S嬢のPC日記

2004年から2007年まで更新を続けていました。
現在ははてなで活動しています。

開設から記事投稿へ

2004年08月31日 | ブログ開設とその後
ブログを開き、
投稿を入れ始めたのが8月9日。
初投稿の内容は、やってきたスパムの紹介と
短文のコメントです。

コメントは、短文で、おさえました。
表面上は短文ですが、
この短文のコメントを入れるために、
かなりたくさんのページを開きました。

思うところはたくさんありましたが、
とりあえず、意識してコメント部を短文におさえたところはあります。
それは、無理に疾走して息切れすることになれば
自分が持たないと思ったからです。
わたしはせっかく開いた「場」を
自分のために、大切に扱いたかった。
まだまだ、この手のメールは自分のところにありましたし、
それを列挙しながら、
列挙するときに調べるページを見ながら、
生まれていくこともあるだろうと思うところもありました。

開いたページには、
ブログもありましたし、
普通の日記サイトも掲示板もありました。
ページとして、それを出さなかったのは、
自分にとっては、
どこもリンクするまでには価しなかった。
「自分の知りたいことが話題に出ている」のみが
抽出される情報でした。

わたしの欲しいのは、
その「問題」の「その先」で、
自分にとっての興味や関心は、
まさに、「その先」でした。

ブログを開いたということ、
そのページの存在、
それは誰にも知らせずにすすめていました。
自分が公開された、インターネットの「海」に出した道標は、
ただgooの「新着ブログ」と「新着日記」、そして「ブログ内検索」のみでした。
その膨大なリストの中から、誰かがピックアップして
やってくるとまでは思っていませんでしたし、
まだまだ、「公開」というレベルではなく、
自分にとっての「思考」の布石を積んでいる段階でした。
それでも、
公開された場に出していくことは
元々の思惑通り、
「表明の緊張感」を充分に感じるものでした。
「表明の緊張感」とは、
自分の出す言葉に対して、責任を持っていくことの緊張感で。

受信したメールの列挙と、短文のコメント。
表面上に出てくるのはコレだけでしたが、
そのために自分が調べるページの多さと
そこで自分が拾い始めるものに対して、
わたしは高揚感を感じ始めていました。

自分の持った「ブログ」というものの認識、

ブログというものは、
自分の開いた「家」で、
「広く他者に向かって、意見交換の可能性を提示できる」
場であると、解釈したのです。
(「ブログ開設まで」から引用)


ここに行くまでの、
まだまだ準備段階と思いながら、
緊張感と高揚の中、
わたしはせっせと投稿を入れていきました。
                    (つづく)

ブログ開設まで

2004年08月30日 | ブログ開設とその後
ブログというものの存在に関して、意識を向けたのは
3月頃だったと思います。
あるサイトで知り合った方とメールで話していて、
彼女がわたしに示したリンク先が
★日本沈没中★---危機感の無い日本人が日本を沈める「愛の反対は何?」
でした。
そして、このことを題材に会話をしていたのですが。

このサイトを見て、非常に興味深く感じました。
それまでは、ブログのことをよく知らないまま、
というか、よく知る必要性も感じないままに
単なる日記サイトとでも思っていたのですが、
「テーマを持った意見交換の交流の可能性がある媒体」
と、認識が変わりました。

ネット上の意見交換の交流としては、
サイトの掲示板というものがありますが、
これはどうしても管理人主体になる部分があると思います。
それは、管理人が管理をしている以上、
管理人の「お宅」であり、
「他人の家でここまで言っていいものか」的なニュアンスも
あるのではないかと。
ブログというものは、
自分の開いた「家」で、
「広く他者に向かって、意見交換の可能性を提示できる」
場であると、解釈したのです。

そんなことを思いつつ、日々は流れます。
ネット上において、
日常的に顔を出す掲示板が、
自分が管理の場もありますし、
他者が管理の場もありますし、
それなりに、また、時間は流れていったというか。

