アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

10日の騎乗馬と予想

2011-01-09 19:27:51 | 競馬
シンザン記念は惜しかったなあ。
好位を華麗に立ち回って上がり33.9は、はっきり言って期待以上。
それを、出遅れて一番外から33.5で上がられて差されては、
オルフェーブルに脱帽と言うしかない。
伊達に京王杯で人気を背負ったわけじゃなかったな。
この馬は新馬戦から気性面で相当危ないところがあるけど、
爆発したら兄のドリームジャーニー並っぽい。
レッドデイヴィスはまともならサトノオーに勝っていた馬だし、
これらとキャリア1戦の身で僅差で戦えたのは大きな自信になった。
これは先々が本当に楽しみ。
唯一不安だった3歳牝馬戦線も何とかなりそうだな。

明日はおまけみたいな1日だがw
特にアンプレシオネに勝機があるので期待したい。






5R メデタシ ○
音無師
「実戦を使うごとに血統の良さが出てきたね。
 非力なので現状は軽い芝のほうが良さそう」
とりあえず前走については無かったものとして良い。
道中の行きっぷりからして話にならないレースだった。
この馬の前走がなかったものと仮定すると、
16頭中15頭が前走芝で走って掲示板確保という、
ちょっと見たことのないような壮観な出馬表。
こんだけ揃えば、これに強いのが1頭2頭増えても一緒。
唯一の惨敗馬である4番のビハクがいなけりゃ面白かったのにねえw
まあ、超ハイレベル戦かというと、そういうわけではない。
大半が牝馬限定戦を戦ってきた馬だからね。
牝馬限定としてはハイレベル、という見立てて良いだろう。

人気はどうなるかなと気になっていたが、
一応参考としてブックの想定によると、
マルセリーナの2着になったアイアムアクトレスが1番手、
クローバーリーフが3着だったレースの2着馬マコトサンパギータが2番手、
牝馬限定のヒシカルメン組の4着馬アンティークカラーが3番手、
牡馬のナリタキングロードに負けたシルヴァースプーンが4番手で、
このレースで3着となったメデタシが5番手という感じになっている。
だいたいこんなものなのだろうか?
1頭が被るということは無く、割れるとは思うけど。

メデタシから見ると、戦っていない馬との比較は難しいが、
シルヴァースプーンに対しては明らかに完敗だった。
この馬と再度戦うのはけっこう厳しいなと感じるんだけど、
このシルヴァースプーンが勝ち負けに持ち込むならば、
メデタシも連れて勝ち負けになるだろうと考えたい。
そのシルヴァーは2戦目の前走で5着に敗れているんだけど、
上位4頭はかなり強力な牡馬だったし、
この馬自身、大外枠で出遅れたことが痛かった。
むしろ牡馬相手でも出来る実力馬であると信じて、
メデタシと共に期待をしてみたい。

スプリント戦を逃げて戦ったテイエムアモーレが先頭へ。
大外枠からだが、序盤の速さはこれだろう。
続いて、16番のセレブリティもついて行きそうだ。
大外枠の2頭が切れ込んで行く感じで前に。
どの馬が内で抵抗するかなんだけども、
スタートさえ普通なら、2番のシルヴァースプーンは前だな。
それから、3番のセラヴィもそこそこ動く脚がありそう。
5番マルサンアップル、6番ピエナメダリスト、8番アンティークカラーと、
ヒシカルメンが勝ったレースで先行していた馬たちも行きそうだが、
初戦程度の脚だとあまり行くことは出来ないだろうと思う。
まあ、2戦目でどう変わるかは分からないんだけども、
それならば9番のメデタシのほうが少し速い気はする。
とりあえずこの辺が先行争いだろう。
馬場が馬場だし、多少は速くなるんじゃないかと思われる。
10番のアイアムアクトレスと11番マコトサンパギータ、
それから12番ペニーブラックあたりの真ん中枠の人気馬達は、
これらを見ながら先団後ろになりそう。
ここまでに名を出した、ある程度動ける馬の争いかな。
って、11頭も名前を出してるんだけどw

