サタン道

フリマ命!の中年オバハン愚痴日記。

必要とされること

2013-11-23 20:41:02 | Weblog
ヘルパーをはじめて1年3ヶ月たちました。



仕事を始めた理由は子供が大きくなり、色々お金がかかるようになったからで つまり金のため。



ヘルパーの仕事を選んだ理由は、

「時給がそれなりによい」

「時間が自由に選べる」

「主婦の延長上でできそう」

「仕事が多そう(受かりそう)」

など、消極的なものです。


つまり 最初はヘルパーに夢を持っているわけではありませんでした。



実習期間に現在の介護のリアルな厳しい状態を目の当たりにし、本当に自分にできるのか悩んだ時期もありました。


実際、資格だけを取り、ヘルパーの仕事をしない人もいるそうです。



資格を取ったばかりの頃は とにかく必死で、目の前のことをこなすだけしかできなかった。



そして半年、1年すぎていくうちに だんだんこの仕事が好きになってるように感じます。



利用者さんと少しずつ仲良くなり、毎回訪問を楽しみに待っていてくださるのがわかって がぜんやる気が出てきました。



最近も 週1回の訪問が2回に増えたり、都合で訪問の曜日が変更になった利用者さんが

「同じヘルパーさんにしてほしい」

と わたくしを指名してくださったことがあり、本当に嬉しかった。



今までの人生で 他人さまに必要とされたことってなかったような気がします。



家族や友達の場合は「情」があるので 必要としてくれるかもしれないけれど、他人様に選ばれたってことは 人間性を認めてもらえたのかな、と。



誰かに「あなたがいい」と言っていただけるは 最高に嬉しい。


必要とされるのは幸せなことです。



ヘルパーは「必要」「どうでもいい」の差がハッキリでる仕事かもしれません。




必要と言われ続けるために 頑張ります。