そして、そんな自分のところに、
わけのわからんメールが増え始めて、
そのことに関して、考察したい「欲」が出始めました。
最初は自分の管理する掲示板に
ぶつぶつと並べ立てていましたが、
感覚が変わったというか。
このスパム群に関しての考察に、
その掲示板のメンツをつき合わせたくなかったのです。
そこは、わたしがこの4年間、ずっと大事にしてきた場であり、
大事な応接間でありまして。
そこで、ホストが長すぎる歌を歌い過ぎるのはちょっと。。。
と言った感じでしょうか。
そりゃ、掲示板の投稿ではなく、コンテンツだろ?
みたいな感もありましたし。

自分の思考としては、もっと考察を重ねたかった。
でも、それはここではない、と感じたのですよね。
自分の考察を、誰に相手にして欲しいというわけでもない、
ただ、公開されるところで意見を表明していくことは
わたしにとっては緊張感を伴うものであり、
その適度な緊張感は、
非常に考察にプラスになる、という感覚が
これまで養えてきたものでありまして。

んじゃ、コンテンツだろ?
なんですが、
自分のHPで取り上げるのは、「違う」。
HPの主要テーマとは離れるわけです。

で、思い出したのが「ブログ」ということで。
おお、そういえば、gooのIDもあったではないか。

と、いうことで、
「開いていく」ことになったのでした。
(つづく)

文字だけで伝わることを信じたい

2004年08月28日 | ○○さんにトラックバック!
π氏の「顔文字」から
えっけんさんの「文字だけで自分の思いを伝えてみたい」
じゅん吉さんの「文字だけでは自分の思いの伝わらないむなしさ」に飛びました。
ふむふむと読みながら、
いろいろなことを思いつつ。

敬語、ですますといった丁寧語は、
「敬意」や「丁寧」といった意味の他に、
「敬遠」や「距離をおく」という役割を持つ部分がある。
相手に親しみを感じて、
この後者の意味をはずしていきたいと思うときに、
声も表情もなく、どうやって、文字だけで表していくか。
この辺は、人間関係を作っていく中で、
文字だけの世界では、「小さな賭け」の繰り返しのような気がします。

多少、大胆なはずし方をして、
賭けに勝つ時もあれば、負ける時もある。

その方法論の一つとして、
顔文字が使われる場合もあるのでしょう。
もともと、自分のキャラ立ての道具として使ってる人は
うまいですね、使い方が。

ただ、
ニュアンスを伝える「道具」という意味では、
文字よりも、どうにでも伝わるという危険もあるよなあと。
「親しさ」としての微笑みを表してるつもりでも、
慣れ慣れしすぎる感を与える場合もあるし、
「ウケた」笑いを出してるつもりでも、
嘲笑に取られる場合もあるでしょう。

同じ顔文字でも、
発する相手によって、受ける感触が違う、
こういうことも、まあ、あることなのではないかと。

結局は、
コミュニケートを取りたい相手と自分との
今現在の「距離」ということに対しての
アンテナというものが関係してくるのではないかとも思います。

わたし個人としては、
なんか、こう、
「自分と違うタイプの人間がつくった文化」
みたいな感じが、あって、
居心地の悪いモノではありますね、顔文字。
他者と、その顔文字に共通する意味がつかめていないのではないか
ってことを感じることもあるというか
だから、どこか「外国語」的で、
なんとか意味はつかめるけれども、
自分の言葉になるには、ちょっと距離があるなあという感じです。
たった数年のスパンで急に出てきた「記号」の意味するものよりも、
自分が成長の中でずっと使い続けてきて、
自分の中で、確実に文化になっている
普通の文字の力の方を
やっぱり信じたいと思うのですよね。

*TB
π氏の「顔文字」
えっけんさんの「文字だけで自分の思いを伝えてみたい」
じゅん吉さんの「文字だけでは自分の思いの伝わらないむなしさ」

*追加TB
Oriasuさんの「言葉と表情と顔文字」

ガイアックス王国の滅亡

2004年08月28日 | インターネット雑記
「3分で作れるHP」等のコピーで、
数々のコミュニティを作ったガイアックスが
時代の流れと共に、滅亡することになりました。

http://help.gaiax.com/2003/

思えば4年前の5月、
PCもインターネットも全くのシロウト状態で、
HTMLの知識もなく、FTPも操れず、
無謀状態で、わたしもガイアックスの住人として
自分のHPを手に入れたわけでして。

