アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

来週の特別騎乗予定馬

2010-05-23 18:52:30 | 競馬
オークスは渋太く脚を伸ばしたが5着までだった。

まず出た瞬間に少し内のギンザボナンザに寄れかかっており、
それで二歩目からが少し鈍くなってしまったようだ。
そこを外からニーマルオトメに一気に行かれたことで、
ある程度仕掛けて前に出て行くという選択肢はなくなった。
外のモーニングフェイスが内をジワジワと締めて来て、
そこから少ししてショウリュウムーンが前に入ってくる感じで、
続けてギンザボナンザに入られたことで、13番手になった。
そこから1角、コーナーワークでアパパネの前に出て11番手に。
これで落ち着いた。

まったく予想だにしなかった位置に追いやられたのだが、
それはオウケンサクラに限ったことではなかった。
ぶっちゃけ、前の2頭と追い込みの4頭以外、
ほとんど予想してなかった位置取り。
改めて見直しているが、何だこれ?と思いながら見ているw
エリザベートやショウリュウムーンが前なんて想像もしなかったし、
サクラ含めて、アパパネもサンテミリオンも予想外に後ろに。
アプリコットフィズもブルーミングアレーも予想より後ろだった。
ま、これがレースということだろう。面白いものだ。
そうなった流れの中でいかに上手に対応していくかだ。
ここまで前後が入れ替わるのも珍しいと思うがw

結果的に後ろに位置取った組の勝利だったので、
(サクラの目の前とすぐ後ろの外にいた2頭が1着同着。
 その後ろにいた馬が4着で、自身が5着、
 少し前にいた馬が6着で、こちらと並んでいた馬が7着)
予想外の位置取りについては、特に言う事はない。
流れの中で、意外に上手いところについたと言えるのだろう。
最初に周りの馬と喧嘩をしなかった事自体は正解。
前走は逃げることで展開利を作ったが、今回も展開利はあった。
流れの中で、良い所につく運みたいなものを持っているのかもしれない。

ただ、ラップが急激に速くなったときの反応の速い馬でなく、
本当ならば自分で始動をかける事でそれに対応したいのだが、
今回は、結果的にワンツーを決めた2頭にずっと外に張り付かれていたので、
それが叶わなかったことが全てということになるだろう。
道中は見事に前後左右を包まれていた。包囲が二重という感じ。
パトロールの映像は、オウケンサクラが本命なんじゃねえかって感じだw
馬場が悪化して(稍重というが、時計的を見る限りは重から不良だろう)
外を走ったほうが相当に楽になっていたことも大きく、
外を走っていた馬たちの行きっぷりが抜群に良かったことで、
直線の半ばまで抜け出す道がなかったのが厳しいレースだった。

最後の直線で審議対象になっているがこれは、
まずサクラ自身が外を狙ったけど抜けれずに、少し内に進路を変えていて、
この後、内を狙ったけど前がなくて外に出てきたブルーミングアレーが後ろにきた。
これがこちらの内に忍び寄ってきたところで、こちらがさらに少し内に入って、
前が詰まりかかったブルーミングがこちらに合わせて少し内に寄せようとしたところ、
エーシンリターンズが内から外に少し寄れたことで、完全に詰まったもの。
制裁5万円を取られたが、エーシンも寄れてるように見えるんだが。
まあ、この場面では珍しく後ろを気にしていなかった感じなので、
気をつけていかなければならないところだろう。


全周パトロールを見る限り、とにかく終始包まれていた。
特に4角前のこちらを取り巻く流れが特に難しかった。
レースについてはこんなところか。
昨日は急な乗り替わりがあってビックリしたが、
それに関しては問題無さそうでホッと一息だ。
来週のダービーは、今年最大のレースになりそうだからね。
これに参加できないという最悪の事態は避けられて良かった。
今年の3歳戦線をずっと上位で引っ張ってきた、
豊と小牧が無念にも参加することが出来ないのだが、
その分も、残された騎手たちで大いに盛り上げて欲しい。
今日は急激に馬場が悪化していったのだが、
来週はなんとしても晴れますように。






