8月17日の暑い盛りの中
コーラと名付けた男の子が、旅立っていきました。
うっすらと目を開けたばかりでした。
8月7日
へその緒付きの産まれたばかりのミルク飲みたちが行政に持ち込まれ
コーラはすこぶる順調に見えたのですが
落ちていくときの速さは、こんな小さな子はあっという間です。
食い止めることができませんでした。
先に逝った子たちと同じように、スタッフさんやそのご家族皆さんが
コーラを見送ってくれました。
いつも思うことは、命の終わりを見届ける悲しさ悔しさはあるけれど、
あったかい場所で、何より温かい気持ちの中で
旅立ててよかったということです。
ほったらかしにされて力尽きてしまう子もいます。
まだまだ安楽死とかガスの処分をされる地域もたくさんあります。
せめて縁のあった子は魂が安らかであるような逝かせ方をしたい、
そんな風に考えています。
コーラ、最期までがんばりました。
精一杯生きた日にちは10日です。
でも何にも代えがたい10日です。
たくさんミルクも飲めました。
よちよち歩き出すこともできました。
撫でてもらうと気持ちよさそうにしてました。
ふんわりお布団で気持ちよさそうに眠りました。
きっとまた戻ってくるね。
そうしたら今度こそ、素敵な里親さんの元に送り出すからね。
しばらくはお別れです。
コーラまたね