフリーアドレスです。
3千円のJCBの商品券が当たったこともあります。
個人情報の流用を怖れて、今は懸賞応募というものを全くしていませんが、
やはり、懸賞に応募することでアドレス自体が流れていくことは
常に可能性があると疑った方がよさそうです。

SpamDump導入

2004年08月21日 | 迷惑メール対策のお勉強
SpamDump、動いてます。

設定で未熟なことやったら、必要なメールが取れないかも、
と、ホント、怖々動かしています。

このソフト、
つまり、メールソフトとメールサーバーの間で動くソフト?
と、いえばいいんだろうか。
SpamDumpは、設定されたメールアドレスのメールを次々に受信し、
設定されたフィルタリングに沿って、
メールを「スパム」と「OK」に振り分けていきます。

説明を読みつつ、設定。
まずは、このソフトに、
フィルタリングをかけたいメールアドレスの設定をしていきます。
通常のメールソフトに設定をするように、
IDやパス、popサーバーを入れていきます。

ここで、導入後のメールソフトの方の設定ですが。
説明書ではこうなっています。

「SpamDumpをインストールしたPC上のメールクライアント(メールソフト)の場合:アカウントのプロパティで ”サーバー”タブの”受信メール(POP3)”欄を 127.0.0.1 に変更します。通常はこの設定です。」

この、OEの設定を「127.0.0.1 に変更します」という理由と意味が、
わたしにはわからないのです(泣)。
わからないことがあるまま、設定を続けるというのは、
わたしは不安なのですが(泣)。

慎重な安全策として、
SpamDumpに設定したアドレスに関して、
「サーバーにメールを残す」設定にしております。
また、SpamDumpが「安全」と判定したメールに関しては、
「別のアドレスに転送する」という設定をしております。

その慎重な設定ゆえに、
SpamDumpに設定したアドレスに入るメールは
OEに二件ずつ、入ってきます。
一つは通常ルートで受信するもの、
これはSpamDumpに「サーバーにメールを残す」設定がなされているためです。
もうひとつはSpamDumpから「安全」と判定されたものが、
「別のアドレスに転送する」という設定ゆえに、入ってくるものです。

二通ずつ入ってくるものを眺めながら、
「これでいいのかなあ」と思いつつ。
まあ「安全なもの」二通ですから、実害というほどでもなく、
運用に自信がついたら、
また、設定を変えればいいことと認識している現在です。

さて、おずおずと運用ですが、
大きな利点を二つ見つけました。

ひとつは、特定のアドレスを複数のPCで使う場合の利点です。
「サーバーにメールを残す」設定にしておくと、
通常は、この場合、
スパムの類も複数のPCで受信しなければなりません。
しかし、一台にこのSpamDumpを導入しておけば、
「サーバーにメールを残す」設定にしてあっても、
「スパム」と判定したものに関してチョイスして、サーバーから削除できることです。
つまり、導入機の方が受信が早ければ、
あらかじめスパムをチョイスしてサーバーから削除しておけば、
別のPCで受信する場合、このスパムは受信しなくていいわけ

かなり効率的に作業ができるということになります。

そして、もうひとつは、
スパムメールの類に関しての意識がちょっと変わったことです。

SpamDumpで表示されるのは、
「スパム」と判定されたメールのリスト、
「OK」と判定されたメールのリスト、
そして、自分の意志で、必要なときに、
「スパムの判定理由」や、「メールの全文表示」ができる。
ということは、
逆に言えば、見たくもないものは、
送信日時、アドレスと件名以外、目にふれなくてよくなる。

SpamDumpに「スパム」と判定されたメールは、
その判定理由を表示することができます。
こちらの方に関心が動くときでも、
その文面の内容には、もはや興味は何も湧かないというか。

つまり、
スパムはスパムであって、メールではないと思うというか、
なんだこりゃ的に思うメールに関して、
内容自体にたいした関心が動かなくなるというか。

例えば、判定理由で「未承諾広告」というタイトルが理由になったもの、
こんなものは、リスト以上の関心も何もありません。
削除キーを押すのみです。
実に、さらっとした感覚です。

わけのわからんスパムや迷惑メールに関して、
「要らないメール」と言いつつ、
「削除、削除」と思いつつ、
プレビュー画面で目に入ってくる内容にいかにこちらが反応させられているか
ということを、逆に思い知らされます。

迷惑メールに関してのお勉強:その3

2004年08月20日 | 迷惑メール対策のお勉強
迷惑メールに関しての、個人の事情としてですが。

わたしが管理の一部を担っている、ある小さな集団のオフィシャルサイトのメールアドレス。
このアドレスに対しての迷惑メールの数が、
現在、ハンパじゃありません。
7~8月の時期に、激増してるんではないかという感触があります。
このメールのプロバイダのサービスで、ウィルスに関しては、
オプションサービスとして、せっせと管理してくれていますが、
「謎の女性からのメール」や「出会い系サイト」、「バイアグラ」、「男性器増強サプリ系」が、山のようにやってきます。
せっせと削除するときに、
必要なメールまで消してしまいかねない状況です。