土曜 京都
白百合S 芝1800m 未定




金鯱賞 芝2000m
アドマイヤオーラ
松田博厩舎、アグネスタキオン産駒の6歳牡馬。
現役最強を目指して戦っていた馬がいよいよ復活する。
ドバイ遠征ですっかり調子が狂ってしまった感じだが、
あのウオッカから1番人気を奪い取るほどの人気を持ち、
それに応えるだけの実力があったのは間違いない。
まともなら、混迷する古馬戦線を制圧してもおかしくない馬だが・・・。
いかんせん、今回は1年と3ヶ月ぶりの一戦。
調教は結構動いていると思うんだけど、
これだけ休むと、やってみないと分からないとしか言いようがない。
もしここで勝ちきるか好勝負をすることが出来たなら、
宝塚記念から一気に現役最強の座まである馬だが。
まあ、分からないね。やってみないと分からない。
アーネストリーやアクシオンあたりなら、
まともならば一蹴する力を持っているのだが。
今回はこちらに騎乗を決めているわけではない模様。
実績的には差のあるホワイトピルグリムと天秤にかけているあたり、
いきなり全力というわけにはいかないだろうなあとは思う。




ホワイトピルグリム
鮫島厩舎、クロフネ産駒の5歳牡馬。
こちらは重賞戦線での活躍が期待されたが、
京都記念、中京記念とまったく期待はずれに終わった。
ここは立て直されての一戦。
京都の内回り芝2000mは2戦2勝の舞台。
一瞬の脚に秀でた馬で、それをフルに生かせているのか。
特に休み明けの3走前は非常に鋭かった。
あれを再現できたら、重賞でもやれるはずだ。

昨年の金鯱賞で3着に入った実績があり、
オーラには負けるが重賞で戦えるはずの馬。
得意の舞台で、安心して見ていられそうなのはこちらか。
どちらも大事なお手馬で難しい選択になりそうだ。
とりあえずは水曜日を待ちたいと思う。




蹴上特別 ダート1900m 未定








日曜 東京
青嵐賞 芝2400m 未定




むらさき賞 芝1800m 未定




東京優駿 芝2400m ダノンシャンティ
松田国厩舎、フジキセキ産駒の3歳牡馬。
今年もダービーの日を迎えることになった。
今年のパートナーはマイル王ダノンシャンティ。
これまで、NHKマイルCにおいて最も強い勝ち方をしたのは、
キングカメハメハということでほぼ異論はないだろうが、
これに匹敵か、見方によってはそれ以上の勝ち方でマイル王の座に。
アンカツはレース前から相当な自信を示していて、
不利さえなければ強い勝ち方をしてくれると思うと言っていたし、
俺も、馬場の良い内など弱者にくれてやれば良いとレース前に書いたが、
まさに有限実行、気持ち良すぎるねじ伏せ方だった。
内を走っていたのが弱者ではなかったのが、強さを際立たせたね。

いわゆる瞬発力勝負でこの馬に勝てる馬は、古馬も含めて存在しないようだ。
距離が持ってある程度自在に動けるデュランダルといったところか。
極限の11秒フラットの争いになっても、10秒台でねじ伏せる脚がある。
直線までのスムーズな誘導を失敗しない限りは、常に爆発する信頼感もある。
調教をほとんどやっていなかった2歳時のラジオNIKKEI賞で、
2000mならば余裕で走れることを示している。
今回は距離との戦いである事は間違いないのだが、
こなしてくれるだろうと、とりあえずは楽観視している。

毎日杯、NHKマイルCと尋常じゃない勝ち方をしてきて、
距離に関しては未知な面があるにしても、例年ならばこれが主役だろう。
しかし今年は、相手にもこちらと匹敵する馬が揃った。
皐月賞馬ヴィクトワールピサは、新馬戦しか負けておらず5連勝中。
ラジオNIKKEI、弥生、皐月の3連勝は真の王者にしか出来ない。
青葉賞馬ペルーサは無傷の4連勝中。
若葉Sで皐月賞の2着馬ヒルノダムールを一蹴し、
青葉賞では、見えない敵と戦っているかのような大楽勝。
プリンシパルS馬ルーラーシップは、
とにかくアクシデント続きながら常に素質の一端を見せていたところ、
新馬戦以来に不利の無かった前走で、ようやくその力を爆発させた。
シャンティを含めた4頭は、例年ならばダービーの大本命となりえる馬。
よくぞ1世代にこんなに揃ったものだと感心するしかない。

