6時30分に宿舎のロビーに集合、早朝参拝をしながら係りの女性に案内をしていただきました。
伊勢神宮は、社殿を造り替える20年に一度の大祭、「第62回式年遷宮」を平成25年に迎えるそうで、平成17年から第62回式年遷宮の諸祭・行事が進行中とのこと。
内宮へは宿舎から歩いて3分

夜明け前の神宮内は空気が凛として、こころが洗われるようでした。
手水舎での作法、まず柄杓に水を汲んで左右の手を洗います。次に左の掌に水を受けて口をすすぎます。
神社に参拝する時に、手を洗い、口をすすぐのは、川や海の中に入って禊(みそぎ)をし、心身を清めていた行事を簡略化したものだそう、なるほど、ですね。
五十鈴川沿いにある
滝祭神はお水の神様を祀っています。
第二鳥居が見えてきました。
神楽殿を通り過ぎると、
忌火屋殿(いみびやでん)があり、切妻造の二重板葺のこの建物では、神さまにお供えする神饌(しんせん)が調理されます。
こちらは鮑を調理するところ。
7時6分、いよいよ正宮参拝です。ここから先は撮影禁止。
垂仁天皇26年にご鎮座されてから、2000年。4重の御垣に囲まれた一番奥にあるご正殿に、天照坐皇大御神(あまてらしますすめおおみかみ)がお鎮まりになられています。
参拝を終えたところの左側には平成25年に正宮となる御敷地があります。
こちらは
御稲御倉(みしねのみくら)、穀物倉庫だったかな?
荒祭宮(あらまつりのみや)、ご祭神は、天照坐皇大御神の荒御魂で、格別に顕著なご神威をあらわされる御魂のおはたらきを、「荒御魂」として祀られているそうです。
こちらは左側に式年遷宮の御敷地が用意されています。
賑やかに出迎えてくれた鶏さん達、おはよう~
五十鈴川に架かる
宇治橋(日常の世界から神聖な世界へのかけ橋)を渡って、宿舎へ戻りましょう。
川上に立っている、これは何でしょう?
洪水などが起きて川に流木が流れてきた時に、これに当たれば流木が縦に流れるようになり、宇治橋を傷つけないように考えられたものだそう。素晴らしい先人の知恵ですね。
7時40分、参拝される方もちらほら見かけるようになり、ようやく明るくなってきました。
おかげ横丁を通って宿舎へと
