アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

アンミツ引退他

2012-02-29 23:50:27 | 競馬
安藤光彰騎手 引退
アンカツの兄・アンミツこと安藤光彰騎手が今日のレースを最後に引退。
勝利を目指して追ったが、空気を読めない和田に敗れて2着だったw
まあ、「らしい結果だ」と納得しているアンミツ本人がいて、
良い引退レースになったんじゃないかと思う。

アンカツ・川原とともに笠松競馬を支えてきた兄者。
思い起こせばいろいろな馬とコンビを組んできた。
俺の場合はベッスルキングが一番思い出に残ってるけど、
(アンカツもベッスルキングだと言ってた)
笠松競馬のファンそれぞれに思い出があると思う。

2800を超える数多くの勝利と、
それ以上の、13000を超える敗戦。
文字通り、地方競馬の歴史を作った一人である兄者の、
最高の勲章というか、最高の偉業はこれだろう。
それは、

アンミツは騎手生活で1度も骨折しなかった

ということである。
時速60キロで動く馬の上で大した保護もなく活動するのが騎手。
馬は人が作り上げた最高の芸術品とも呼ばれるもので、
芸術品である以上、壊れやすいものでもあるから、
騎手は時として死と隣り合わせの事故に巻き込まれる。
俺の大好きだった佐藤隆さんのように、
文字通り亡くなってしまった人もたくさんいるし、
中央の天才・福永洋一さんや、地方の天才・坂本敏美さんのように、
一瞬のアクシデントによって騎手生活を終焉したばかりか、
その後の人生をリハビリに明け暮れることになった人もたくさんいる。
今日輝いている騎手も、明日どうなっているかなんて誰にも分かりはしない。
11Rで輝いた騎手が12Rで絶望するなんてことも普通にありえるのが競馬。
アンカツの中央入りのきっかけが、とんでもない落馬事故だったりもしたが、
とにかくどんな騎手でも多かれ少なかれ怪我を繰り返しながら生きている。
骨折しない騎手なんていないんじゃないか?と思えるわけだが、
実はいて、それが安藤光彰という騎手なのだ。

もちろん、運にも左右されているのだろうが、
それと共に強靭な肉体と勘を持っていた騎手なんだろうね。
ちょっと乗っただけで引退したような騎手ならいざ知らず、
アンミツは16000以上のレースに乗ってきたわけで、
この記録は驚異的なものであると言えるだろう。
今日、最後まで無事に終えることが出来て本当に良かった。
何とも誇らしいことだと思う。

引退して坪厩舎の助手となるわけだけども、
さらに勉強を重ねて中央の調教師を目指すことになるそうだ。
難関の騎手試験を勉強を重ねて突破した人だし、
きっと調教師試験も受かるんじゃないかと思う。
調教師になった暁には、弟にバシバシ依頼をくださいw
兄者が調教師になるまでは、アンカツは引退出来んだろうねw


どうあれ、とりあえずここで一区切り。
長い騎手人生、お疲れ様でした。ありがとうアンミツ。
笠松の4コーナーで何度か聞いた怒鳴り声は忘れませんw
調教師になることを心から祈っています。待ってます。




レッドデイヴィス 大阪杯へ
中山記念は全く走れなかったデイヴィス。
誰が見ても道悪が原因といった感じの走りであり、
次走での巻き返しが期待される。
マイルから2000mあたりを使って行くということで、
今度は阪神の2000mが選択されたようだ。
阪神の綺麗な馬場で快走を期待しよう。

今年はちょっと例年にないほどに栗東の馬場が悪い。
記事で各馬の調教のことに触れるたびに、
これ以上ない悪い馬場、と何度も書いているが、
それを毎週更新してくるのだからたまらないw
今日の栗東坂路の1番時計がカレンチャンの53.4。
3頭目から54秒台になり、13頭目からは55秒台。
こんなんじゃあ、馬も辛いだけでやる気をなくすだろう。
少なくとも、駄目な馬はさっぱりになる。
で、どうもデイヴィスはそれに当てはまっていると思われる。
もっと良い環境で調整を重ねていって、成果を出して欲しいね。




ブライトライン ニュージーランドトロフィーへ
アーリントンCで見掛け倒しで終わってしまったブライト。
巻き返しの一戦はやはりニュージーランドトロフィーになる。
ちょっと煽られるとすぐにガツンと行ってしまって、
肝心の直線では走ることへの興味がなくなっているのだからたまらない。
外枠が完全に不利となる中山のマイルだけども、
いっそのこと大外枠でも引いたほうが良いのかもしれんね。
少なくとも、それで掛からずに競馬をすることは叶いそうだ。
将来を見据えれば、内枠から強制的に馬群で競馬をして、
4角から開いたところを狙って、という競馬になる。
とにかく調教から折り合いをつける練習を積むのみか。




パドトロワ 始動
高松宮記念へ向けて先週帰ってきたパドトロワ。
帰厩から1週間、本番まで4週間ある段階だが、
今日から早速アンカツが騎乗しているようだ。

パドトロワという馬は、ご存知の通りに叩き良化型。
1ヶ月も熱心に調整していけば、普通はだいたい仕上がるものだが、
パドトロワに関して言えば、結構不安なところがあるw
当たり前だが、宮記念は叩き台のレースではなく大目標となるので、
いきなりエンジン全開に持っていけるようにしなければならない。
その為の一環ということになるだろう。
ジョッキーが乗ることで気合を早く乗せて行くという手法だ。
まあ、パドトロワにはいつもアンカツが乗っているので、
そんな格別な効果が期待できるって訳でもないけれど、
やれることはやって行こうってことだろうね。

まともならカレンチャン、ロードカナロアとの三つ巴に持ち込める。
本番へ向けて、良い調整を期待したい。




フィリーズレビューでプレノタートに騎乗予定
子猫の肉球さんが所有されているプレノタートだが、
次走のフィリーズレビューで何とアンカツが乗ることになった。
佐藤哲の復帰が遅れているのと、
(もう戻ってくるはずだが、ようするに万全を期してなのだろう)
アンカツのお手馬アナスタシアブルーが順調さを欠いていることで、
それぞれの利害が一致したコンビとなると思う。

いやー、念じれば何とやら?って奴だろうかw
この馬に関しては500万条件で相当儲けさせてもらった恩があり、
さらに阪神JFで2着を取れたはずという悔しさは今でも残っている。
クイーンCはドスローに泣く形で終わったが、
次こそ絶対にやってくれると次走を待っていたわけだけども、
まさかここでアンカツが乗ることになるとはねw
オークスまでを視野に入れた馬だと思うので、
この1400mという距離に戻るのはどうかなと思いつつも、
2勝している距離なので普通に走ってくれるだろう。

この馬の課題はとにかくスタートだけ。
3戦連続で出遅れてしまっているので、
とにかくここを無難に乗り切れさえすれば、だな。