そらまめ日記・猫と暮らす会(猫とクラス会)

静岡県浜松市を拠点に、人と猫とが上手に暮らせることを願い
共生をテーマに自分なりの言葉で日々を綴っています

家猫になったハチちゃんのお話し

2024-06-28 23:59:41 | 家族ができました
ついについにお家の子として出発することができました。



準備に準備を重ねて、同時に徐々に徐々に仲良くなって
そして決行!

現場に関わってきたスタッフさんたちも
心配で様子を見に行ってくれました。

3匹の子猫のうち、保護できて家猫になれたのは1匹だけでしたが
子猫の分もママを大切に思ってくれる人の元に行けます。

大人猫を、しかも外で暮らす野良猫を
時間をかけて室内のみの家猫にしてくれる人は、まだまだ少ないと思います。

でも、このハチちゃんは界隈でも人気者♪♪
黙って連れて行けば心配してしまう人もきっといるはず。

・・・ということで、素敵な看板をつけてくれました。



おかげで知らない人からもお手紙をいただいたりしたそうです。



何とも心あたたまるお話しに、そして可愛い看板に
うるうるなってしまいました。



お家に連れて帰るにあたっては、キャリーを使用できるほど
慣れていて、逆に心無い人たちに虐待に合う可能性も出てきていました。
外で暮らす猫が、誰かとの距離が縮まってしまうのも問題があったりします。



無事に保護できて本当に良かったです。

受診して検査してもらいましたが、問題もなく
お家の中で甘えて遊んで



子猫3匹を産んだママ猫ではなく
若い娘猫として、これからの未来を歩いていけます。



素敵な現場に関わってくれたスタッフさんたちの気持ちも
ほっこりほころんだと思います。
Mさん、スタッフさんに差し入れの気遣いもありがとうございました。



ハチちゃん、外での暮らしはきれいに忘れて
幸せになってね。
おめでとう💛

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

てんちゃん☆またね

2024-06-28 22:35:47 | 天に還った猫たち犬たち
黒白ハチワレのチャーミングな女の子
てんちゃんのおうちから連絡をいただきました。
6月20日の夜、通院の甲斐もなく逝ってしまったそうです。



突然の訃報に、驚くばかりでした。

てんちゃんは、2021年の4月生まれの満3歳。
今がいちばんノリノリの病気とは無縁のはずの年齢です。

突然の発熱に受診。
血液、エコー、レントゲン
すべて検査してもどこが悪いと特定することができず
抗生剤と点滴で様子を見るしかなく過ごしていたそうです。
それも毎日通院して・・・・。



当然、治ると信じていたと思いますし、逝ってしまうなんて
思いもしなかったはずです。

夜10時半、ご家族が見守る中
静かに旅立っていったそうです。

愛嬌たっぷりで、ご主人が大好きで、おてんばさんで
見ているだけで癒される子だったそうです。



また戻って来たら、必ず見つけるよと
ご主人が言っているそうです。

てんちゃんは、病名もわからないまま逝ってしまいましたが、
実は誰よりも可愛がっていたご主人が、
大変な手術を受けるという予定が入っていたのです。

そんな馬鹿なと思うかもしれませんが
猫って大切な人のいざってときは、命を削って恩を返したりします。
もしかしたら・・・。
ふとそんな風に思ってしまいました。

8時25分のところにてんちゃんならではの模様があります。
同じような柄の子が来たら連絡してほしいとのこと。
きっと必ず戻ってくると思います。



てんちゃん
お父さんもお母さんも待っててくれてるよ。

お父さん、今は病気を治すことに専念してくださいね。
一日も早く回復されることを心から祈っています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バロ君☆またね

2024-06-28 02:59:30 | 天に還った猫たち犬たち
悲しいことが続きます。
6月19日、今年の春に入会した預かりスタッフさんから
連絡をもらいました。

