アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

今週の騎乗馬

2012-02-23 22:06:06 | 競馬
土曜 阪神
11R アーリントンC 芝1600m ブライトライン
鮫島厩舎、フジキセキ産駒の3歳牡馬。
週の始めはブックの記載漏れだと軽く思ってたら、
どうも火曜日までは本気で土曜を休みにしようとしていた気配。
重賞級の馬の前週の調教まで乗っておいてそんなことを考える騎手は、
世界中探したってアンカツくらいのものだろうw
しかし気を取り直してくれたのか何なのか、無事騎乗することに。
ここはメンバー的にも絶対にチャンスだからね。
騎乗のリズムも悪けりゃ運も何もない現状を打破するためにも、
こんな美味しそうなレースに参加せずどうするんだというところ。

ジャスタウェイとダローネガが人気を集める一戦。
すっかり出遅れ癖がついた感じのダローネガと、
武器の末脚を使おうとせず凡馬と化しているジャスタウェイ。
消去法でこれらが人気をするくらいのレースだから、
ブライトが力を出しきれば何とかなると思う。
2戦目の未勝利戦の時、まだまだ怪しい気性ではあったが、
坂を登りきってからの切れ味は半端ないものだった。
キャリアを積んできたがまだまだ気性難を抱えているため、
距離が長ければ長いほどに道中の負担が大きくなるから、
マイルくらいだと一番力を爆発させやすいはず。
前走みたいな掛かり方をしてはさすがに話にならないから、
3戦目に勝った時くらいに人馬一体ならば。

前走の負けが酷すぎるために人気を落とすはず。
5番人気か6番人気でレースを迎えられるだろう。
美味しい配当が待っていることも楽しみにレースを待ちたい。






日曜 中山
11R 中山記念 芝1800m レッドデイヴィス
音無厩舎、アグネスタキオン産駒の4歳牡馬。
果敢にチャレンジした有馬記念は9着に敗れたが、
距離が怪しかったし力関係的にも厳しかった。
まあ、よく頑張ったと言える内容だったんじゃないかな。
スローだったので自分で打って出ようという構えを見せたけども、
そこまでのセンスと力はまだ持っていない。
もしくは、力が戻りきっていないと言えば良いのか。
3歳の初冬の段階では、明らかにこの馬が最強だった。
降着した一戦も非常に強かったし、
オルフェーヴルを寄せ付けなかったシンザン記念も圧巻。
毎日杯はそこそこだったように感じたが、それでも完勝。
次の京都新聞杯で故障して戦線離脱するまで、
この馬が陰の最強馬だったと言っても過言ではなかった。

時が流れてオルフェーヴルとは天地ほどの差をつけられてしまったが、
これから順調に使っていければ、近寄ることくらいは叶わないか。
復帰戦の鳴尾記念を勝った時はさすがと思わせたけども、
今から思えばこの鳴尾記念のレベルは低めだった(まあG3だしね)
復帰してからは4歳世代の2線級しか倒していないわけで、
本格的に5歳以上の強豪との戦いが始まるここからが本番。
どれくらいの実力の馬なのか、とにかく楽しみだね。
アンカツが続けて調教に乗って動きは上々。
もちろん全力とはいかないだろうが、力を出せる状態だ。
それはここに出走するほとんどの馬に言えることだろうから、
仕上げで不利があるとか、もしくはアドバンテージがあるということはなく、
純粋に力比べをすることが叶うだろうと思っている。

ダイワファルコン、ナリタクリスタル、フェデラリスト、フィフスペトル、
リアルインパクトと、G1で人気したり掲示板に来れるレベルの馬が揃ったが、
それらよりも明らかに一枚上の存在がトゥザグローリー。
現役のトップ5を挙げろと言われたら、大半の人がこの馬を入れるだろう。
G2を3つ勝ち、春天で1番人気、有馬記念で連続3着、まさに実績断然。
2度走った中山の結果が有馬であり、1800の距離も全く問題ない。
(3歳時のマイルCSで凄い走りをしてたからね)
この馬も目標は先でドバイを目指しての叩き台だが、
調教を見る限りは状態良好で、やはりこれが最大の敵。
この馬に勝てれば、そのまま今年のマイル戦線の大本命でやっていける。
そこまでの馬なのか、さすがに自信満々とはいかないけれど、
可能性は大いにある馬なので、とにかく楽しみにしている。




12R 4歳以上1000万 ダート1200m ハッピーカオル
加藤征厩舎、キングヘイロー産駒の5歳牡馬。
メンバーにも恵まれて楽に勝てると思った前走は、
思っていた以上に追い詰められる形での勝利。
さすがはキャリアのほとんどを2~4着で過ごしている馬、
といった内容だったんじゃないかな。
一応、完勝は完勝だった。最後まで渋い脚を使ったね。
負ける時でもそこそこの競馬をしてきた馬なので、
昇級しても1000万ならいきなり通用するんじゃないか。
調教の動きも結構良く、状態には自信がもてそうだ。

相手を見渡すと、1000万としてはやや軽めに思われる。
少なくとも必勝級と呼べるような馬は存在しない。
オクルス、ハンマープライス、メイショウツチヤマ、ワンモアジョー、
この4頭がライバルということになりそうか。
昇級戦としては手ごろな面々で、力試しにはちょうど良いね。
一気に相手が強くなって単純についていけないってことはなさそうで、
ならば渋太い脚でそのまま競り合いを制することがあっても良い。