S嬢のPC日記

2004年から2007年まで更新を続けていました。
現在ははてなで活動しています。

ザ・ベストテン

2004年12月31日 | 音楽
年末の特集番組として、毎年なんとなく見てしまうのですが。
今年は醜悪だったなあと。
「同窓会」でも「あの人は今」的番組でもなんでもいいんですが、「過去の人がたまたま出てきた」のではなく、出てきた姿の中に「今の仕事のレベル」が見たいです、わたしは。

松田聖子は化け物的なとこが嫌いでした。
「作った少女」的なあざとさも、嫌いでした。
娼婦化していくとこも、生理的に受け付けませんでした。

でも、今年のこの「ベストテン」では、「仕事のレベルの質」を、数分間のショーの中で維持している数少ない一人だったと思いました。
歌手、なんだからね、数分間の歌の世界が、質として維持されていればそれでいいじゃない、と思いましたね。
年齢の上昇と共に、微妙に声質が変化しているのだけれど、それも計算に入れていること、彼女の歌の個性として「J」の音を立てるところも、若いときのあざとい計算というものとは趣が変わっていることもすごいなと思いました。
好きか嫌いかといえば、いまだに好きにはなりませんが。
しかし、化粧はすごいね。
暗闇で出くわしたら、まちがいなく悲鳴をあげそうです。

C-C-Bは。
けっこう好きだったんですけどね、関口さん。
大変お変わりになっていて、「どこにいるの彼は?」状態でしたが、不満だったのはその見かけの変貌ではなく、曲の中で彼の声が聞こえなかったことです。
いいじゃないか、見かけが変わったって。
堂々としろよ、的に思ってしまった。

大橋純子は、小さい体で、ぶわーっと凄まじいと思えるような声量がすごく好きだったのですが、結局「不発」で終わってしまった。
加齢によるものでしょうか、残念です。

吉川晃司、
なんで出たんだろ、この番組。
自身の「今」を見せつけるようなステージはかっこよかったので、逆にこの醜悪な番組から浮いていたような気もしました。

黒柳徹子の、下品な、人を傷つける言葉の連発は、番組の醜悪さに拍車をかけていました。
来年、この番組、やっていても、多分もう見ない。
ぐずぐずと、醜悪な演出の「過去」を見るよりも、元気な「今」の方が見たいと思いました。
いつ、この醜悪さが「挽回されるのか」と思いつつ、番組の合間にくり返されるビールや発泡酒の宣伝を見ながら映像につられてしまって、すっかり飲みすぎてしまいました。

続:Googleでの検索順位

2004年12月30日 | たったひとつのたからもの
Googleでの「たったひとつのたからもの」というワード検索で、コチラの記事が、また、トップページに落ち着いています。
ドラマ放映からずいぶんたちましたが、DVD発売が決まったようで、また、このワードでの検索が増える可能性も出てきたようです。

検索エンジンのシステムとはいえ非常に残念なのが、長いことこの検索でトップページに表示されていたあるサイトが、表示自体から消えてしまったことです。
個人が持つ「ドラマの感想文」の大群が、このサイトを押しのけてしまったことは、とても残念です。
そのサイトとはWEBリング * たったひとつのたからもの *です。

検索で出てくる順位としては、ドラマ、書籍、明治安田生命CMのオフィシャルサイトがまず出てくるのは妥当ですし、その順位自体が変わろうとも、これがまず検索として上がるのは不動でしょうし、動いて欲しくないと思う。
そして、現在、その次に来ているのが以前、こちらでも紹介した静岡教育サークル/シリウス「たったひとつのたからもの 人の幸せは命の長さではない」
これも高順位は妥当。というより、個人的な意見として、この位置を動いて欲しくないと思います。

個人的な意見として、ですが、高順位に現れて欲しいと思うものが、こころがしあわせになるプログラム「たったひとつのたからもの」です。
自分のところがリンクされているからということではなく、このブログ自体が非常に内容豊かなものであると思われるのがその理由です。

高順位に現れるもので、大量トラックバックを送ったものも出てきます。
非常に失礼な言い方ですが、「この程度の内容でよくこれだけのトラックバックが打てるものだ」とも思います。
まあ、システムがある以上それも自由なのですが、その行動に対してこんな感想を持たれてしまうことも結果としては仕方ないことではないのかな、とも思います。
(勝手ながら、わたしは削除させていただきました)