このコミュニティサイトで知り合う方々に、
いろいろな知識を伝授され、
その後、プロバイダのサーバーに「広告の無いHP」を開いていくことになるのですが。
やはり、自分はガイアックスから始まったという意味で、原点であり、
その原点が滅亡していくというのは、寂寞感が自分の中では大きいですね。

尚、一番最初にHTMLの手ほどきを受けたのがこちらのサイト
ちなみにこのサイトの管理者は、当時、中学生でした。

さて、このガイアックスのコミュニティで知り合って、
ずっとつき合いが続いている友人たちというのがいるわけで。
中でも、この4年、ずっとコツコツと日記をつけ続けてきたヤツがいまして。
自分もつきあってきた、彼の膨大な思考の数々は、
18から22という、彼の年齢の時代の意味を含め、
もう財産だなあとも思うわけです。

ガイアックスの滅亡ということで、
その膨大な財産を、ひとつひとつ、
ブログに移植していくという行動に出たわけで。
偉いなあ。

で、↓の「タイプ別性格判断」というサイトは、
彼に紹介してもらったものです。
この紹介してもらった期日の日記の移植が終わったようなので、
トラックバック、打ちに行きました。
出ドコはこちらです。

カテゴリーとプロフ、整理しました

2004年08月27日 | インターネット雑記
ブログ初心者、
試行錯誤の中、日々は進んでいます。
とにかく生むばっかりの状態から、
少し整理を加えました。
今までひとつのカテゴリーに全部ぶち込んでいたものを、
項目別に整理をし、
プロフを変えてみました。

プロフには
「タイプ別性格診断」というサイトの結果を
使わせていただきました。
「INTP型:問題を解決したがる」という中に
記載されてる文章が、
いかにも、このサイトの流れの象徴という感じで
おかしかったので(笑)

「メルマガ good(351号)」

2004年08月26日 | 迷惑メール対策のお勉強
メルマガとして、購読登録した覚えもなく、
飛びこんできたモノ
です。

件名に(351号)と記されていましたが、
今まで350号も発信されていたのでしょうか。
本当だったら、かなり多いというか。
毎日出していても、すでに一年近く・・・?

コレは残念ながら、
SpamDumpに、
設定していないアドレスに届きました。

スパム苦情先探索ツール集「メールヘッダ解析システムhdpar」
で、ヘッダを解析したところ、
改ざん含め、3つのサーバーを通してありました。
内容は「完全無料」をうたう「出会い系サイト」の広告です。

「経済文庫メルマガ担当」

2004年08月25日 | 迷惑メール対策のお勉強
メルマガとして、購読登録した覚えもなく、
定期的に飛びこんでくるモノ
です。

SpamDumpに、
「スパム」と判定されました。
判定理由は「実在しないメールアドレス」です。

件名は(長い)、以下の通りです。

■6千万円以上簡単収入の方法はあります。
■5億9千万円証拠有収入の証拠で出来る
■在宅で簡単にできるビックビジネスの方法
■景気の波に便乗する方法
■20歳以上男女は在宅経営者になる申し込み出来る■

”スパム苦情先探索ツール集「メールヘッダ解析システムhdpar」
で、ヘッダを解析したところ、
サーバーに改ざんが行われていました。

SpamDump導入その2

2004年08月24日 | 迷惑メール対策のお勉強
SpamDump、動いてます。

使い方も、なんとなく、わかってきました。
いや、まだ、完全に使いこなせてるとは言えないかもしれませんが、
機能自体のメリットはつかんできました。
試用期間終了後、送金する予定でいます。

