アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

日曜日の騎乗馬と予想

2010-05-15 20:02:26 | 競馬
今日は残念だったが、まあそんなものか。

クルンプホルツはやっぱり別馬に見えた。
期待していた一瞬の切れ味は全く見せてくれず。
もちろん、ダートだったこともあったんだろうけどね。
明らかに芝の方が良い馬だと思うんだがねえ。
まあ、それなりには走ってるし次も勝負にはなるだろう。
それにしても、これで1番人気は許してやって欲しいのだがw
センターステージの単勝を買った人がびっくりしてるでしょこれ。

ベストは木曜日の段階で俺が思っていた展開になって、
その時に予想していたような結果に収まった。
速くなるっていうから期待してたが、平均より速い程度だった。
今回は出遅れも重なっているわけだけども、
なんつーか・・いつも通りの結果に収まったな。
こっちも馬券的には予想外の売れ方。夢も希望も無いなw

その他、一通りレースを見たが、東京は前残りが続くねえ。
これで明日は・・・逆にハイペース確定なのかなあ。
簡単そうに見えて、とても難しいねw






2R アポカリプス ○
中川師
「引き続き稽古の動きは絶好。
 時計のかかる良馬場でで前回同様に砂を被らなければ」
ふむ、このコメントと枠とメンバーから推測してみるに、
もしかしたら逃げを打つことになるかもしれないな。
レッドガルーダが真後ろについてきそうな感じがするので、
あっさりと交わされてしまう気がしないでもないが、
まず馬の性格を考慮してあげると、やはり早めになりそう。
キョウエイナゲット、チーリープロットあたりの伏兵が、
外から押して先行してくるかもしれないけれど、
前走を見比べた感じ、アポカリプスのほうが速そうだ。
3番のサマーロコガールや7番のレップウなど、
短い距離を使っている馬が行くならば、行かせれば良いだろうが。
逃げるなり、2~3番手の外に取り付くことで、
まずは陣営の希望する砂を被らない状態を確保したい。

直線でそんなに伸びる馬ではないとはいえ、
レッドガルーダの実績は2枚も3枚も上。
今回、さらに相手に恵まれたところで凡走はありえないだろう。
ある程度抵抗できる馬はアポカリプスしかいないように見えるので、
手堅く馬連1点で行きたい。
後はアポカリプス頭の単と馬単で、良い配当を狙ってみたい。




8R ラルケット ○
和田道師
「荒れた馬場は合わなかったし、1200mも若干忙しかった。
 コース変わりで改めて期待したい」
最内枠に入った事は歓迎すべきなのか。
現在の東京の馬場を思えば上等なのだが、
内で包まれて気持ち良く走ってくれるかというと、
あんまりそんな気がしないから複雑だ。
イマイチ馬の特徴は分からないのだけど、
かつてクイーンCで3着に入ったときのような先行策に出るなら、
この枠は歓迎材料ということになるので、とりあえずそう思おう。

逃げ馬がおらず、外からショウナンサンガとユキノセントウが行きそう。
続いてディフィーターとスズカケは前に出て行くことになりそうだ。
人気の一角サクラルーラーがその後ろの外につくことになると思われ、
ラルケット的には、その内が望ましいことになるか。
エクスプレスワンがそのすぐ後ろくらいに取り付いてくるだろう。
後はそれほど脚のある馬がいるとは思えず、
スローペースから人気どころの差し比べということになりそうな感じ。

内々で進むことになるのは間違いないので、
前の馬と横の馬の動くタイミング次第になるだろうが、
あわよくば、少しでも外に持ち出して自分で動きたい。
そんなに切れ味があるような馬には見えないし、
エクスプレスワンとのヨーイドンはちょっと厳しそう。
スズカケ、ディフィーターあたりを綺麗にパスできたら、
その地点で好勝負は間違いないだろうと思われる。
サクラルーラーとともに抜けて叩き合いに持ち込むことで、
互いに伸びてエクスプレスワンの追撃を振り切りたい。
エクスプレスワンが少し抜けている感じがするが、
基本的にこの3頭の争いになるかと思う。
後は、立ち回り次第で順番が入れ替わることもあるんじゃないかな。

複勝と3連複1点を押さえにして、
ラルケット頭固定で馬単、3連単を2点、それから単勝で。




9R テーオーストーム ◎
助田助手
「先週あたりからだいぶ攻め気配が良くなってきた。
 もう少し流れに乗れれば好勝負も」
相変わらず前残りが続く東京競馬場だが、
このレースは10頭立てで、速い先行馬もおらず、
団子のスローからの瞬発力勝負になりそうな気配だ。
で、東京では前残りが続いてはいるのだが、
単純な前残りかと言うと、そういうわけではない。
京王杯を見ればよく分かること何だけども、
アーバニティが2着に残れなかったのは重視したい。
「前にいる馬の中で瞬発力のある順」に上位に並んでいる感じだ。
速い脚がある程度続かない馬はかなり厳しそう。

さて、テーオーストームは別に瞬発力自慢の馬ではない。
こうなるとちょっと不安になってくるところなんだが、
相手の過去を1つ1つ振り返っていくと、安心できる。
こちらより切れる脚を使ってきた馬はバロンドールしかいない。
そのバロンドールも格別に切れる馬ってわけではないので、
相対的に見て、人気2頭がそのまま上位になりそうだ。

