“さるかに合戦”  臼蔵 と 蜂助・栗坊 の呟き

震災や原発の情報が少なくなりつつあることを感じながら被災地東北から自分達が思っていることを発信していきます。

3.11福島県民大集会

2012年02月28日 06時00分12秒 | 蜂助の呟き
こんにちは。蜂助です。3.11福島県民大集会の話です。

刻々と3月11日が近づいてきます。昨日、妻の実家から電話がかかってきました。東日本大震災の地震によって家が全壊しました。昔の農家は30畳もあるような葬儀ができる部屋が中央にあり、大黒柱が太いと自慢し、屋根瓦が重くて端はしには鬼瓦のような飾り瓦があります。当然、地震のリスクは大きいのです。

全壊した後、解体し撤去し、地ならしをして、昨年秋から新築工事が始まりました。そうしてやっと、3月11日に引渡しの何とか式をやるそうです。私は複雑です。この日は亡くなった方たちの鎮魂の日ですから、関係する行事のどれかに出ようと思っていました。それが身内の新築の式に呼ばれてしまったのです。どうしましょう。

3月11日に、福島県郡山市で、「原発いらない3・11 福島県民大集会」が開かれます。私は、この集会に反対していました。「この日は亡くなった方への鎮魂の日であり、原発事故の日ではない」と思っていたからです。しかし、開催趣旨や呼びかけの賛同団体を見て、反対していたのを撤回します。

大会開催趣旨は次の通りです。

 東日本大震災と福島原発事故により、福島県と県民はかつてない困難な状況に置かれています。特に原発事故による県内における放射能の拡散は、すべての産業と県民の暮らしに大きな打撃を与えており、健康に対する懸念も大きくなっています。国や東京電力も対応を進めてきていますが、県民の思いからすれば、取り組みは遅くまた決して十分とは言えません。

  安心して暮らせるふるさと・福島を取り戻し、復興を実現するには、事故の収束、除染、そして損害賠償、雇用と生活の保障等が実現されなければなりません。しかし、一方で、時の経過とともに、全国的に関心が薄れ、福島の苦境が忘れられていくことも懸念されます。

  大震災と福島原発事故1周年の節目に、県民の願い、要望を全国に発信し、国や東京電力に一層の取り組みの強化を求めるために、県民が総結集する集会を開催します。


成功を願っています。それにしても、福島市でのマラソン大会を反対していた人々はこの集会には反対しないのでしょうかね。

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