わたしはコチラの記事で、14件のブログのリンクを貼り、トラックバックを送りました。
自分としては、初めての、たくさんのトラックバックで、非常に緊張しました。
ひとつひとつの記事にコメントを入れるのではなく、トラックバックを入れることで、お気持ちのある方と会話ができたら、という思いでした。
素直に読ませていただいたものもありますし、ふむふむと思うものもありましたし、「ん???」と感じるものもありました。
「ん???」と感じたところに対しては、そこで反論してどうというよりは、トラックバックを送ることで、まず「出会いたかった」です。
その上で、もしも対話をすることができたなら、相手を傷つけずに伝えることができたら、と思っていました。
しかし、この方とは結局対話ができず、今日確認したら、トラックバックを送った記事自体が、ネット上から消えていました。
非常に残念です。
伝えることができたら、と思っていたのは、この方の文章の中の「ダウン症イコール健康に深刻な問題がある」ととられかねない記載の部分に対して、「深刻な合併症の無いダウン症の子どもたちには、普通の子どもと変わらないくらい健康な子も多い」ということだったのですけどね。

2005年の年賀状

2004年12月27日 | たったひとつのたからもの
今年は「娘用」年賀デザインを用意しました。
「娘用」と言っても、娘が書くわけではなく、娘に関する人間関係の方々にお送りする分の専用デザインを作ったということで。
差出人名は娘で、付け足しのようにわたしの名前を添えた「娘用年賀状」です。
娘の「元気いっぱい」の写真と、学校祭に展示された娘の作品の写真をちりばめてみました。
写真に写る色彩を微妙に合わせて、
ふっふっふ、我ながら、いい出来に仕上がりました。

「死にそうだった子どもが生きて育つ写真は何よりの喜び」
とおっしゃってくださった、入院時にお世話になった医師の方々。
乳幼児期の療育でよくしてくださった専門家の方々、
保育園時代に、入園児、在園児にとてもよくしてくださった当時の園長や保育士の方々。
小学校時代にお世話になった先生方。
そして、娘がいなければ知り合わなかっただろう人間関係の数々。
「娘用」のデザイン分は、けっこうな「売れ行き」です。
今年度の入学で、また、人間関係も増え、
住所録に新規で加えなければいけない方々もいらっしゃるのですが、
先日、思いもよらず突発的にお世話になった、
そう、こちらの記事でも書きました高校の校長先生にも出そうかな、などと思っております。
ご迷惑かしら。
いやいや、縁は異なもの、
(そうそう、紛れ込んできた子はこんな子だった)と思っていただければ幸いかな、と。

さて、今年もあますところ、あと数日です。
(その割には、まだまだやること、山積み・・・)

大好き!「ハンガーマン」

2004年12月26日 | つぶやき
ハンガーマンってナニモノ?

この人です。

大道芸人です。
ジャグリングを芸としてる人です。
「お笑い系ジャグラー」とも、言います。
しゃべりっぱなしで、芸を連続していきます。

展開の組み立てがうまい、とも思います。
どこでどうやって、客を惹きつけて、どこでどうやって「ショー的要素」を持たせていくか。
そうした計算を嫌味無く展開させていきます。

客の反応との「掛け合い」が絶妙です。
反応を引き出すことで、客との「場の一体感」を持たせていきます。
反応を出していくことで、客が「場に参加している」楽しさを持つことができます。

笑いを取りながら場を展開していく中で、
芸の一瞬前に、緊張感のある集中した表情を垣間見せてくれます。
笑いを取りながらも「集中します」と言うときの表情が好きです。

一回のショーの時間は、見ながら時計を見たことが一度も無いのでよくわかりません。
3~40分くらいかなと思います。
一度のショーで、だいたい100人以上は軽く集まっていると思います。
最後の大技を見せる前に「チップの説明」があります。

大道芸人は、お客さまのチップで生活をしています。
ショーをする場所では許可を受けていますが、ギャラをもらってるわけではありません。
心と財布に余裕のある方、お願いします。


この説明をするときに、
軽やかに笑いを取りながら、必ず一人称を「わたしたち」と言っています。
「わたしたち大道芸人は」という言い方をします。
「チップのおねだり」というより、「大道芸人の大道芸の位置づけに対しての向上」を呼びかけられているような気がします。

小銭は、持って帰るのが重いんですよ、
そういうとこ、よろしくお願いしますね。


こんな言い方で、笑いを取る。
笑いを取りながらも、ここでもやはり、「大道芸人の大道芸の位置づけに対しての向上」を呼びかけられているような気がします。

チップの入れ場所とタイミングが出されたときに、わたしは客の先陣を切って一番に息子にチップを入れにいくように促します。
息子に持たせるのは「小銭」ではなく、「お札」です。
彼の「ショー」に見合うのは「小銭」ではなく、「お札」だと思っています。
先陣を切って一番に息子に行かせるのは、他の観客に対して「お札」を目立たせるためです。
それが、彼が「大道芸人の大道芸の位置づけに対しての向上」を呼びかけられているような気がすることへの「返答」です。

軽く100人の観客がいても、
彼の芸にどよめきと笑いがどんなに起こっても、
「タダ見」で立ち去る人も多いですし、「小銭」の音も響きます。
それでも「お札」の人も存在しますし、先陣を切って「お札」が入ることで、「お札」が増えてくれればいいなと思います。

ウチは家族揃って、ハンガーマンのファンです。
クリスマスの夜の「楽しい記念撮影」です。
娘が帰宅後に、家中のものを振り回し、投げてはキャッチに失敗し「ジャグリングごっこ」に長時間興じるのを彼が知らないのは、ある意味残念です。

サンタって、いくつまで信じるもの???

2004年12月24日 | つぶやき
わたしは幼稚園児の時に、すでにわかってしまっていたのです、
「サンタが父親」だと言うことを。
ある夜、眠っているときに、
夢うつつのなかで、母が電話をしているのを聞きました。
口調で相手が父だとすぐにわかりました。
母は電話の向こうの「父」に、
わたしと姉が「サンタさんにお願い」した品物を告げていました。
25日の朝、サンタさんのプレゼントは、
”いつも買い物をするデパートのクリスマス用包装紙”に包まれていました。

「ママ、これはパパが○○デパートで買ってきたのよね」
「・・・・。
 おねえちゃんにはナイショよ」


姉が”家族に守られながら”、サンタさんを信じていたのはいくつまでだったか、忘れました。

さて、今日はクリスマスイブ。

子どもたちが幼児の頃は、12月になると毎晩クリスマスの絵本を読んでやっていました。
もちろん、絵本の中には、「サンタさん」はスターのように登場していました。
25日の朝は、目がさめると、子どもたちは布団から飛び出し、クリスマスツリーのそばからプレゼントを探し出して歓声をあげていました。

でね。
13歳娘と10歳息子。
13歳知的障害児はともかくとして、10歳息子。
いまだに、彼、マジ。サンタさん。
おととしくらいから「サンタさんがどうの」とか、もう言ってません、わたし。
だってねえ、こっぱずかしくって。
でも、いまだに彼、マジ。サンタさん。
今夜の天気まで心配するほど。

ま、そっとしておきますけど。。。

(幼児のときに、ちとノセ過ぎたかも・・・)

「楽しい冒険」かよ、ったく・・・、です。

2004年12月22日 | 自力通学
電車利用(乗り替えアリ)の「自力通学」を目標にした、13歳のウチの知的障害児。
「自力通学」能力、獲得と判断したのは、少し前のこと。
ずーっと順調だったのに。。。

こら、
勝手に経由駅で降りるな。
高校生にまぎれて、バスに乗るな。
高校生にまぎれて、勝手に知らん高校に行くな。
知らん高校の校長室で、校長を遊び相手にするな。

経由駅からバスで10分ほどの高校から、8:40に養護学校に連絡。
養護学校から担任が引き取りに行きました、通学途中の、ウチの娘。
通学の能力が無いわけではなく、
「寄り道」の確信犯。

担任から、連絡。
「落ち着いていますのでご安心ください」
「楽しそうでしたよ。」
高校に、ご挨拶の電話を入れる。
「かわいいお嬢さんでしたよ。」

少し困って途方にくれてくれてたら、同じようなことをやらないはずなのに、結局本人には「楽しい冒険」になったモヨウ。
まったく、人の善意を引き出すのがうまいのも、困りものだ。。。

楽しそう、だったのかなあ、高校生の一群。

・・・わかったよ、ちょっと待ってな。
あの年代と接しられるような活動の機会、作ってやるよ。
さあて、どっからどう手をつけるかな。
「楽しい冒険」が落とした「その先」。
2005年の課題だな。

*参考記事
「娘の自力通学に関して」

クリスマスに椅子はいかが?