前走が痛かったので、シルヴァーは早めのレースをしそう。
そこにメデタシが付け入る隙があるはずだ。
初戦では徹底マークして交わせなかった強い相手だけど、
今回みたいに先行できる馬が数多く揃った上でのマークならば、
もしかしたら逆転するところまで行けるかもしれない。
逃げ先行馬が揃ったので、本来ならばアイアムやマコトが有利になりそうだが、
そこは現在の京都競馬場の圧倒的な内有利ぶりを考慮に入れて、
前で立ち回れそうな内枠の先行馬を有利と見たい。
シルヴァーが逃げ馬を掃除して、それにメデタシが食い下がり、
他の先行馬のうちの1頭が粘りこむ形を期待。

まずはメデタシの単複。それから、シルヴァーとの馬連を1点。
3連単2頭軸マルチで、セラヴィ、マルサン、ピエナ、アンティークの4頭へ。




9R アンプレシオネ ◎
河北助手
「前走も最後まで粘っていたし、
 自分のリズムで運べればしぶとい。
 限定戦なら楽しみ」
アンプレシオネを含めて、1000万でそこそこの実績を持つ馬が複数いるが、
どの馬にも決め手らしきものは見当たらない。
今度こそと思っている陣営はいないだろうね。
昇級戦になるネヴァーフェイドが人気しそうなあたりが、
このレースが並レベルであることを示している。
そんなレースだが、アンプレシオネも当然ながら人気の一角。
1000万でコツコツと手堅くお金を稼いできてある程度幸せな馬が、
準OPに上がることが幸せなのかどうか、イマイチ分からないけれど、
手綱を託された以上は勝ちを目指してのことだろう、頑張って欲しい。
アンプレシオネはもう6歳で十分に賞金を稼いできたし、
上でどうなるとしても、そろそろ久々の勝利を得ても良いよな。
いや、もちろんいつも本気で頑張ってるんだろうけどw
あまり人気しない馬で、上に上がればさらにマークは薄いだろうから、
意外といつも展開利があってなんとかなっちゃうかもしれんしね。

逃げるのは最内になったニチドウルチルで間違いないな。
これに続きたいのがアンプレシオネになるわけだが、
大外枠になったことはちょっと余計。
基本的にスタートの速い馬だから、最後の枠入れのメリットなんか何も無い。
まあ、手早く切れ込んで行って2番手の外を確保したいね。
3番のコンカランと5番のナムラボルテージ、7番のネヴァーフェイドが、
出方さえ良ければ2番手をと狙っているはずなので、
ちょっと甘い出方だと、物理的に2番手を取られてしまうと思う。
多分、ハンデがあってもアンプレシオネのほうが速いとは思うが。
これら先団の後に、外からルージュバンブーとテーマソングが続き、
ラインドリーム、ハッピーパレード、ピサノジュバン、ファイブスターなど、
基本的に差しをやっている馬は、そのままジックリとという形になりそうだ。

ニチドウルチルは平均よりやや遅いペースで逃げる馬。
これにアンプレシオネがついて絡まなければ、
その後ろが絡まない限りはペースは落ち着きそう。
3、5、7番と、騎手を見る限りは大丈夫そうだが。
2番のラインドリームが途中で捲くってペースをあげる馬なので、
この馬が外だと結構面倒だなと思っていたのだが、
内目に入ったので、捲くられる可能性は低そうだ。
素直に遅めのペースの前残りを期待してみたい。

淡々と行けば、ニチドウルチルとの行った行ったが期待できる。
それから、コンカラン、ナムラボルテージの粘りに期待しよう。
まずはアンプレシオネの単勝を買うとして、
後はアンプレシオネ1頭軸で、3頭に3連単マルチで。

