アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

バリアシオン他

2012-02-08 23:46:50 | 競馬
キングトップガン 6着
佐賀記念に出走したトップガンは6着。
前を射程に入れて進んでいたが全く伸びなかった。
こりゃ、完敗したとしか表現のしようがないね。
誤算だったのは、レコードが出るくらいの高速馬場だったこと。
パワー勝負なら一変もと鮫島先生が期待感を語っていたように、
力のいる馬場での勝負を期待して行ったはずが、
スピードのみを求められるような競馬になってしまって終わったね。
9歳になって58キロでは、さすがにそういう勝負は辛かった。
昨年の重賞連勝も、稍重で軽ハンデのG2と洋芝のG3なので。
とは言っても、それでも今回の相手ははっきり言って弱かったので、
全く勝負にならなかったってのは残念。
昨年の重賞連勝でもうハンデ戦で軽いハンデは望めないし、
G2の別定戦ではちょっと相手が強くて辛いだろう。
そろそろ引退の時期が近づいているってことかな。
もう1戦、ダイオライト記念に挑んでみて欲しいけども。




バリアシオン 復帰戦仕様
京都記念で復帰するバリアシオン。
今週もアンカツが騎乗してCWで追いきられた。
85.3-68.9-53.8-39.3-12.4
ローレルジャブラニを大きく追走して直線入り口で並び、
そこから馬なりでしばらく併走、徐々に気合を入れながら。
直線半ばで半馬身程度抜け出しての併走、
最後まで一杯に追うことはなく、そのまま半馬身ほど先着した。
まずまず、良い動きをしていると思う。
同時に今回は本気で仕上げる気がないことも明らか。
この次、阪神大賞典を使うことが決まっているからね。

ここでの勝利を手土産に大賞典でオルフェーヴルに挑み、
さらに天皇賞でG1初制覇を目指そうというのだから、
こんなところで仕上げるはずがないのは誰にでも分かる。
アンカツが言っているが、だいたい8割ってところだろう。
ここはそれで十分という自信の表れでもあるんだけど、
過去の数多の名馬の仕上げ途上時を振り返れば、
だいたいこういう時はコロッと負けてしまうものである。
かつて、伊藤雄二師が確信犯でよくやらかしてたのを思い出すw
さて、バリアシオンはどうだろうか。
今回、ダークシャドウとヒルノダムールがいるように、
決して相手は弱くない。
それを一蹴できれば、オルフェーヴルに一歩近づいたと言えるだろう。
大いに期待している。




ヒストリカルは毎日杯へ
先週のきさらぎ賞でついにその素質の片鱗を見せてくれたヒストリカル。
次走は期待通りに毎日杯で、引き続きアンカツが騎乗する。
このレースの内容で、皐月賞かマイルCかを決めるのだと思うが、
俺の心はNHKマイルのほうに向かっている。
実際、内回りと外回りの差が激しすぎるだろう。
今回の走りは、G1級であると断定しても構わないレベル。
しかしその前の2走は、G3で掲示板に載れるか?程度のものだった。
スプリングS(中山18)、若葉S(阪神内20)には向かわず、
阪神外回り18の毎日杯を次走に選択したのは当然だと思うし、
そのまま馬のリズムを壊さずに行くなら東京16のNHKマイル、
もしくは東京24の青葉賞、京都外22の京都新聞杯、
この3つのどこかに向かってダービーが最善だろう。
まあ、その辺の話はこれからどこかで出てくると思う。
さらに鍛錬を重ね、毎日杯を圧勝して次に進んで欲しいね。
ちなみに、ワールドエースはスプリングSへ行くと俺は思っている。




パドトロワ 高松宮記念へ向けて来週帰厩
復帰するという報道があったパドトロワだが、
具体的に帰厩時期が出て、宮記念が目標だとはっきり報じられた。
鞍上は当然アンカツの予定。
軽症だとは分かっていたが、想像以上に軽かった。
トライアルを使えないけれども、1ヶ月以上調教出来るなら言うことはない。
今回の骨折は、連戦の疲れを癒すのにちょうど良かったんじゃないかw
宮記念では昨年苦杯を舐めさせられた女王カレンチャンと、
短距離界の新星として存在感を放つロードカナロアが待っている。
パドトロワははっきり言って叩き良化型の馬だけに、
本当ならば1回使って万全で戦いを挑みたい相手だが、
帰厩してからの調教の質に期待したいね。
昨年、全く追いきりをしなかった函館Sでもそれなりに走ったくらいだから、
しっかりと休まず調教を積んでいけばやれると思っている。
ロードカナロアは前走でエーシンダックマンを圧倒したわけだけども、
そのダックマンはパドトロワのカモで、あれくらいはパドトロワにも簡単。
脚質が違うから、煽り倒して直線早々に叩き潰すことすら可能だ。
そのダックマンが短距離界で上位のところまで来ているのは自信になる。
絶対に良い勝負が出来ると思う。

