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昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

十一月

2017-11-26 01:09:59 | 俳句

月日の経つのは早い早いと、ここのところ毎年のように言っている。
今年も、もうすぐ師走だ。
改めて月日の経つのは早い。
そは、まさに無駄に馬齢を重ねているということ。
本当に、世の中に貢献するとか、せめて実のあることをなして日を過ごすことができないかと、いつも思う。
しかし、それも無理なことは判っている。
こうして独り言ちながら、老いてゆく。
しかし、これも大半の人間の定めであろう。
そんなに悲観することもない代わりに、ゆめゆめ自らの老練、老獪、老達を誇ってはならない。
若い人たちに対して、恥であること、失礼であることこの上ない。

こまごまは十一月に済ませけり   素閑

やさしげに十一月の午後の陽や   素閑

しづかなり十一月の啼く鳥や   素閑

茂き樹も枯れ果てたるや十一月   素閑

ひと時の十一月の午後の茶や   素閑


 


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