“さるかに合戦”  臼蔵 と 蜂助・栗坊 の呟き

震災や原発の情報が少なくなりつつあることを感じながら被災地東北から自分達が思っていることを発信していきます。

「首長が教育長任命」提言 教育委改革で再生会議

2013年04月15日 10時57分28秒 | 臼蔵の呟き

仙台は桜が満開とのことですが、札幌は今朝も綿雪が舞っていました。それでも車のタイヤは昨日の日曜日が夏タイヤへの交換日となっていました。まだまだ、雪が降る日が何回かあると思いますが、積もることはもうないと思います。日本列島の長さは、温度差でもあり、20度前後の温度差があるようです。家の中では大型のストーブをたく毎日が続いています。

安倍内閣は支持率(まやかし)の高さに浮かれて、矢継ぎ早に憲法改正、TPP参加、原発再稼動への地ならし、教育制度への介入(歴史教科書、ほか)に着手しています。ゼネコンには公共事業の復活、公共投資の拡大で元来た道に戻ろうとしています。今までの自民党政権、自民党政治のもっとも右よりの政策を列挙しています。その意味では、全く新味はなく、政治経済の構造転換など関心外のようです。先見性のなさと、無知蒙昧は悪くなるばかりです。

自民党極右が常に強調する教育問題――アジア中国侵略戦争の歴史改ざん、歴史教科書の歪曲、教育、教育委員会への政治的な介入などを一気に進めようとしています。本当に彼らの執念はすさまじいものがあります。

彼らは帝国憲法による国家体制を目指しています。天皇主権、日本軍の創設、徴兵制度、軍法会議の創設、日本軍の海外派兵・軍事行動の容認、靖国神社の国家管理(軍人の死者を祭る)それらを作り、その徴兵した軍人の教育――そのためには教育勅語のようなものを導入する、天皇、国家への無条件忠誠を要求する。天皇、国家のために死ぬ軍人、国民の大量生産を目指しています。義務教育への介入はそのための手段です。教育を時の権力者、自治体長がその思想、時々の思惑でころころ変えれば、まともな教育などが保障されることは不可能となります。大阪府、大阪市で橋本、維新の会が行った事実を見てもあきらかです。このようなことを日本全国、義務教育全体に広げることを許してはならないと思います。 

<「首長が教育長任命」提言 教育委改革で再生会議>

 政府の教育再生実行会議(座長・鎌田薫早稲田大総長)は15日、自治体の首長が教育長を任命できるようにし、地方教育行政の権限と責任を集中して担わせることを柱とした教育委員会改革の提言を安倍晋三首相に提出した。合議制の教育委員会が責任を持つ現行制度からの転換で、実現すれば人事権を通じて首長が教育行政に関与できるため、教育の政治的中立性をめぐって論議を呼びそうだ。

 下村博文文部科学相は、具体的な制度改正の方向性について月内に中教審に諮問する考え。答申を得て来年の通常国会に関連法改正案を提出する方針だ。

 提言素案は、首長が教育長を直接任命し、罷免もできるようにする。

 


花見 何か足りない

2013年04月15日 06時00分30秒 | 蜂助の呟き

こんにちは、蜂助です。

北海道の臼蔵さんが先週雪が舞ったことを書いていましたが、仙台は今が花見のピークです。

これは、仙台市内中心部の錦町公園の桜です。

こちらは、花見の代表的な公園、西公園です。午前中なのでまだすいています。

花見に付き物の屋台ですが、いつもはあるものがありません。

無いものとは、ガス風船です。○○ヤさんもあがったりです。

ヘリウムガスは医療用のMRIに使いますので、ガス風船どころではないようです。ここでも中国の増産とアメリカでの工場ラインの不具合が原因でこんなことになっちゃうのです。お金さえあれば何でも買えると思っている安倍首相をはじめ自民党や政府や財界の皆さん、ヘリウムガスからもっと、ほぼ100パーセント輸入しているエネルギー原料輸入やカロリーの60パーセント輸入している食料輸入のことも連想してくださいね。

ネット上にはこのような情報が載っていました。

ヘリウムガス不足の原因は?
ヘリウムガスといえば、真っ先にぷかぷかと浮かぶ風船を思い浮かべる人も多いはず。実際に、ヘリウムガスが不足することで、風船にも影響も出ています。東京ディズニーリゾートでは、ヘリウムガスの調達が難しくなったことから、開園以来、初めて園内の風船の販売中止に踏み切りました。2012年12月現在、販売再開の目途は立っていません。

こうしたヘリウムガス不足の背景にあるのが、世界的な生産量の減少と、中国をはじめとする新興国で半導体や光ファイバーなどを製造する際における需要の急増です。そもそもヘリウムガスは天然ガスを採掘する際に副生成物として取れるもの。そのため、世界6カ国でしか取ることができず、その約7割がアメリカで生産されています。しかし、そのアメリカで生産設備のトラブルが起こり、大規模な減産を迫られることに。その結果、100%輸入に頼らざるを得ず、そのうちの約7割をアメリカから輸入していた日本でも一気に品薄になったというわけです。こうした背景から、2000年に1キロ約1,600円だったヘリウムガスの価格は、いまや約3,000円まで値上がりしており、今後もまだ値上がりムードは続きそうです。

生活にどう影響する?
ヘリウムガスが品薄になって困るのは、風船だけではありません。実は、ヘリウムガスは病気の正確な診断に欠かせない「MRI」に使われているのです。そのため、MRIのメーカー各社は、新たな輸入先を開拓したり、製品出荷時のヘリウムガスの充填量を少なめにしたりして対応してきましたが、状況は徐々に深刻化しています。最終的にヘリウムガスがなければ、MRIが動かせなくなってしまいます。私たちにとっても、検査が滞ることによって病気の発見が遅れたり、MRIを使用した場合の検査費用が高騰したりする可能性もあります。医療費がかさめば、それだけ家計もダメージを受けることになります。

また、ヘリウムガスは医療機器だけではなく、半導体や薄型パネルの製造工程にも使われています。ヘリウムガス不足が深刻になり、価格が高騰すれば、携帯電話やタブレットPCなど、私たちの身の回りにある電子機器の価格にも影響を及ぼすことになるかもしれません。一見自分とは無関係に思えるニュースでも、ひも解いていくと家計とつながっていることは多いもの。今後も興味を持ってチェックしておきたいところです。