9日の結果

2011-01-09 10:09:48 | 競馬
1R ヒラボクウィン 6着
好スタートから仕掛けて前へ。
ただし、隣のホワイトアルバムが最高のスタートを決めており、
これが追っつけて前に出ていたので、さすがに競ることはせず待機。
4番手のインで前を見て行く作戦を取った。
包まれていたからか、少しムキになっていたと思うが、
なだめながら追走しているうちに落ち着いた。
速くもなく遅くもなくのペースで、ウィンも良い感じだったと思う。
囲まれながらも特に詰まることは無く4角を回って、
サッと外に持ち出してそこから伸びればというところまでは行った。

クローバーリーフに関しては桁違いで、まあ想定内。
ウィンは2着がありそうな感じだったんだけど、
追われていまいち伸びを欠いての6着までだった。
だが、これははっきり言って仕方ない。
1、2、3、5着が初ダートで、4着馬もデビューは芝組。
清々しいまでの 芝>ダート というレースだったということだ。
現状は、相手に恵まれれば勝機がある、ってところだな。




10R タガノジンガロ 1着
好スタートから仕掛けて前へ。
内のナムラフューチャーが激しく先手を主張したため、
素直に引いて待とうとしたところ、
外から3頭ばかり仕掛けて上がってこようとしていたので、
それを確認してから仕掛けて行かせないようにした。
1頭ならともかく、複数に被せられるのは面倒だからね。
2番手を確保して1角を回っての競馬。
他馬の動きを見てから速度を上げれるあたりは、
ジンガロの抜群の操縦性と言えるだろう。

ナムラの作るやや速めのペースに乗っかって追走は楽。
3角、4角も持ったままでの追走。
これに3番手以下はついて行くので精一杯になっていた。
そんな流れを楽々と進出して直線入り口で先頭、
早めに先頭に立ったために、気を抜かないようにしっかりと追われ、
馬もそれに反応して最後まで上々の伸びを見せてくれた。
昇級戦ながら、このクラスでも力の違うところを見せつけた格好。
この勝ちっぷりならば、準OPもあっさり行けるか。
これは一気に重賞にたどり着くかもしれないな。

とりあえず今年の初勝利。
順当勝ちだが、やはりホッとするねw
ここまで1-1-1-4だから、全く無難な立ち上がりだ。
メインレースも期待してみたいがどうだ。




11R マルセリーナ 3着
あー、これは惜しい。2着が欲しかった・・・。

スタートは見事に決まった。
びっくりするくらいに普通に出たね。
これがこの馬の天性のセンスの良さなのか。
そこから仕掛け気味に前に進出。
ゲートを出たからね、当然の騎乗だろう。
中団よりやや前、アドマイヤサガスの後ろに待機。
仕掛けた分、少しだけ行きたがっているような気配も見えたが、
ハイペースということもあってすぐに折り合った。
前を行くアドマイヤサガスが強い馬であったことも良かったね。
これに誘導されて、ラチ沿いをスイスイと進出する形。
4角、断然人気のドナウブルーと並ぶ形になったが、
明らかにこちらのほうが行きっぷりが良い。
これは貰ったと思ったがねえ・・・。

直線に入って進路は当然内に。
ハイペースで逃げていた2頭とレッドデイヴィスを前に見て、
前にいたアドマイヤサガスのインを強襲。
止まるシャイニーとアドマイヤの間が窮屈になったが、
もろともせず一瞬で突破する瞬発力を見せた。
完全に2番手に上がったのだが、前のレッドが遠い。
勝つまではいかないか・・・ってところ、大外からオルフェーブルの強襲。
凄まじい切れ味でやってこられたことと、こちらが先に一足使っているから、
抵抗しきれずに3着に終わった。

悔しいねえ、最高の立ち回りを見せてくれたんだが。
それでもまあ、重賞というかG1でやれる手応えは手に入れた。
これでいて、先生のコメントは「前向きさに欠ける」だったからね。
桜花賞の頃には上に追いつく可能性は十分ある。
次はおそらく500万だろう、まずは軽く足場を作りたいね。