昨日は朝から冷え込みが厳しかったですね。
室内でも、いつもと同じというわけにはいかなかった方も
大勢いたと思います。
猫周りと称して、とある地域一帯の猫たちの手術をずっとしていました。
そのころは寒ければ寒いほど、猫達のことが気がかりでした。
まずは手術をすること
それが第一優先でした。
次に餌やりさんたちに、どうやって置き餌しない、片づけをすることが
徹底できるか思案していました。
ゴミ袋とゴミバサミはいつも持ち歩いていて
猫のフードやうんちに関わらず、空き缶やたばこの吸い殻なども
毎日拾って歩いていましたっけ。
何となくやるのが嫌で、一日10個は目立つゴミを拾うぞ~みたいに
決めていました。
広範囲だったときは、3時間かかる日もありました。
今考えると、フルタイムで仕事をして、子育て真っ最中で
よくやれてたなと、笑っちゃうほどです。
(実はやれてなくて、全部適当大魔王でした)
寒さの厳しい時、待ってる猫たちの姿が
いつもわたしの背中を押してくれていました。
順番で、必ず連れて帰りたいと思っていました。
最後の2匹が、ご近所の家に入れてもらえたのを見届けて
わたしの猫周りは終了しました。
でも、至る所に今も野良猫と呼ばれる子たちがいて
この寒い空の下で、かろうじて風をよけ、
少しでも温かい場所を探して必死で暮らしているんだと思うと
何ともやりきれない気持ちになります。
寒さで震える猫たちに餌をあげても、
増やさないことに力を入れてはくれない人がまだまだ大勢います。
同じような子を増やさない
同じことを繰り返さない
人間のできることなんて、たかがしれています。
でも、頑張れば1匹ぐらい手術して、その子だけ
一代限りで終わらせてあげることができるではないですか。
こんな凍える夜は、どうしてもどうしても
今はいないあの子たちの顔を、目を思い出し
みなさんに伝えたくなってしまいます。