2004年12月21日 | 音楽
急に寒くなってきて、冷たい空気の中、クリスマスのライトアップがきれいです。
クリスマスのライトアップは、「吐く息の白さ」が似合うような感じがします。

さて。
B'zの「いつかのメリークリスマス」です。
クリスマスの夜の情景が順々に見えていくようで、好きな曲なのですが。

しかし。
「椅子」?
プレゼントに「椅子」?
抱えて電車に乗れる「椅子」?

クリスマスに「折り畳みのパイプ椅子」ってことはなかろ?
抱えて帰れる、細身の「椅子」でもあるんですかね、なんとかかんとかのブランドとかで。

クリスマスソングなんだけど、
そう、けっこう好きな曲なんだけど、
どーも、ここで一瞬、止まるんですよね、思考。
「君の欲しがった椅子」。

椅子、ねえ。

歌詞と体現

2004年12月20日 | 音楽
「勝手にしやがれ」という曲がありまして。
沢田研二の’77年のヒット曲です。
この曲、THE HIT PARADEというアルバムの中で稲葉浩志によってよみがえりまして。
わたし、もともと、好きな曲なんですよね、コレ。
まあ、沢田研二好きだったこともあるんですが。

歌詞の全文はコレなんですが。
稲葉浩志版聞いたときに、初めてわかったことがあって。
それはこの部分なんですが。

夜というのに派手なレコードかけて
 朝までふざけよう、ワンマンショーで


なんかね、泣きそうになっちゃうですよ、「この男の子」のワンマンショーの姿が。
で、ばんばん、来るんですよ、この曲全体に流れる「この男の子」の失恋の姿が。

この辺の「聞く感覚」の違いは、自分が年食ったからかと思ったんですが、どうも違うような気もして、レンタルでジュリー版借りてきて聞いてみました。
やっぱりジュリー版は、違う。
失恋を題材にした「3分間のスターのショー」、だったんですよね。
確か、帽子投げたりしてたし。

曲のアレンジが違うってことだけじゃない、
この曲の「せつなさの体現」って意味では、稲葉浩志に軍配、だなと思いました。

トリュビュートアルバムって、けっこう好きなんですが、「超える」ものを感じるアルバムというのは、聞いていてもなんかうれしいですね。
「生まれる」ものは、「後から生まれる」ものに超えられる運命を持っていると思うところがあるので。

個人ページと広告

2004年12月19日 | インターネット雑記
人がどうしようと、その人の自由だと思うのですが。
と、いうことで、あくまでもわたし自身の感覚として。

わたしは広告が貼ってある個人ページは、画面が汚い感じがして、自分ではやりたいと思わない。
広告がついている無料HPサービスは、あまり使いたいと思わない。
広告バナーは、たいがいにおいて、ギラギラしていて汚らしいと思う。
自分から自分のスペースに小遣い稼ぎの広告をつけようとするのは、品が無い感じがしてイヤだ。

gooブログは、広告が無い。
唯一ある「広告」と言えば、「gooですよ」というバナーがあるけれど、色彩として邪魔にならず、下品でもない。
「無料サービス」ながら、品が保てる感じがとても好き。

生み出すもの、生まれ出るもの

2004年12月16日 | たったひとつのたからもの
ポプリです。
まあ、きれい。
いや、実はポプリが重要なのではなく、重要なのは「ポプリを入れている陶器」です。

うっふっふっふ。
この陶器、娘が通う養護学校の作業の時間に、「陶芸」として、娘が作って焼いたものです。
「作る」のは娘、それを「使って生かす」のはわたし。
まあ、きれい。まあ、ゴキゲン。
早速「使って生かす」結果の写真を撮り、この写真を「陶芸」の教科担任の先生に贈りました。
「作る」のは娘、そしてそれを「指導・支援」して、「生み出す」ことに加担しているのは先生。
「使って生かす」結果は、先生のものでもあるからね、と思って。

障害のある娘、障害の無い息子。
障害の無い息子が、こうした「作品」を作って持って帰ってきても、ここまで作品に対してわたしが「愛着を持つ」か。
正直なところ、持たないと、思う。
それは、娘の人生のひとつひとつが「支援」で成り立っているからかもしれない。
息子が「作品」を作っても、それは彼の人生の中の、通過の一つのように感じる。
でも、娘が作る「作品」は、関わる「支援」というものとのコラボレーションのようなものを感じるのですよね。

障害を持つ子を育てるというのは、「チームで関わる子育て」の連続かもしれない。
娘が焼いた「お皿」の数々は、お世話になった方で大事にしてくれそうな方に、少しずつお分けしたいと思っています。

Googleでの検索順位

2004年12月15日 | たったひとつのたからもの
不思議ですねえ、Googleという検索エンジンの順位。
ページからページへのリンクの回数が、ページの重要性と計算されるシステムだということですが。

「たったひとつのたからもの」というワードで検索して、Googleの検索で現れるのは、今日現在で7810件。
ある時期まで、「たったひとつのたからもの」というワードでの検索で、わたしのところの特定の記事がトップページに現れていました。
12月6日に、「部分表示」から「全文表示」に変更して数日後に、トップ200件の表示からも消えました。
これは「部分表示」と検索順位 という自記事でもふれたように、クリック一回分が減ったことで、ページからページへのリンク回数が半減したことが影響したと解釈していました。

それが、昨日見てみたら、また出てきているのですよ。
Googleでの順位なんぞ、毎日チェックしてるわけでもないので、はっきりといつからかはわからないのですが。
2ページ目のトップに出てくるという、「返り咲き」状態になっています。
「消えた」のは、見間違い?
いや、ちがいますよ。
こんなに簡単に影響するんだなあと思って、何度も確認しましたから。

記事限定のアクセス解析の結果は、非常に興味深いです。
安定したアクセス数をキープしていながら、コメント等の反応は皆無です。
ブログというより、ウェブサイトとしての動きをしているように思います。
半月の間に、10種類の大学、5種類の専門機関からのアクセスが記録されています。
もちろん、個人情報のひとつなので、大学名を出すことはできませんが、その大学たるや、そうそうたるものです。
国公立が、多い。
これがこの、「たったひとつのたからもの」というワードが投げかけるものの大きさなのでしょう。
このことを考えると、Googleの順位の「返り咲き」は、おおいに喜ぶべきものかもしれません。

実は本人は「喜ぶ」というより、かなり冷静な客観視という部分が大きいのですけれどね。
前記事で記載した文章を再び引用すれば、
この記事と、このカテゴリで書いた記事群と、そしてコメントをいただいた方と作り上げたものに関しては、検索の順位とは無関係にその内容には自信を持っていますし、持ち続けるだろうとも思っています」から。
そして、この記事群のアクセス数にかかわらず、この記事群で自分が得た充実感は、変わらずに消えないと思っています。

素敵な71

2004年12月14日 | 音楽
今日は年末の片づけをしに、朝から73の父と71の母と二人で暮らしている「実家」に行ってました。
横浜から東京都内の実家まで、約1時間半って距離で。

さて、母ですが。
71です。
一応は健康ですが、骨粗鬆症を持っています。
ちょっとした風邪でも、微熱がなかなか取れなくなりました。
体力も落ちています。年取ったなあとも思います。
かがむのがきつくなったという母のために、せっせと雑巾持って家の中を動きまわりました。

その、母、との今日の会話の一部ですが。

「GLAYって、どんどん曲が良くなるわね」

いや、好みもありますし、「どんどん良くなる」のかどうかは、もちろん評価が分かれると思いますが。
でも、単純に言って、「すげー71歳」じゃありませんか?と思う。
お土産にビヨンセのCD持っていったんだけど、もちろん既知です。
「次はMISIAを」と、リクエストされました。
何年も前から、スガシカオのファンです。
「女子十二楽坊って、最初はへえって思っても、すぐ飽きるわよね」
と、いうのが、母の弁です。

