“さるかに合戦”  臼蔵 と 蜂助・栗坊 の呟き

震災や原発の情報が少なくなりつつあることを感じながら被災地東北から自分達が思っていることを発信していきます。

名寄市での自衛隊軍事パレード

2013年06月18日 10時55分57秒 | 臼蔵の呟き

先日、滝川市が軍事パレードを行ったと報告しました。ところが、名寄市でも戦車まで参加した軍事行進が行われたとの報道です。本当に、何かが狂っている。狂い始めているのではないかと思わざるを得ない出来事です。安倍、自民党右翼政権が、橋下の慰安婦発言を引き出し、歴史認識の改ざんなどを公然化させる中で、右翼勢力はわが世の春が来たと「踊り」始めているのかもしれません。

失業、貧困化など、経済的な疲弊、閉塞感が増大する中で、株高宣伝、景気がよくなるかもしれないなどのまやかしの宣伝でごまかされないようにしないととんでもない社会に誘導させる可能性があります。世界の歴史が間違いなく、戦争をしない、民主主義の徹底、戦争回避・平和実現に向かっていることを理解し、受け止め、日本がどうあるべきかを考えるときにきていると思います。中国、韓国との領土問題、北朝鮮の核開発などを利用した、日本の軍事大国化、思想統制、政治の右傾化を押しとどめることが必要です。

<自衛隊の軍事パレード>

陸上自衛隊名寄駐屯地(岡部勝昭司令)の車両パレードが16日、名寄市中心部の市道で59年ぶりに行われた。市民が沿道で見学する一方、市民団体が抗議活動を行った。

 名寄駐屯地の創立60周年を記念し、記念行事協賛会(会長・加藤剛士名寄市長)が装備などについて知ってもらおうと企画、駐屯地が開催した。

 市道約1キロを通行止めにし、上富良野駐屯地(上川管内上富良野町)所属の戦車1台、名寄駐屯地の155ミリ自走りゅう弾砲1台、人員輸送車両など計117台に隊員が乗り、約1時間かけてゆっくり走行した。


死の灰の商人、安倍

2013年06月18日 06時00分57秒 | 蜂助の呟き

こんにちは、蜂助です。

タイム    シソ科の植物で種子を肉料理、スープやシチューの香り付けに使われるハーブです。丈夫で、草に見えますが小低木です。

安倍首相はポーランドに何しに行ったのでしょうか。ポーランドに行くなら、当然アウシュビッツ(ポーランド現地名、オシフェンチム)に行き虐殺された方たちに哀悼の意を示すべきです。安倍首相は、アウシュビッツのことを知らないかもしれません。たぶん橋下大阪市長と同じように中国での特に南京での大虐殺は無かったと思っているのでしょうから。

こともあろうに、ポーランド、チェコ、スロバキア、ハンガリーの東欧4か国と原子力協定を結びに行ったというのですからあきれてしまいます。安倍首相は総理大臣ではなく「死の灰の商人」ですね。

話は全く変わりますが、71年前の1942年のチェコの話です。プラハからだいぶ離れたところにリディツェ村がありました。まさに「ありました」です。この村は無かったことにされたのです。その跡地に小さな展示館(今もあるのかしら)と野草の草花に覆われた草原のようなイメージの所に虐殺された子どもたちのブロンズ像があります。日本人女性彫刻家もこれを作りました。第二次世界大戦というよりドイツのチェコ侵略に対するレジスタンス活動家がナチスドイツの幹部ラインハルト・ハイドリヒを殺害しました。ナチス・ドイツはその報復として、6月15日チェコ東北部のリディツェ村を破壊し男性全員170名を虐殺しました。女性と子どもは連れ去られ強制収容所に入れられました。村を完全に爆破しブルドーザーで土をかけ、生きてきた証を消してしまいました。恐ろしい、村を無かったことにする行為です。ここに、生きて帰ることのできなかった82名の子どもの銅像があります。私が行った15年ちょっと前には20体位しかなかったと思います。

ポーランドでもチェコでも、ナチス・ドイツの侵略行為は決して許していません。中国や韓国が大日本帝国を許さないのと同じです。しかし、ポーランドやチェコでは現在のドイツを憎んではいません、ナチス・ドイツを許していないのです。このことを理解できない日本の政治家をはじめ、侵略行為を認めない勢力が居ることは外交上もマイナスにしか働かないでしょう。

歪んだ歴史感を持った政治家が、経済行為だけで済むと思ったら大間違いです。