さて、8/20~8/23までの、
「スパムメールと判定されたメールのリスト」ですが。
4つのアドレスに対し、4日間で37件でした。

以下、SpamDumpがスパムと認識した「判定理由」の内訳ですが、
以下のようになりました(重複アリです)。

・実在しないアドレス:10件
・スパム特有の書式:6件
・「未承諾広告」というタイトル拒否:4件
・英文メール拒否:2件
・フィルタリングからもれ、手動で「スパム」認定をしたもの:19件

フィルタリングにもれた中には、
ウィルスメールや、「ケーブルTVが見放題」広告、
そして、「謎の女性からのメール」が含まれます。
もれたものに関しては、
新しくフィルタリングの指定条件を入れられるものと、
入れることが難しいものとありました。
基本的には、いたちごっこ、的なとこがあるかもしれません。
ダークビジネスは、抜け道、抜け穴をつついてくるものだなあと実感もします。

バイアグラや、出会い系サイトのHTMLメールは、
「実在しないアドレス」か「スパム特有の書式」、
またはこの二つの重複という形が多かったです。

また、「経済文庫メルマガ担当」というのがありまして。
これは突然飛びこんできた「メルマガ」もどきです。
「実在しないアドレス」からのメールであると判定されました。

ネットで懸賞等に応募すると、
たいがいにおいて、メールマガジンの購読がセットになってきます。
「メルマガ」と記載されていれば、
その一種であると、錯覚を起こします。
つまり、自分がどこかで間接的に申し込んだものかな、と。
普通のメルマガのように、
気軽に文面にある「配信停止」処置をしてしまいそうになります。
しかし、内容が
いかにもうさんくさい儲け話の羅列なので、
「メルマガを装ったスパム」と判断し、
今まで、無条件に削除を続けてきたものです。
「実在しないアドレス」と判定され、
やはり・・・と、思いました。
だいたい、「メルマガ」に「担当」と付くのは、
なんなんでしょうか。
「メルマガを装う」ということで出てくる、
「メルマガのように見えてメルマガではない」ところを狙ったポイントなのでしょうか。

この「経済文庫メルマガ担当」を受信したアドレスは、
そもそも、懸賞応募用に作ったようなフリーアドレスです。
3千円のJCBの商品券が当たったこともあります。
個人情報の流用を怖れて、今は懸賞応募というものを全くしていませんが、
やはり、懸賞に応募することでアドレス自体が流れていくことは
常に可能性があると疑った方がよさそうです。

SpamDump導入

2004年08月21日 | 迷惑メール対策のお勉強
SpamDump、動いてます。

設定で未熟なことやったら、必要なメールが取れないかも、
と、ホント、怖々動かしています。

このソフト、
つまり、メールソフトとメールサーバーの間で動くソフト?
と、いえばいいんだろうか。
SpamDumpは、設定されたメールアドレスのメールを次々に受信し、
設定されたフィルタリングに沿って、
メールを「スパム」と「OK」に振り分けていきます。

説明を読みつつ、設定。
まずは、このソフトに、
フィルタリングをかけたいメールアドレスの設定をしていきます。
通常のメールソフトに設定をするように、
IDやパス、popサーバーを入れていきます。

ここで、導入後のメールソフトの方の設定ですが。
説明書ではこうなっています。

「SpamDumpをインストールしたPC上のメールクライアント(メールソフト)の場合:アカウントのプロパティで ”サーバー”タブの”受信メール(POP3)”欄を 127.0.0.1 に変更します。通常はこの設定です。」

この、OEの設定を「127.0.0.1 に変更します」という理由と意味が、
わたしにはわからないのです(泣)。
わからないことがあるまま、設定を続けるというのは、
わたしは不安なのですが(泣)。

慎重な安全策として、
SpamDumpに設定したアドレスに関して、
「サーバーにメールを残す」設定にしております。
また、SpamDumpが「安全」と判定したメールに関しては、
「別のアドレスに転送する」という設定をしております。

その慎重な設定ゆえに、
SpamDumpに設定したアドレスに入るメールは
OEに二件ずつ、入ってきます。
一つは通常ルートで受信するもの、
これはSpamDumpに「サーバーにメールを残す」設定がなされているためです。
もうひとつはSpamDumpから「安全」と判定されたものが、
「別のアドレスに転送する」という設定ゆえに、入ってくるものです。