彼女のお母さんの勤務先(店舗)の水たまりで
ぐったりしている子猫が見つかり、いったん預かったんですが・・・
という内容でした。

送られてきた写真をひと目見て、これはかなりまずい!と思いました。



次に口呼吸の動画
苦しくてときおり反り返っています。
そして、すぐに亡くなりましたと・・・。



水たまりにいつからいたのか、弱って動けずにいたんだろうと思います。
雨が続いていましたから、土砂降りで逃げ遅れたのか
行き場を無くして彷徨ったのか・・・。

こんな小さな子猫が、どれほど怖い目に遭ったんだと思うと
胸が張り裂けそうでした。
母猫とはぐれて泣いて呼んでも、雨の中では声は途絶えてしまいます。

それでも、助けたい人の手から手に渡されて
最期だけでもあったかいフリースにくるまって旅立ててよかったです。

バロ君と名付けられたこの子がいる店舗では
リュックに餌を詰めて、せっせと餌だけをあげるおばさんがいるようです。

お腹をすかせていてはかわいそう
のその先に、こうして生まれて亡くなってしまう子がいる事実を
わかっているのかと思います。

話したところで、正しく理解できるのかもわかりません。
餌をあげている人は、猫が気の毒なわけではなく
気の毒な猫たちに餌をあげている自分が大好きなだけだと思います。

20年以上前、
たくさんの猫がいる公園で避妊去勢の手術をしようと思った時
餌だけあげる人は大勢いましたが、手術のための資金を出したり
捕獲の協力をしてくれる人は餌やりの中にはいませんでした。

何なんだと思いましたが、決めたのは自分だったので
今のような安価ではありませんでしたが
そのあたり一帯の猫たちを捕獲して、費用工面をしながら
手術を続けました。

当時はそんなことをする人間の方が馬鹿にされて
頭がおかしいとか、変わり者とか言われました。
事故や路上で死んでいく猫を増やさないようにするためには
手術するしか他にできることもありませんでした。

今は不妊手術は当たり前になりつつあるし
広がってきていることなのですから
餌だけあげる行為はやめてほしいと思います。



バロ君
君が亡くなったこと、無駄にしたくないから
もっともっとみんなが手術をしてくれるように広めていくね。
優しい人の手元で還っていけたことだけ覚えていてね。

バロ君を看取ってくれたスタッフさん
数時間いっしょにいただけだったけど、
心に穴が空いたみたいな気持ちだそうです。
また戻ってきてくれたら
絶対元気に立派に育てたいって言ってくれてます。
そう思える人のそばだったことがせめてもの救いです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

乱丸君☆またね

2024-06-28 02:03:38 | 天に還った猫たち犬たち
6月18日の火曜日
前日、行政から引き取って来て仔猫
チャトラ(クリーム)の乱丸君が天に還っていきました。



ミルクは飲めたのですが、どうしても体温が上がってこなくて
小さな手足の先端がひんやりしていると、預かりスタッフさんから
報告が入りました。



他の子たちもカイロにぴったりくっついているとのこと。
もじょもじょと動いている子もいるようですが
乱丸君は弱っていくばかり・・・。

開口呼吸になった動画も送ってもらいましたが
小さな身体で一生懸命頑張っています。
呼吸といっしょに小さな声も出しています。

あっためてもあっためても、冷たくなっていくばかりの乱丸君でしたが
スタッフさんのお膝の上で、ふかふかの毛布にくるまって
過ごしていました。



お昼ごろ・・・乱丸君は神様に呼ばれたようです。



大きくなった君を見たかったです。

乱丸君ってお名前をもらって、何度もその名で呼んでもらえました。
ミルクも飲んであっためてもらえました。
うちにきてくれてありがとうね。
そう言って見送ってもらえました。

短い、短すぎる生涯でしたが・・・
想いは伝わったと信じています。

よく頑張りました。
少し休んだら、また戻っておいでよ。

スタッフさんのお向かいのUさんが
お庭のお花で飾ってくださいました。



一緒に泣いてくれたそうです。

終わりのときを猫と暮らす会の子として見送れたことが
何よりだったと思うしかありません。

知らないだけで、実際は怖い思いをして亡くなってる子の方が
多いんだろうと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする