“さるかに合戦”  臼蔵 と 蜂助・栗坊 の呟き

震災や原発の情報が少なくなりつつあることを感じながら被災地東北から自分達が思っていることを発信していきます。

憲法9条を守れ!

2014年11月27日 10時49分27秒 | 臼蔵の呟き

日本のマスコミではほとんど報道がされていません。9条の会が中心となり、開催した全国集会です。北海道、札幌からも代表の方が参加しています。

<中国での報道>

憲法9条を守れ!日本で集団的自衛権反対集会、2500人余りが参加―中国メディア

25日、安倍晋三首相就任以来、国家安全保障会議の設立、特定秘密保護法の制定、「武器輸出三原則」に代わる「防衛装備移転三原則」の策定といった安保政策について「安倍内閣は戦後体制からの脱却を試みている」と考える専門家が少なくない。写真は中国報道。

2014年11月25日、安倍晋三首相就任以来、国家安全保障会議の設立、特定秘密保護法の制定、「武器輸出三原則」に代わる「防衛装備移転三原則」の策定といった安保政策について「安倍内閣は戦後体制からの脱却を試みている」と考える専門家が少なくない。特に今年7月1日に安倍内閣が集団的自衛権の行使容認を閣議決定してからは、「日本は再び戦争を発動する危険に直面している」と考え、平和を愛し、戦争に反対する声を様々な形で表明する日本国民が増えている。
日本の著名な知識人や文化人でつくる憲法擁護団体「九条の会」は24日午後、集団的自衛権の行使を容認する閣議決定の撤回を日本政府に求める集会とパレードを東京で行った。
日比谷公園の集会会場で日本の民衆は朗読劇「9条を好きと言えなくなって」を演じ、現在の社会的雰囲気の中、憲法9条を好きだと公衆の面前で言えなくなった苦悩を表現した。東京大学名誉教授の奥平康弘氏は「安倍首相の提唱する『積極的平和主義』は『平和主義』の概念の濫用だ」と指摘。作家の澤地久枝氏は衆議院選で「戦争に反対し、平和を愛し、憲法9条を守る」候補者に投票するよう人々に呼びかけた。

午後3時、2500人余りの日本の民衆が「戦争反対」「憲法9条を守れ」「集団的自衛権の行使容認に反対」などのスローガンを叫び、「戦争に反対し、平和を愛する」考えを表明する様々な幟を掲げて日比谷公園を出発。銀座の大通りを通って、東京駅近くまでパレードした。銀座でショッピング中の少なからぬ人々が行進をじっと見つめていた。

千葉県船橋市から来た女性は、人民日報の記者に「私が今日パレードに参加したのは、私たちの声を表明するためだ。憲法は日本にとって必要不可欠であり、ひとたび憲法9条が壊されれば、日本は平和を失う。安倍首相とその周りの人は憲法9条を改正しようとしているが、私たち普通の庶民は平和を強く愛しており、日本国民の99%は日本国憲法第9条がいつまでも役割を果たすことを望んでいる。私たちは中国と良好な関係を築くことを切望している」と語った。

東京都葛飾区亀有地区九条の会から参加した女性は、「現在日本政治が日増しに右傾化していることは、大変危険だ。私たち普通の国民一人一人が立ち上がって、『戦争に反対し、憲法9条を守り、平和を愛する』声を積極的に上げることがとりわけ必要だ」と語った。そばにいた女性は2004年から毎月9日に駅周辺で憲法9条を印刷したティッシュを通行人に配り、憲法9条の大切さを宣伝し、約100回の活動を行ったことを紹介した。彼女たちは最後に「国民の無関心は国を滅ぼす。もし私たちが今努力しなければ、憲法9条は改正されてしまう。だから私たちは努力し続け、さらに多くの人々が私たちに加わるようにしなければならない」と語った。

神奈川県からパレードに駆けつけた女性は、4歳の息子を見ながら「もし憲法9条が壊されたら、子どもの未来はなくなる。少し寒いけれど、息子を連れて参加した。彼の心に平和の種を撒きたい」と語った。

千葉県から来たある人は、「安倍首相が衆議院を解散した後は、なおさらに私たちが平和を愛する声を上げ、周りの友人に日本が直面する危機、戦争の道へ一歩一歩突き進んでいることを伝える必要がある。日本政府の隣国に対する外交には問題がある。歴史を直視し、平和・友好外交をしっかりと繰り広げなければならない」と語った。また憂いに満ちた様子で「もし衆院選で自民党が勝利すれば、もっと危険になる。さらに多くの日本国民がこうした平和活動に積極的に参加すべきだ」と語った。

ある高齢者は、「私は戦争を経験した。子孫や外国の民衆が再び戦争の苦しみを受けないように、もっと多くの私のような普通の国民がパレードなどを通じて現在の政治状況への懸念を表明する必要がある」と語った。

他のある参加者は、「日本国民の多くは平和をとても愛しており、安倍内閣の逆行に反対している。平和を愛する声が広く伝わって、もっと多くの人々に知ってもらいたい」と語った。(提供/人民網日本語版)

 


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