二通ずつ入ってくるものを眺めながら、
「これでいいのかなあ」と思いつつ。
まあ「安全なもの」二通ですから、実害というほどでもなく、
運用に自信がついたら、
また、設定を変えればいいことと認識している現在です。

さて、おずおずと運用ですが、
大きな利点を二つ見つけました。

ひとつは、特定のアドレスを複数のPCで使う場合の利点です。
「サーバーにメールを残す」設定にしておくと、
通常は、この場合、
スパムの類も複数のPCで受信しなければなりません。
しかし、一台にこのSpamDumpを導入しておけば、
「サーバーにメールを残す」設定にしてあっても、
「スパム」と判定したものに関してチョイスして、サーバーから削除できることです。
つまり、導入機の方が受信が早ければ、
あらかじめスパムをチョイスしてサーバーから削除しておけば、
別のPCで受信する場合、このスパムは受信しなくていいわけ

かなり効率的に作業ができるということになります。

そして、もうひとつは、
スパムメールの類に関しての意識がちょっと変わったことです。

SpamDumpで表示されるのは、
「スパム」と判定されたメールのリスト、
「OK」と判定されたメールのリスト、
そして、自分の意志で、必要なときに、
「スパムの判定理由」や、「メールの全文表示」ができる。
ということは、
逆に言えば、見たくもないものは、
送信日時、アドレスと件名以外、目にふれなくてよくなる。

SpamDumpに「スパム」と判定されたメールは、
その判定理由を表示することができます。
こちらの方に関心が動くときでも、
その文面の内容には、もはや興味は何も湧かないというか。

つまり、
スパムはスパムであって、メールではないと思うというか、
なんだこりゃ的に思うメールに関して、
内容自体にたいした関心が動かなくなるというか。

例えば、判定理由で「未承諾広告」というタイトルが理由になったもの、
こんなものは、リスト以上の関心も何もありません。
削除キーを押すのみです。
実に、さらっとした感覚です。

わけのわからんスパムや迷惑メールに関して、
「要らないメール」と言いつつ、
「削除、削除」と思いつつ、
プレビュー画面で目に入ってくる内容にいかにこちらが反応させられているか
ということを、逆に思い知らされます。

迷惑メールに関してのお勉強:その3

2004年08月20日 | 迷惑メール対策のお勉強
迷惑メールに関しての、個人の事情としてですが。

わたしが管理の一部を担っている、ある小さな集団のオフィシャルサイトのメールアドレス。
このアドレスに対しての迷惑メールの数が、
現在、ハンパじゃありません。
7~8月の時期に、激増してるんではないかという感触があります。
このメールのプロバイダのサービスで、ウィルスに関しては、
オプションサービスとして、せっせと管理してくれていますが、
「謎の女性からのメール」や「出会い系サイト」、「バイアグラ」、「男性器増強サプリ系」が、山のようにやってきます。
せっせと削除するときに、
必要なメールまで消してしまいかねない状況です。

けしてPCに詳しいというわけでもないわたしと、
もっとPCに心もとない状態のボスとで、
なんとか、対策を練りたいと思う最近です。

自分の使用するアドレスを、
迷惑メールの送信者から守るということ、
その方法に関して、迷惑メールに関してのお勉強:その2でみていったのですが。

「お客」という存在を持つオフィシャルサイトとしては、
HP上のメールアドレスは、
そこからメールが送れるということに加え、
何度も目にふれ、覚えられるということも必要なのではないかということで、
アドレスの掲示は欠かせません。
そういう意味で、今後はエンティティ表記に変えていくことになりました。
それは、あくまでも今後に対しての善後策でありまして。

現在送られてくるものに関して、どうするか、なのですが。

以下、対策としては次のようになるのではないかと。

1.送られてくるものに対して、送信元のサーバー管理者やプロバイダのサポートサービスへ対処を依頼する。
2.スパム・フィルターソフトを導入する。
3.有料メールソフトを導入する。

