アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

5日の騎乗馬

2011-01-03 19:12:21 | 競馬
開幕日は3頭に騎乗予定。
ダノンマックインは1番人気だと思うけど、
この馬は出遅れさえなければ早々に今年初勝利となりそうだ。
ケイアイヘルメスは未知だけどどうかな?
最初の2戦を見る限りは相当な力を持ってそうだけど、
関西馬との戦いでどこまでやってくれるか。
騎乗馬がいなくなった金杯だったが、新しく見つかって良かった。
まず人気薄だろうけど、一発の可能性は十分にある。
どこから抜けてくるか、楽しみにしたい。








5日 京都
2R 3歳未勝利 ダート1800m ダノンマックイン
橋口厩舎、ハーツクライ産駒の3歳牡馬。
今年の最初の騎乗馬はこの馬。
未勝利にいるのがおかしい馬だ。それを記したい。

デビュー戦は芝の1800で、はっきりと出遅れて後方から。
しょっぱなから追っつけ通しでどうなんだってレース運びだが、
かかるところは全く無く、逆について行くので手一杯。
4ハロン目からペースが落ちたところで追走が楽になって、
4角まではついていたのだが、そこからの形が悪かった。
ペースが遅すぎて圧倒的にインを回った馬が有利になったところ、
外を回る形になってコーナーワークだけで大きな差をつけられた。
内6頭と、後ろの外の馬たちとが分断されたような形になり、
とても追いつけない形になってしまっては7着でも仕方ない。
仕方ないと言っても良い根拠がある。
このレース、マックインより後ろで入選した馬は6頭なのだが、
このうち4頭が次走で巻き返して掲示板を確保している。
逆に、2着馬と4着馬は次走で掲示板外に破れ、
3着馬は圧倒的人気を裏切って4着に敗退。
いかに展開だけのレースだったかということだ。
強かったのは後続を突き放した勝ち馬だけで、これは参考外。

2戦目はダートの1800mに。
期待されたが、またも派手に出遅れ。
これはいかんと、ルメールが出鞭を入れてさらに追いまくって前へ。
さすがに行き脚がついて外から上がっていったが、
京都ダ1800でそれをやったら外に振られるのは当然で、
1角、内から6頭分も外を振られながら回っていた。
当然そのままでは話にならないので、前に出るしかない。
仕掛けて出て3番手の外についた。
この位置を守って進み、直線に入って先頭を窺うところまで行ったが、
レース自体が前崩れになって、僅差の5着に踏ん張るのが精一杯だった。
しかしこのレースも全く悲観することが無く、
2着馬と4着馬は次走で勝ちあがっているレベルの高かった1戦。
出遅れて1角振られて前崩れでこの差なら、力は上位だったと言える。

正直、初戦の後は眼中に無かったんだけども、
前走で気になった馬だったので、アンカツが乗ることになって嬉しい。
この馬の問題は明らか。たった一つ。
砂も芝も特に関係ない。かかるところもない。
とにかくスタート。これが決まったら未勝利は楽勝するだろう。
幸いにも相手関係は相当に恵まれている。
出遅れても勝てそうな弱面になっているが、
確実に勝つためにも、並の出でお願いしたい。




3R 3歳500万 ダート1400m ケイアイヘルメス
田村厩舎、プルピット産駒の3歳牡馬。
デビュー戦は人気を分け合ったホークウォリアーとの一騎打ちに。
2番手で進んだヘルメスとそれをマークするホークが、
楽な手応えで直線に入って早々に一騎打ちの形に。
直線半ばで外からデュアルスウォードが追ってきたものの、
2頭の本気の叩きあいが始まるとあっという間に離れて行ったくらいに、
2頭の力が抜きん出ていたものの、ホークには僅かに負けた。
これは目標になった分の差で、力は互角。
2戦目は単勝1.1倍の支持を背負って圧勝。これは当然。

3戦目は距離を1800mに延ばしての1戦だったが、
3番手のインを追走したものの前が窮屈な形。
逃げるサミットストーン、その外にいたコスモリゾルヴが、
大した力も無く、かといって弱すぎるということも無く、
だらだらとばてずに前を進んでいたので、
ずっと壁になっていてどこにも動けないままに直線へ。
途中かかっていたせいか、直線でこちらの余力はなくなっていた。、
距離がどうこうより、道中包まれすぎただけに見える。
まあ、今回はとりあえず距離を短縮しての一戦。
初戦と2戦目で見せた力が本物かどうか、確認のレースだ。

イチドラゴン、タイセイファントム、ショウナンアリビオ、
この3頭が強敵になるのではないかと思う。
おそらくこれらに次ぐ4番人気になるだろう。
キャリア不足でほとんどの馬の力がまだ知れてない一戦。
どの馬が強いのか、楽しみにしたい。
ヘルメスが強い可能性ももちろんあるだろう。




11R 京都金杯 芝1600m リザーブカード
栗田厩舎、サクラバクシンオー産駒の8歳牡馬。
長くマイル戦線の常連として頑張ってきた馬で、
重賞を勝ちそうになったことも何度かあったくらいの実力馬。
何か運が足りなかったのだろうが、届かずにここまで来た。
ここ2年の15戦では馬券に絡んだことが1回しかなく、
いつもやや人気薄の存在になっているのは仕方の無いところだが、
これだけ絡んでいないのに、常に単勝20倍強になっているあたりは、
いつも何となく惜しいところまで来ていることの証だろう。
俺はここ2年で1度も買ったことがない馬なんだけども、
何か小さくはまったら、馬券圏内はあるという程度の走りはしている。

前走の阪神Cは久々に人気薄になったが、内容はいつも通りに僅差負け。
狭い内々を走ってジリジリと脚を伸ばして雪崩れ込んでいた。
いきなり単勝241倍ってのは、さすがにおかしいと見直してて思うな。
単複買ってた人は悔しい思いをしたことだろうw
2走前のキャピタルSでは、エンジンがかかるのが遅かったものの、
ラスト1ハロンというか、ラスト50mくらいの伸びが凄かった。
歳は取ったが、脚力は若い馬たちに負けてないね。
ちょっとズブさが増しているように思うが、それは仕方ないだろう。

この馬、スタートはそれなりに上手い。
しかし、仕掛けて出ると良くないことは検証済みのようなので、
飛び出してからゆったりと下がって行って末脚に賭ける競馬が望ましい。
これはアンカツのオーソドックスなスタイルでもあるから、
ぴったりと合うことを期待してみたい。