goo blog サービス終了のお知らせ 

“さるかに合戦”  臼蔵 と 蜂助・栗坊 の呟き

震災や原発の情報が少なくなりつつあることを感じながら被災地東北から自分達が思っていることを発信していきます。

震災が人との関わり方を変えた

2011年08月20日 05時30分25秒 | 蜂助の呟き
 おはようございます。蜂助です。

 よく言われることですが、震災結婚、原発離婚・・・。独身の一人暮らしは気楽だが震災で一気に孤独に変わり、それ以来、婚活に目覚めた女性が多いらしい。原発の近くの子どもが居る家庭では、子どもを避難させるさせないで夫婦の意見が食い違い、これが原因で離婚する夫婦が多いと聞きます。

 ある結婚相談所によると会員同士が結婚することを前提に会員同士が脱会するケースが急増しているそうです。4月には首都圏の男女合わせて昨年より6割も増えたそうです。「もしもの時に守って欲しいと考える女性が増え、男性を含めてより絆を強めようとする結婚を意識する人が増えた」としています。

 家庭生活でも生活スタイルは変わっているようです。仕事が終わってすぐ帰宅という人が調査会社の調査によると54%に達しています。「震災による心理的な影響もあり、家族と関わろうとする人が増えている」そうです。これでは歓楽街はやっていけませんね。スーパーでは生鮮部門全体が前年割れの実績の中で惣菜が健闘して前年水準を維持している統計がでています。

 それにしても、東京電力福島第一原発事故のせいで子どもの避難で夫婦が対立し、子どもを避難させたい妻、仕事や男の大雑把性からそんな必要ないと考える夫が対立し家族が離れ離れになるのは、悲劇です。東京電力は慰謝料を払ってくれるのでしょうか。