パートゥーアワーズ、マツリダガッツ、フェスティヴナイト、
この3頭が前で競馬して、その後ろに人気2頭。
残った馬もスローで楽についてくるだろう。
誰もキレないので、前の3頭のうちのどれかが3着に残りそうだ。
バロンドールと馬連1点で難なく当てられそうだが、
それでは面白くないのでw 単勝、馬単1点、3連単3点で。




11R ラドラーダ ▲
葛西助手
「休み明けを使って歩様が良くなり、とても元気がある。
 減った体も戻っているし、得意のマイル戦で巻き返したいね」
さて、実に難しいレースを迎える。
馬券的な話を書くならば、単複しかないかなと思っているが。
まともならブエナとレッドの世界基準の2強が抜けているわけだから、
考えることもないだろうという感じなんだけどw
ラドラーダがどんなレースをするのかなあというのを考えてみる。

誰がどう見たって、東京競馬場の芝状態は素晴らしい。
飛ばしていっても、ある程度残れる事は見えている。
今回は逃げ馬不在。先行馬もほとんどおらず。
さあ、こういう時はどうなるのか。
各騎手が課題を持って乗っている条件戦ならば、
そのままスローって事が多いわけだけど、
その舞台が競争生活の最終目標の1つとなるG1となると、
それまでの積み重ねを壊して、一か八かで出て行くこともありだ。
皐月賞で前で勝負して、展開利を最大限に生かすことで、
それを生涯最大の勲章とする馬がいるように。

今回も、思いつきで激しく出て行く人馬がいくらかいるだろうねえ。
それが誰だと言う事は出来ないんだけどね。
でも、いるだろう。間違いなく一人、いや二人はいると思う。
もしかするとそれがラドラーダかもしれないわけなんだけど、
ラドラーダが出て行ったら、まず間違いなく後続に不必要に絡まれるので、
作戦が固定されて、攻撃への防御不可能な逃げだけは避けておきたい。
やるからには、相当な覚悟がいるだろう。
(逃げのフロックが生まれるのは、あくまでその馬が舐められているから。
 もしくは2番手集団が人気薄で、それらも展開利を求めている場合のみ。
 今回だと、ブエナビスタやレッドディザイアは言うに及ばず、
 ラドラーダでもおそらく突かれまくると思われる)

しかし、だからと言って後ろでのんびりとしている訳にもいかない。
ダノンシャンティくらいに10秒台を連発する異次元の馬なら話は別だが、
ラドラーダはあくまで「とても切れる馬」程度の馬なので、
現在の東京だと、悪くとも中団にいたいところだ。
他の馬よりは後ろでも良いが、全体の中で後方からでは厳しい。

しかし、これが難しい。競馬はそんなに単純ではない。

当たり前だが、そんなことは誰もが思っていることであって、
レースは最初から先団の取り合いになるだろう。
それがどんな結果をもたらすかというと・・・。
もしかすると、NHKマイルの再現だってありえるんだよねえ。
例えば、先週のレースの先行馬を見てみると、
キングレオポルドあたりでも、G1に出走するレベルにある馬ならば、
序盤にハイペースを作るだけならば十分に可能なのだ。
最後に止まるか止まらないかを考えずに置いておくならば。
行ってみたは良いが、対処不能のハイペースなんて可能性も十分。
これでは、作戦も何もないままに勝機を摘むことになってしまう。

だから、理想中の理想を言うならば、
前に4、5頭を置いた好位の一団で、さらに視界を保てている状態。
これがベスト。これを出来たら文句無し。
前が速い場合は、それに絡まないような慎重さを持ち、
前が遅いならば、4角から自然と並びかけていくような形を、
自在に動けて、なおかつ他馬の動きに翻弄されない位置が理想。
なんだけど、それを成し遂げられるのはレースで3頭か4頭だけ。
同じ事を考える他馬とのやり取りなのだから、
事がそう簡単にいかないのは言うまでもない。
やり取りの中でどこかで妥協しながら、最善の道を探して進むことに。

今回のラドラーダの場合は、内枠に入ったということで、
クリアな視界を保っていくことをはほぼ不可能だと思われる。
(前の馬が沈んできたらそこで終了の可能性がどうしても残る)
が、3番人気だけど立場としては完全に伏兵なので、
そんなことは些細な心配として、インを進むことは出来るだろう。
本当に馬の力に自信があるならば、一度下がって外に出たいところだが、
さすがにそんな自信はないはずだ。道は真っ直ぐしかない。
どうだろう、期待は6番手から8番手のインくらいだろうか。
そこから運良く前が詰まらずに直線で進路を確保できたならば、
後は「前に位置した瞬発力のある馬」になれるので、
上位入線、おそらく3着以内の目標を果せるだろう。

ここまで書いてきた事はどんな強者にだって言えることであって、
(例外は、ディープインパクトやキングカメハメハなど、
 ペースに関わらず外々を運んでねじ伏せていく馬のみ)
今のブエナビスタやレッドディザイアならば、はまる可能性があるから、
その時は勝ちきる事だってあるだろうと思う。