これに加えて、伏兵陣も実に豪華。
皐月2着のヒルノダムールは明らかにダービー向きの大きな走りをする。
皐月3着のエイシンフラッシュは、前走からの上昇が一番大きいだろう。
皐月4着のローズキングダムは2歳王者で元ヴィクトワールピサのライバル。
京都新聞杯を制したゲシュタルトはスプリングSでも2着だった素質馬。
京都で復帰して2着のコスモファントムは、ラジオNIKKEIの2着馬。
京都3着のレーヴドリアンは、追い込み脚だけなら世代No2。
青葉の2着馬トゥザグローリーは、競馬好きなら嬉しくなるような血統を持つ。
NHK3着で復活したリルダヴァルは、故障前に最強と呼ばれていた馬。

楽しみの一言。楽しみとしか言いようがない。
とにかく晴れて良馬場で行われることを祈る。
とんでもない前残りが続いていた東京の芝の状態については、
前も残るが、差しが明らかに効くようになってきた。
東京のG1シリーズは3週連続で追い込みが決まっているが、
来週はシャンティが現役最高の末脚で見せて欲しいねえ。




富嶽賞 ダート1400m 未定




目黒記念 芝2500m 未定

日曜日の結果

2010-05-23 15:04:18 | 競馬
10R メイショウヨシヒサ 3着
好スタート。
今日は仕掛けてある程度出て行こうという構え。
前走で動けたことと、馬場が悪化したことをを考えてのことだろう。
しかしそれほど行き脚がつかずに、中団の後ろ程度に収まった。
ただ、仕掛けて行ったこともあって、かかっての追走に。
外に出さずに馬群に突っ込ませる形を取ったので、
無理矢理抑えを利かせながらの追走。

ペースはそこそこ速く、途中からは追走が楽に。
ヒラボクロイヤルが予想以上に突っ込む競馬をしていて、
これのおかげで差し込むにはやりやすくなっていた。
馬群に包まれていただけに、勝負どころで少し置かれ気味だったが、
ここで、序盤に脚を使ってしまった分を休憩出来た感じ。
直線に入っても外に出ずに間が空くのを見ながら追い出すと、
すぐにスペースが空いて一気に突き抜けてきた。
そのまま前で争う2頭を飲み込むところまで行くかと思ったが、
さすがに重馬場と化した馬場では辛かった。
それでも、今後に繋がりそうな良い競馬を出来たとは思う。
確かに相手は弱かったが、上々の結果だ。




11R オウケンサクラ 5着
五分に出ているのだが、2歩目がちょっとだけ遅かった。
そこを外からニーマルオトメに切れ込まれたことで、
前が塞がって動けなくなってしまった感じ。
予想外に後ろのほうに追いやられてしまった。
期せずして音無師の言われていた位置になったのだが、
サクラとしてはやはりもうちょっと前が欲しかったねえ。

まあ、結果的にいた位置にサンテミリオンとアパパネが周りにいて、
これらと同時に動いて差し比べになれば問題はなかったか。
ペースは予想以上に速くなって、各馬がじっと待機して行く形。
3角に入るあたりで少しだけ押し上げようとしていたように見えたが、
前に壁が出来たのと、外を動いた8枠2頭が壁になる感じで、
自力で抜け出すことが出来たかったのも辛かった感じ。
直線入り口でサンテミリオンの外に併せに行く形にもって行ったが、
そこでついていくことが出来ずに引き離されてしまった。
これは一瞬の脚の差ということになるのだろう。
ジリジリと伸びてはいるが、5着までが一杯だった。

レース的には、前後にいた2頭で決着していたわけで、
さらに外を伸びた馬が上位にやってきたわけだから、
あながち間違ったところにいたわけではないのだけど、
4角から始動を自分でしたかった。ここを上位2頭に包まれていたのが痛恨。
持続力がフルに生きなくなってしまったのが痛かったね。