佐賀記念

2012-02-08 01:28:25 | 競馬
微妙な時間帯に更新。


2/8 G3・佐賀記念(佐賀・2000m)
1番 ホクセツサンデー(兵庫)   牡4 55 永島太郎
2番 ハンドシェイク(高知).     牡6 56 永森大智
3番 ピイラニハイウェイ(JRA).   牡7 56 川田将雅
4番 マイネルアワグラス(JRA)  牡8 57 柴田大知
5番 メダリアビート(JRA)      牡6 56 藤田伸二
6番 タカオノボル(JRA).      牡4 55 武豊
7番 オオエライジン(兵庫)     牡4 55 木村健
8番 ヘイアンレジェンド(佐賀)   牡8 56 竹吉徹
9番 アドマイヤダンク(佐賀)    牡8 56 山口勲
10番 レイズミーアップ(佐賀)    セ8 56 真島正徳
11番 キングトップガン(JRA).   牡9 58 安藤勝己


今日は佐賀競馬場にて佐賀記念が行われる。
アンカツはキングトップガンで参戦。
近年、地方で騎乗することがほとんどなくなったアンカツだが、
東京盃以来か、久々の地方重賞ということで楽しみだね。
(週の半ばに減量をしたくないのだろう。
 いや、したくないというか減量のリズムが崩れるというべきか。
 ご存知の通りに月曜火曜は楽をして木曜金曜で減量してる人なので、
 その大半が水曜に行われる地方重賞には参加しにくいはずだ)

そんでもって、キングには2年半ぶりの騎乗になる。
重賞を目指して頑張っていた頃に乗っていた馬で、
条件当時はダートで底知れぬ雰囲気を漂わせていた馬だった。
準OPに上がったところで少し壁にあたり、
そこから芝と兼用で使うようになっていったのだが、
歳を重ねて徐々に勝ち負けに絡めないようになっていった。
一般的に起こる老化、衰えが考えられたわけだけども、
8歳になった昨年、本当に突然甦ったねw
大阪ハンブルクCでクビ差の2着になった時には、
競馬ファンの98.5%が驚愕したはずである。
何故なら、この時の単勝オッズは477倍だったのだから。
477倍は支持率に換算すると0.15%。
2000人がいたとすると、たったの3人しか支持をしなかった馬。
いや、買った人間達も本気だったとはとても・・・w
そこから目黒記念を制し、函館記念を制し、
普通のハンデになったアルゼンチン共和国杯でもそこそこ走って6着。
JCと有馬はさすがに話にならなかったわけだけども、
G2くらいならまだまだ戦える能力がある。
未だ衰えぬ闘志に敬意を表したい。

今回は久々のダート戦となるわけだけども、
最初に書いた通りに当初はダートで戦っていた馬。
OPでも後続を千切った争いの3着に好走したことがある。
6歳時、7歳時は単純に低迷していただけで、
8歳になって復活してから1度もダートを使ってないから、
今ならばやれるんじゃないかと期待している。
別に目黒や函館を制した力を見せてくれなくて良い。
アルゼンチン共和国杯6着の力をここで普通に出せれば、
それだけで勝てるような相手関係だ。
近2走の大惨敗のショックが残っていなければ、だな。
調教の感じは素晴らしく、走りそうな気配が充満している。
斤量の58は仕方ない。それくらいに力上位だと思う。
相手がどうこうより、キングが砂で気合が入るか、それに尽きる。


相手の中では、やはり兵庫のオオエライジンが強いだろう。
11戦して10勝、前走の兵庫ゴールドトロフィーで3着。
スーニとまともに戦えていたことからすると、
1400mあたりでは文句なしに現役でも上位の馬。
初めてとなる2000mでどうなるか、この馬はそれに尽きるかな。
実はこの点がけっこうな不安点であると思われ、
過剰気味になりそうな人気からすると意外に割が合わないと思う。
キングを応援する側としては、ありがたいことになるんだけど、
まあ、兵庫の馬だし本心では頑張ってもらいたい。
アンカツが参戦してなきゃ文句なしに応援しているところ。
頑張って地方競馬を盛り上げてもらいたいとは思うが。
これが勝つなら、それはそれで喜ばしいことだ。

他の中央勢は、マイネルアワグラス、メダリアビート、
ピイラニハイウェイにタカオノボルと、微妙な感じ。
これは大半の人がそう思ってるだろうけども、
今年の4歳のダートは相当にレベルが低いと思われるので、
このメンバーでもタカオノボルを買いたいとは思わない。
ピイラニハイウェイは・・・たまーに走る感じなんだよね。
3走前、7走前だけ走れば十分に勝ち負けなんだけども、
そうじゃない可能性のほうが高いってのがねw
メダリアビートが一番確実に上位に入りそうか。
自分より強い馬には勝てないが堅実、OP特別で上位程度の馬で、
今回の相手関係ならばきっちりと勝ち負けに持ち込んできそう。
キング、オオエ、マイネルの3頭に完勝の可能性があるが、
それぞれが特に高い好走率を持っているわけではないので、
自然とメダリアが勝っている可能性は十分だと思う。
マイネルアワグラスの実績が最上位なのは言うまでもないが、
徐々に落ちてきていることも確実に言えること。
昨年の同レースで7着に惨敗しているってのも引っ掛かる。
一応川崎記念で4着なんだけど、何か信用しにくいね。

馬券としては、キングの単勝が中心で、
後はオオエ、メダリア、ピイラニの3頭に3連単マルチを買いたい。