アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

今週の騎乗馬

2012-02-02 23:53:28 | 競馬
アナスタシアはアクシデントで回避。
軽症のようでフィリーズレビューあたりを目指せるとは思うけど、
こういう一頓挫は痛いなんてものじゃない。
ちょっとこの春の戴冠を期待するのは苦しくなったかねえ。
まあ、なってしまったものは仕方ない。
無理せずゆっくりとやってもらいたいと思う。
つっても、牝馬の最大目標である桜花賞を目指さないのでは、
競走生活を送る意味がないとも言うことが出来るわけで、
多少無理があっても桜を断念ってことはないのだろうけど。
それもまあ、仕方のないことだな。
こうも寒いといろいろとアクシデントの可能性が大きいし、
早く暖かくなって欲しいね。





土曜 京都
5R 3歳未勝利(牝) 芝1600m アドマイヤギャラン
中尾厩舎、ハーツクライ産駒の3歳牝馬。
デビュー前はとにかく前向きで動きが良く、
行きっぷりが良すぎて引っ掛かることが心配された馬だが、
実戦では鞍上が追っつけて無理矢理ついて行った格好。
ずぶいのではなく、ブレーキをかけようとしていたようだ。
違う環境で全力で走る事を怖がっていたのかな。
ただ前目にいて、ダラッと雪崩れ込んだだけの内容で、
このレースを見る限り大した評価はできないのだが、
アンカツが言うことが確かなら、評価は大きく変わってくる。
昨日今日の東海地方は大雪が降って大変だったんだけども、
ブレーキをかけながら走るというのは要するに、
氷で滑らないように踏ん張りながら前に進んでいるようなもの。
それであれくらい走れたなら、能力は相当なものがある。

前走後も調教の動きは非常に良い。
栗東坂路で52.7-12.5をマークし古馬を圧倒。
絶好といっても差し支えない動きだ。
先週も良かったけど、さらに良くなって今回のレースだ。
後は普通に走ってくれたら、まず大丈夫なんじゃないかな。
大半の馬が掲示板を守ってきたという牝馬の上位勢力の戦いだが、
多分ギャランが一番強い。まともならあっさり勝てると見た。
もちろん上位人気にはなるだろうけど均衡はするだろうし、
このレースは馬券で大きく勝負してみたい。




11R すばるS ダート1400m マルカベンチャー
松永昌厩舎、フジキセキ産駒の6歳牡馬。
追いきりは栗東坂路で52.8-13.0。
まずまず、好調でレースを迎えられそうだ。
もう6歳になってしまって、焦ることも何もないが、
今回の強調点は、もう少し馬体が締まってきそうなこと。
470キロ台での出走が可能なんじゃないかな。
それと1200mになるので終いのキレも増すだろうし、
放っておいても5着に入るのは分かっているが、
それより上の3着までには食い込んできてくれると期待したい。

レディルージュ、ケイアイテンジン、アドバンスウェイなど、
これまでに戦ったことのある馬たちが相手。
(休み明けで60キロのミリオンディスクは完全に格上だが、
 これはさすがにひと叩きであると思いたい)
それぞれに対しては何度も先着しており臆するところはないが、
複数頭が戦う1つのレースの中で「誰かに負ける」という馬で、
単勝に関しては信頼も出来なければ期待をすることも出来ない。
びっくりするような幸運があれば、だな。




12R 4歳以上1000万 ダート1800m スズカホープ
橋田厩舎、スズカマンボ産駒の4歳せん馬。
休み明けの前走を豪快に差しきって500万を突破。
ダートでは3戦2勝でまだまだ上を目指せそうだ。
調教ではアドマイヤフライトに圧倒されてしまったが、
これは相手が凄すぎただけでこちらも上々の時計をマーク。
53.2-12.9で走ってて煽られるんだからたまらないねw
相手次第にはなるけど、いきなり好勝負を期待しよう。

で、肝心の相手関係なんだけども、
16頭中9頭が前走で惨敗しており、2頭が僅差も惜しくはない。
ホープも含めて2頭が昇級馬で、
残りの5頭がまあまあの走りをしてきた馬。
このうちドリームアライブ、コアレスカポーテが人気の中心か。
あとはテーブルスピーチあたりになるんだろうけども、
どれもこれも着は良いが勝ち馬に千切られた馬ばかり。
1000万としてはかなり軽めの構成であると思われ、
かなり恵まれているので、勝ち負けまで期待できると思っている。
んー、このメンツだともしかしたら上位人気かもしれないな。






日曜 京都
5R 3歳未勝利 芝2200m アドマイヤフライト
橋田厩舎、マンハッタンカフェ産駒の3歳牡馬。
こちらもギャランと一緒で鞍上が出して行って先行したのだが、
ギャランと違うのは、本当にズブくて動かなかった。
アンカツが叩きまくってようやくジリジリと動き出し、
ラスト付近、オウケンプレスリーが並んできたところで激変。
いきなり伸びだしてギリギリ3着を確保するというレースだった。
ラスト2ハロンが11.2-11.3という究極の瞬発力戦で、
途中まではこの馬には対応できない辛い流れだったのが、
本気を出したら桁違いの瞬発力を持っていることが判明。
アンカツの評価はもちろん高かったが、これは相当に走る。
まず1つレース経験を積んだことが大きなプラスになるし、
距離の延長も大幅なプラスになってくるだろう。

そして今回はなんと言っても相手が弱い。
相手はクランモンタナただ1頭と言って良い。
クランは過度な期待には応えきれないもののなかなかの実力馬で、
距離が延びてもまあ、特に変わらない走りをするだろう。
フライトとすれば格好の目標になる。
おそらく直線早々にクランが1頭独走の状態に入り、
(さすがにそれ以外の馬と競り合うほど弱くはない)
例によって終いが甘くなって12秒ちょっとで雪崩れ込むだろうが、
それを物凄い勢いで差しきってぶっちぎるフライトが見れる気がする。
これはギャランと同様に馬券勝負のレースとしたい。
2頭立てのようなオッズになるだろうけども、
向こうのほうが確実に人気するだけに、本当に楽しみだ。

ちなみに調教ではスズカホープを追走して交わしぶっ千切った。
52.3-12.4の動きには文句の付けようがないね。
前走時もなかなかだったけど、さらに上昇しているのは明らかだ。




8R 4歳以上500万 ダート1400m ペガサスヒルズ
鮫島厩舎、タイキシャトル産駒の5歳牡馬。
小倉の凡走から一変して快勝を期待したが、
勝ち馬とは枠の差で負けてしまったかな。
勝ったサトノモンスターは結構強かったし仕方ない。
こちらもしっかりと2着を確保し力は見せられた。
1400mならば現級最強の座についていると言っても過言じゃあるまい。
負けはしたものの、京都14の条件はぴったりだ。
あと、前走は正月競馬の除外の影響が少しあったので、
状態面でも上積みを見込むことが出来る。

で、今回の相手だけども、何だこれ?って面子になっているw
ブラックイレブンが2番人気になるのは間違いなく、
この馬を2度に渡って相手にしていないペガサスの断然人気は確定。
後は長期休み明けのミッキーホワイトが人気してしまうだろう。
なんか断然過ぎて気持ち悪いがw ありがたく勝たせてもらおう。
こりゃ単勝オッズは1点台の前半だろうね。




11R きさらぎ賞 芝1800m ヒストリカル
音無厩舎、ディープインパクト産駒の3歳牡馬。
待望の外回り戦でどこまでやれるか、注目の一戦。
前走は内回りを意識して早めに動いて行ったので、
伸びてはいるけれども終いの脚が他と一緒になる感じ。
あれでは末脚自慢の馬の力を引き出したことにはならない。
京都の2000は展開が向かない限り差し馬にはしんどいコースなので、
あれはあれで目一杯に頑張れたとして評価して、
今度は直線まで我慢出来る(したほうが良い)外回りで期待したい。

デビューから3連続で出遅れ、そこからダッシュがつかず、
もう序盤についてはどうにもならないと諦められているw
まあ、それくらいに割り切ったほうが良いだろうね。
一級品の末脚と勝負根性を持っている馬なので、
それを最大限に生かす方向の乗り方で行きたい。
京都は先週から外を回っても間に合うようになっており、
これによって外回りでは馬群がバラけ気味になっているので、
内に突っ込んでも不利を受ける可能性がグンと下がっている。
同時に、全体が広がるから外に出て行ってもロスにはならない。
とにかく大きく走ることが大事という状態になってきているので、
現状のヒストリカルの力を出すには文句のないレースだ。

出遅れからダッシュつかずで困った馬だけども、
今回はこちらと似たような馬が何頭かいるのが笑えるね。
マジカルツアーの逃げを、マイネルアトラクト、プレミアムブルーの
何をやっても人気が上がらない先行馬コンビが追いかけ、
それらに対して出遅れ追い込み組がどこまで迫るかのレース。
馬券的にはどう考えてもマイネルとプレミアムが美味しそうだが、
これらは相手に回して、ヒストリカルの健闘を祈りたい。