1は「正攻法」だと思います。
迷惑メールに関してのお勉強:その1であげた、
迷惑メール撲滅私的調査会というサイトは、
この主義主張でつくられている、すばらしいサイトだと思います。

ただ、
送られてくるもの、ひとつひとつにこの対処をしていくというのは、
かなり膨大な雑務になってくるというか。
結局のところ、
「正攻法」よりも「自衛策」
ということになってくるのではないかと思います。

そこでメールを受け取る上での「フィルタリング」ですが。

ヤフーメールは、こうした機能に関して、
実に充実しているのではないかと思います。
Yahoo!メール - 迷惑メール対策というページを見ても、
それはよくわかります。
ただ、この機能はウェブメールとして、なんですよね。
通常使っているメールソフトを使ったPOPメールとして使用するときに、この機能があるわけではない。

オフィシャルサイトに、ヤフーメールという、フリーアドレスを貼るわけにもいきませんし、
ヤフーアドレスに転送設定しても、
発信はこのアドレスから行いますから、
結局メーラーにはアカウントとして設定しないわけにはいきません。

で、「2」と「3」、
これに関して、模索を始めています。

「2」に関しては、SpamDumpというソフトを、
とりあえずダウンロードして、試用を始めました。
いや、まだ、インストールしたてなので、
よくわからん状態での感想なのですが。
このソフト、きちんと設定してこそ、生きるソフトというか、
フィルタリング機能をユーザーが「育てて」いって、
生きるソフトというか。
怖いのは、設定が未熟なために、必要なメールを受信できなくなる可能性が
あることです。
オノレの未熟さを感じる自分には、かなり怖いです。
この辺の理由で、試用期間のみでアンインストールする方も多そうです。

とりあえず、モニターできるアドレスを設定して、
設定と使い方を模索しているのですが、
こういうアドレスには迷惑メールが全然来ないので、
きちんとモニターできない。
困ったモンです。

「3」に関してですが、
今、 Becky! 2というメールソフトに興味を持っているところです。

迷惑メールを作り出す業者って

2004年08月17日 | 迷惑メール対策のお勉強
「女性発信」という感じの迷惑メールを作り出す業者って
こういうトコロも、その一つなんでしょうか???

これは以前、「在宅でのお仕事しませんか?」営業メールが来た時に
出てきていたアドレスの一つです。
この種のもの、確か、一時期、いくつも来ていたような記憶があります。

この広告の「お仕事」ですが。
とにかく男性にアプローチして、返信されるものを「受信」しなければ
報酬が発生しないシステムになっています。
そういう意味では、大量に発信しつつ、
「相手をノセル」テクを編み出していかなければならないし、
膨大な量の送信や書き込みを行わなければ、ある程度の報酬は得られないでしょう。
大変なお仕事だと思います。

と、いう観点から眺めると、
このサイトの求人の記載に出てくる、
以下の記述がなかなかに味わい深いなあとも思ったり。

「おこずかいを稼ぐにはそれ相応の努力が必要となります。ヤル気のない方の登録はおやめください。」

確かに、この「サクラ」としてのお仕事も、
きちんと収入上げるためには、
それなりのプロ根性が必要だろうなあと思うのでした。

コレできる人は、
きっと、もっとまともな仕事、やってるというのが自然でしょうね。

迷惑メールが来るアドレス

2004年08月16日 | 迷惑メール対策のお勉強
迷惑メールが来るアドレスに関して、
ウェブ上のどこかに出したアドレスを
「メールアドレス収集ソフト」が拾っていくためだと思っていました。

実際、届くアドレスに関して、
そういう意味では「身に覚えのある」ものばかりでした。

しかし、全く身に覚えの無いアドレスにも届き始めました。

この全く身に覚えの無いアドレスで、とんだ迷惑メールが届き始めたアドレスは
ヤフーのIDを利用したフリーアドレスです。

このアドレスは、
「地域のダウン症児の親のグループ」のアドレスとして使っています。
外部への広報として、
ダウン症児の親としての気持ちや、
会の活動内容等を記載したリーフレットに連絡先として載せ、
グループ内でも、連絡先アドレスとして使っているものです。
ネット上に提示したことは一切ありません。
外部への広報も、
地域の保健所や、障害児療育施設、病院等に使うもので、
いわゆるこうした業者の目の触れる「一般」に出したことは
一切ありません。
そしてこのアドレスを使って「買い物」をしたことも、
どこかのサイトに登録をしたことも、一切ありません。