けしてPCに詳しいというわけでもないわたしと、
もっとPCに心もとない状態のボスとで、
なんとか、対策を練りたいと思う最近です。

自分の使用するアドレスを、
迷惑メールの送信者から守るということ、
その方法に関して、迷惑メールに関してのお勉強:その2でみていったのですが。

「お客」という存在を持つオフィシャルサイトとしては、
HP上のメールアドレスは、
そこからメールが送れるということに加え、
何度も目にふれ、覚えられるということも必要なのではないかということで、
アドレスの掲示は欠かせません。
そういう意味で、今後はエンティティ表記に変えていくことになりました。
それは、あくまでも今後に対しての善後策でありまして。

現在送られてくるものに関して、どうするか、なのですが。

以下、対策としては次のようになるのではないかと。

1.送られてくるものに対して、送信元のサーバー管理者やプロバイダのサポートサービスへ対処を依頼する。
2.スパム・フィルターソフトを導入する。
3.有料メールソフトを導入する。

1は「正攻法」だと思います。
迷惑メールに関してのお勉強:その1であげた、
迷惑メール撲滅私的調査会というサイトは、
この主義主張でつくられている、すばらしいサイトだと思います。

ただ、
送られてくるもの、ひとつひとつにこの対処をしていくというのは、
かなり膨大な雑務になってくるというか。
結局のところ、
「正攻法」よりも「自衛策」
ということになってくるのではないかと思います。

そこでメールを受け取る上での「フィルタリング」ですが。

ヤフーメールは、こうした機能に関して、
実に充実しているのではないかと思います。
Yahoo!メール - 迷惑メール対策というページを見ても、
それはよくわかります。
ただ、この機能はウェブメールとして、なんですよね。
通常使っているメールソフトを使ったPOPメールとして使用するときに、この機能があるわけではない。

オフィシャルサイトに、ヤフーメールという、フリーアドレスを貼るわけにもいきませんし、
ヤフーアドレスに転送設定しても、
発信はこのアドレスから行いますから、
結局メーラーにはアカウントとして設定しないわけにはいきません。

で、「2」と「3」、
これに関して、模索を始めています。

「2」に関しては、SpamDumpというソフトを、
とりあえずダウンロードして、試用を始めました。
いや、まだ、インストールしたてなので、
よくわからん状態での感想なのですが。
このソフト、きちんと設定してこそ、生きるソフトというか、
フィルタリング機能をユーザーが「育てて」いって、
生きるソフトというか。
怖いのは、設定が未熟なために、必要なメールを受信できなくなる可能性が
あることです。
オノレの未熟さを感じる自分には、かなり怖いです。
この辺の理由で、試用期間のみでアンインストールする方も多そうです。

とりあえず、モニターできるアドレスを設定して、
設定と使い方を模索しているのですが、
こういうアドレスには迷惑メールが全然来ないので、
きちんとモニターできない。
困ったモンです。

「3」に関してですが、
今、 Becky! 2というメールソフトに興味を持っているところです。

迷惑メールを作り出す業者って

2004年08月17日 | 迷惑メール対策のお勉強
「女性発信」という感じの迷惑メールを作り出す業者って
こういうトコロも、その一つなんでしょうか???

これは以前、「在宅でのお仕事しませんか?」営業メールが来た時に
出てきていたアドレスの一つです。
この種のもの、確か、一時期、いくつも来ていたような記憶があります。

この広告の「お仕事」ですが。
とにかく男性にアプローチして、返信されるものを「受信」しなければ
報酬が発生しないシステムになっています。
そういう意味では、大量に発信しつつ、
「相手をノセル」テクを編み出していかなければならないし、
膨大な量の送信や書き込みを行わなければ、ある程度の報酬は得られないでしょう。
大変なお仕事だと思います。

と、いう観点から眺めると、
このサイトの求人の記載に出てくる、
以下の記述がなかなかに味わい深いなあとも思ったり。

「おこずかいを稼ぐにはそれ相応の努力が必要となります。ヤル気のない方の登録はおやめください。」

確かに、この「サクラ」としてのお仕事も、
きちんと収入上げるためには、
それなりのプロ根性が必要だろうなあと思うのでした。

コレできる人は、
きっと、もっとまともな仕事、やってるというのが自然でしょうね。

迷惑メールが来るアドレス

2004年08月16日 | 迷惑メール対策のお勉強
迷惑メールが来るアドレスに関して、
ウェブ上のどこかに出したアドレスを
「メールアドレス収集ソフト」が拾っていくためだと思っていました。