母に「音楽」を供給するのは、もっぱらFMです。
母は、昔から、FMを聞きながら料理をしていました。
今は加齢により、あまりやらなくなりましたが、洋裁や手芸、版画といった手作業が趣味で、こうした時もFMを聞きながらです。

CDを買ったり借りたりもしたいそうなのですが、CD店は「わさわさとしていて入りにくく」、レンタル店は「年寄りがうろうろしてると嫌がられる感じ」がするそうです。
家のすぐそばにツタヤがあるんですけどね。
と、いうことで、わたしはもっぱら「CD供給係」になっています。

「昔の話って、あんまり興味ないのよね」という母。
こんな年の取り方、わたしもしたいです。

車で聞いている音楽

2004年12月13日 | 音楽
現在、車のCDのチェンジャーに入っているCDです。
「うるさい」系、が、多いですね、現在。

1.Disco Nights 2
2.DISCO FEVER SUPER NON-STOP
3.The Eighties
4.THE HIT PARADE
5.THE BADDEST II
6.Dengerously in love
7.アニメポケットモンスター TV主題歌 パーフェクトベスト(1997-2003)

この7枚は、けっこう気に入ってるものばかりなので、当分変更は無いと思います。
ダンス好きの娘と、ダンレボ好きの息子は1番と2番がとても好きです。
2番は、アルバムタイトル通り「SUPER NON-STOP」。つまり曲の合間というものがありません。一曲と一曲の間がうまくつないであり、大好きな一枚です。
4番は、アレンジは新しいものの、曲は古い。
最初は戸惑いがあったものの、今ではかなりのお気に入り。

10枚入りのチェンジャーなので、あと3枚が時々入れ替わります。
自分でいろいろ組み合わせて作ったオリジナル盤が入ることも多いです。
以前は、人を乗せる時のために「SECOND REUNION」を積んでいたこともありました。
車がセレナなので、時々「子連れ運搬バス」になったり「障害児余暇活動ボランティア送迎車」になったりします。
会話に邪魔にならない感じがよかったです。

この7枚の中でプレゼントでいただいた一枚以外は、全てレンタルです。
近所の弱小レンタル店の、毎月2日間ある「旧譜105円」の日に借りたものです。
基本的に、新譜は借りません。
「旧譜になるまで待つ」のが通常です。
自分個人の収入がなかなか得られない現在、CDを購入したり新譜で借りたりというのことが、なかなか勇気がいるぜいたくになっていることも影響しています。
レンタル落ちの中古や、リサイクルショップの掘り出し物を二束三文で買うこともあります。

旧譜ではありますが、一枚だけ「105円」以外の日に借りたものがあります。
それは「7番」。
「105円の日」はいつもレンタル中だったから、でした。
実はこの弱小レンタル店、返却時に一枚につき30円チケットがもらえます。
「105円の日」には使えないチケットですが、こんな時に大活躍します。
これは子どもたちも好きですが、わたしもけっこう好きな一枚です。
(飛ばしたくなる曲もあるけど)

娘が気に入って、そればかり聞きたがり、わたしがいい加減飽き飽きして強引に変えたものもあります。
爆風スランプのベスト盤と、BOOWYの「BEAT EMOTION」です。

「大切な曲」

2004年12月12日 | ○○さんにトラックバック!
柿渋さんのところで「流行歌」という記事を読みまして。
コメント欄では長すぎる話なので、記事上げしてTBします。

去年の今頃、さやかちゃんという6年生の女の子と話していました。
シチュエーションは、地域行事の後片づけ。さやかちゃんのママとわたしは役員だったので、作業をしていました。
作業をしながら、さやかちゃんに何気なく質問。

「クリスマス、何を買ってもらうの?」
「欲しいのはMDプレーヤー。でもママは絶対ダメって」
(ふり返ってママを見る)

「そうよ、買わないわよ、ジョーダンじゃないわよ、あんな高いもの。ポータブルのCDプレーヤー持ってんのよ、この子。何ふざけたこと言ってんのよ」
(さやかちゃん、無言でママ、一瞥)