このアドレスに届いた迷惑メールは今のところ二通ではあります。
内容は「バイアグラ」と「男性器増大サプリメントハーバルビビリティ」です。
なんだかね、
使ってるアドレスの利用目的が目的だけに、
こんなのが入ってくると、泣けてきますよ、ホント。

ヤフーメールなので、迷惑フォルダに自動的に入って
分類されていますので、
それなりの解決はされていますが、
ここで疑問になってくるのは、

「ヤフーの個人情報って、本当に保護されてるの?」

ということなのですが。

この件に関して、ヤフーに問い合わせてみようと思っています。

迷惑メールに関してのお勉強:その2

2004年08月14日 | 迷惑メール対策のお勉強
スパムメール受信するアドレスで、最も頻度が高いのは次の3種です。

1.自分のHPの掲示板に載せているアドレス
2.アクセス数の多いサイトの掲示板に載せたことのあるアドレス
3.あるオフィシャルサイトに連絡先として公示してあるアドレス

1と2は、必要と認識し、半ば覚悟を持って載せたものです。
3は管理業務の一部を担っているために、複数の人間で受信し、
業務を処理しているものです。

この3種のアドレスに対して、
メールアドレス収集ソフト
なるものが、収集していったものと思われます。

このメールアドレス収集ソフト、
ネット上で簡単に入手することができます。
何らかの検索エンジンに「メールアドレス収集ソフト」と入れれば
複数の業者がどんどん出てきます。
つまり、簡単に手に入るもので、
スパム業者と言われる人たちが一般的に使っているものと思われます。

掲示板上に載せるのは、基本的に「フリーメール」のアドレスです。
これは、「生メアド」と呼ばれる、プロバイダのメールアドレスを
守るためです。
「フリーメール」のアドレスは、必要に応じて、解約ができます。
しかし、一度使い始めると、フリーメールとは言っても、
そのアドレスで動く、自分にとっての大切なメールが出てくると、
なかなか捨てることはできません。

そこでこの「メールアドレス収集ソフト」から自衛するために、
二つの方法を見つけました。

ひとつはこちらのサイトに学ぶやり方です。
掲示板上にアドレスを載せるときは
「aaa全角文字部分@削除よろしく×××」等、
アドレス部分に削除の必要があると判断しやすい文字列を混ぜるやり方です。

もうひとつはこちらのソフトを利用していくやり方です。
これは、上記のサイトで紹介されている通り、
メールアドレスの記載に「エンティティ表記」というものを使っていくやり方です。

いろいろな意味でどんどん進化していくインターネット、
自衛にも、いろいろお勉強が必要だなあと実感させられます。

迷惑メールに関してのお勉強:その1

2004年08月12日 | 迷惑メール対策のお勉強
こんなページを見つけました。

迷惑メール撲滅私的調査会

このサイトの主張は「スパムメールは無視が一番はマチガイです!」というもの。
この主張に沿った行動を取るための情報がたくさんの網羅されているサイトでした。

その中で、すごいなと思ったのは、

spamの被害に遭い始めたら(概要)

というコンテンツの中に、
”スパム苦情先探索ツール集「メールヘッダ解析システムhdpar」というものがあったことです。

わたしの使っているOEでは、
メールのヘッダ情報というのは、メールを選択して右クリック、
「プロパティ」選択で「詳細」を見ると出てきます。
ここまでは、わたしも知っていましたが、
その後の「見方」というのが、なんともはや、心もとないシロウト状態でありまして。
このサイトの「spam対応初心者用メールヘッダ解析講座」というコンテンツに助けられつつ、
ふむふむと、「お勉強」を開始しようと思っています。