子どもの頃の童謡・・・思い出してください。
犬は喜び庭駆け回り
猫はこたつで丸くなる
あれは本当に本当のことなんです。
つまり、猫は寒さに弱いってことです。
室内暮らしの猫であっても、室温が1℃下がれば体へのダメージは
相当です。
まだ、丸1年を迎えていない子猫は、体もついていけません。
エアコン設定28℃、そして暖かくもぐれるようなこたつでも
ペットヒーターでも、カイロをしのばせた猫ベッドでもいいので
準備してあげてください。
空調だけでなく、床が暖かいのも冬場は重要です。
昼間と夕方以降の寒暖の差でも体調を崩すケースもあります。
食べない、便が緩い、なんだか元気ない、触ると体が熱いかも
くしゃみしてる、涙目、鼻水・・・
こういう症状は、猫たちからの大事なサインです。
言葉ではないメッセージを、しっかり受け止められるかは
飼い主さん次第です。
まずはしっかりとあたたかくして過ごさせてあげることが大事ですね。
それでも改善しないときは、早めに獣医さんで診察を受けてください。
大人猫は体も大きくて体力もあり、部屋の中のいちばん暖かい
快適な場所を探すことが上手です。
でも、まだ冬を越したことのない子猫たちは・・・。
自分自身で移動したり調整したりができません。
寒波も来ているようです。
快適に過ごせる部屋の工夫を、ぜひお願いしたいと思います。
また、獣医さんに連れて行くときは、必ずキャリーに入れて
途中出したりしないでください。
車の中で触っていて、ハンドルの下の部分に潜り込んでしまうという
びっくりするような事故も、過去には何回か相談を受けました。
そして、キャリーの中も温かくしてあげてください。
フリースを重ねて敷いたり、袋に入れたカイロをセットしたり。
移動時間、待合室での待ち時間
ここでも風邪などを悪化させないために、防寒してあげることが大切です。
暖かくする、ゆっくり休む時間を作る、栄養のあるものを食べさせる
きれいな水を常に用意しておく
そういうことも併せて大切なことなので、ぜひぜひお願いしたいと思います。
ここのところ・・・ひえぇぇぇ~どうしたらいいですか~のライン
たくさん来ています。
対処方法をお答えしていますが、すべて早め早めに対応しておくと
とっても楽ですね。