はい、思春期始まってまして、ママとさやかちゃん、意志の疎通がうまくいかなくなり始めてました。ちょっとしたことで、一瞥の食らわせ合い。
で、わたしの立場と言えば「ちぃちゃんのママ」。
つまり、知的障害児の母ですが、知的障害児の母というのは、たいがいにおいて、普通の子どもから人気があります。
親が付き添わない場所に子どもに付き添ってることが多いので、「普通の大人」より子どもと接点があることに加え、知的障害児の母、特に言語能力の低い知的障害児の母というのは、たいがいにおいて、どんな子どもに対しても「一人前の相手として」対話をするのがごく普通になっています。
言語能力の低い自分の子どもに比べたら、どんな言い回しを使おうとも、どんな稚拙な表現を使おうとも、相手の言わんとしていることがとてもよくわかる。
つまり、知的障害のある自分の子どもによって、「子どもの言わんとしていることをくみ取る」トレーニングを積んでいるようなものだからです。
子どもは、この「自分を一人前と扱い、ちゃんと会話をしようとしてくれる大人」を、「友人」として扱ってくれます。

ママは怒る、さやかちゃんは黙る。
このシチュエーションで、わたしはさやかちゃんの腕を引き、彼女と対話を始めました。
はい、彼女が言えなかった「言い分」は予測通り。
CDは買わないと聞けない。録音ができない。MDプレーヤーなら、友達に録音してもらったりできる。
オッケー、了解、じゃ、ママんとこに行こうよ。

「MDプレーヤーが欲しいのはこういう理由。で『高いからダメ』ってのも理解してる。だからこの子が聞きたい曲の入ったCDを、わたしがレンタル屋から借りてくる。で、CDに焼く。レンタル代とメディア代はママに請求する。だからMDプレーヤーはいらない。」

凍結していた母娘の会話は解決。
一番聞きたい曲は何?

彼女、12歳だというのに、意外なセリフを口にしました。

「古いんだけど、いい?」

浜崎あゆみの「SEASONS」でした。
つまり、ドラマの主題歌。
この曲を収録したベストアルバムがCCCDにはなってなかったのも、ラッキーのひとつ。
何度も何度も聞いたそうです、渡したCD。
年齢という枠を超え、曲に自分なりのイメージがついてくるものというのが「大切な曲」ってものなんでしょうね、きっと。

日本のクリスマスソングはお好き?

2004年12月11日 | 音楽
この時期になると、クリスマスを題材にした曲やオムニバスアルバムなどが出てきますが。
どんなものがあって、どんなものが好きか、
「日本のクリスマスソング」なるサイトをつらつらと眺めるのも楽しいです。

さて、わたしが好きな「日本のクリスマスソング」ですが。

まず、「クリスマスムード」になるとはとても言えない、かな、という部類。
でも好きです、とても好き「聖飢魔Ⅱの『悪魔のメリークリスマス』」。
理由は、閣下のボーカルがとても好きだからです。
キワモノとしてのイメージが強いデーモン小暮氏ですが、朗々とした響くボーカルがわたしは好きです。
「エルドラド」や「Brand New Song」なんぞも好きです。

クリスマスをどわーっと盛り上げようかな、という感じで好きなのが、フォーライフの「クリスマス」というアルバムです。
リンクさせたサイトの解説がとてもおもしろいです。

やっぱりね、わたしはこの4人が4人とも好きですからね、
この人たちが集まって騒いだこのアルバムは、いいなあと思う。
4人の中では泉谷が、やはりキワモノとしてのイメージが強い、のかな。
でも、わたしはどんなに年数たっても、泉谷の「春夏秋冬」が大好きです。

さて、実に一般的な「日本のクリスマスソング」といえば、山下達郎でしょう。
山下達郎の「SEASON'S GREETINGS」というアルバムの曲をMP3で所持されている方には、是非一度ダウンロードしてみて欲しいソフトがコチラ
このアルバムの楽曲を流しながら、クリスマスっぽ~い大きめの画像が額縁の中に出てくる「SEASON'S GREETINGS」専用MP3プレイヤーです。
こういうものを作っちゃう人がいるんだ~的に、おもしろいソフトです。