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昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

初氷

2017-11-12 10:33:21 | 俳句

次第と寒さが募ってきた。
冬が本番になろうとしている。
オカブは冬が好きだ。
子供の頃は冬はスキーに行けた。
子供心にスキーに行けるのはワクワクした。
そのゲレンデの粉雪の原は、きっと遠い国のスイスやオーストリアにもあるのだろう?
そんな国々に憧れた。
行きたいと思った。
大人になって実際に行った。
スキーにではない。
もう、大学生や社会人になる頃は、スキーに興味が失せていた。
ヨーロッパで名所や旧跡を廻った。そのほうが興味が湧いた。
日本国内でも、かつての木造のバラックのスキーハウスに寄って、アールベルク・スキーを想うようなことは無くなった。
民宿の炬燵で野沢菜を摘みながらシャモニーを語るということも無くなった。
斜面が貧相な以外は、本場のヨーロッパと遜色のないスキー場には、ただただ小奇麗な建物と、華やかなスキーファッションに身を包んだスキーヤーが居るだけだろう。
実物が充実していくと、想像力はどんどん枯渇していく。

山里の枯れ葉も触るる初氷   素閑


 
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冬薔薇

2017-11-12 04:33:43 | 俳句

日曜。
今日は、教会に行かないことにした。
教会ごとに、日曜は毎日教会に来なさい、たまに休んでもいいよ、まあ来れる時に来ればいいよ、と出席には、それぞれ暗黙の決まりがある。
うちの教会は縛りが厳しい福音派に比べても、うるさく厳しい方。
しかし、まあいいや。の精神である。
そんなに剥きになっても、長続きしない。
ここはほどほどにやっていくつもりだ。

硝子器に静かに挿せり冬の薔薇   素閑

 


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