実際、届くアドレスに関して、
そういう意味では「身に覚えのある」ものばかりでした。

しかし、全く身に覚えの無いアドレスにも届き始めました。

この全く身に覚えの無いアドレスで、とんだ迷惑メールが届き始めたアドレスは
ヤフーのIDを利用したフリーアドレスです。

このアドレスは、
「地域のダウン症児の親のグループ」のアドレスとして使っています。
外部への広報として、
ダウン症児の親としての気持ちや、
会の活動内容等を記載したリーフレットに連絡先として載せ、
グループ内でも、連絡先アドレスとして使っているものです。
ネット上に提示したことは一切ありません。
外部への広報も、
地域の保健所や、障害児療育施設、病院等に使うもので、
いわゆるこうした業者の目の触れる「一般」に出したことは
一切ありません。
そしてこのアドレスを使って「買い物」をしたことも、
どこかのサイトに登録をしたことも、一切ありません。

このアドレスに届いた迷惑メールは今のところ二通ではあります。
内容は「バイアグラ」と「男性器増大サプリメントハーバルビビリティ」です。
なんだかね、
使ってるアドレスの利用目的が目的だけに、
こんなのが入ってくると、泣けてきますよ、ホント。

ヤフーメールなので、迷惑フォルダに自動的に入って
分類されていますので、
それなりの解決はされていますが、
ここで疑問になってくるのは、

「ヤフーの個人情報って、本当に保護されてるの?」

ということなのですが。

この件に関して、ヤフーに問い合わせてみようと思っています。

迷惑メールに関してのお勉強:その2

2004年08月14日 | 迷惑メール対策のお勉強
スパムメール受信するアドレスで、最も頻度が高いのは次の3種です。

1.自分のHPの掲示板に載せているアドレス
2.アクセス数の多いサイトの掲示板に載せたことのあるアドレス
3.あるオフィシャルサイトに連絡先として公示してあるアドレス

1と2は、必要と認識し、半ば覚悟を持って載せたものです。
3は管理業務の一部を担っているために、複数の人間で受信し、
業務を処理しているものです。

この3種のアドレスに対して、
メールアドレス収集ソフト
なるものが、収集していったものと思われます。

このメールアドレス収集ソフト、
ネット上で簡単に入手することができます。
何らかの検索エンジンに「メールアドレス収集ソフト」と入れれば
複数の業者がどんどん出てきます。
つまり、簡単に手に入るもので、
スパム業者と言われる人たちが一般的に使っているものと思われます。

掲示板上に載せるのは、基本的に「フリーメール」のアドレスです。
これは、「生メアド」と呼ばれる、プロバイダのメールアドレスを
守るためです。
「フリーメール」のアドレスは、必要に応じて、解約ができます。
しかし、一度使い始めると、フリーメールとは言っても、
そのアドレスで動く、自分にとっての大切なメールが出てくると、
なかなか捨てることはできません。

そこでこの「メールアドレス収集ソフト」から自衛するために、
二つの方法を見つけました。

ひとつはこちらのサイトに学ぶやり方です。
掲示板上にアドレスを載せるときは
「aaa全角文字部分@削除よろしく×××」等、
アドレス部分に削除の必要があると判断しやすい文字列を混ぜるやり方です。

もうひとつはこちらのソフトを利用していくやり方です。
これは、上記のサイトで紹介されている通り、
メールアドレスの記載に「エンティティ表記」というものを使っていくやり方です。

いろいろな意味でどんどん進化していくインターネット、
自衛にも、いろいろお勉強が必要だなあと実感させられます。

迷惑メールに関してのお勉強:その1

2004年08月12日 | 迷惑メール対策のお勉強
こんなページを見つけました。

迷惑メール撲滅私的調査会

このサイトの主張は「スパムメールは無視が一番はマチガイです!」というもの。
この主張に沿った行動を取るための情報がたくさんの網羅されているサイトでした。

その中で、すごいなと思ったのは、

spamの被害に遭い始めたら(概要)

というコンテンツの中に、
”スパム苦情先探索ツール集「メールヘッダ解析システムhdpar」というものがあったことです。

わたしの使っているOEでは、
メールのヘッダ情報というのは、メールを選択して右クリック、
「プロパティ」選択で「詳細」を見ると出てきます。
ここまでは、わたしも知っていましたが、
その後の「見方」というのが、なんともはや、心もとないシロウト状態でありまして。
このサイトの「spam対応初心者用メールヘッダ解析講座」というコンテンツに助けられつつ、
ふむふむと、「お勉強」を開始しようと思っています。