アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

来週の特別騎乗予定馬

2010-05-02 19:14:19 | 競馬
ざっと見直して見たけれど、
3つばかり誤算があったような感じがする。
まずは、1400mからのペースが一気に落ちすぎた事。
序盤の流れは間違いなくきっちりと流れていて、
これならば末脚に賭ける事が出来ると考えた事は想像に難く無い。
1400mの通過が1分24秒5で十分すぎるほどに流れ、
それでいて前がとんでもなく離れていたということもなかったし、
フォゲッタブルやジャガーメイルあたりも視界に捕らえていた。
これならばもっと待ったほうが良いと考えたのかもしれない。
これが下がった理由だろうか。アンカツが指示して下げたならばだけども。
下がったところがちょっとよく分からない。
まあ意図はどうあれ、この地点では大いに筋が通っている。

が、ここで1つめの誤算、途中からの落ち方がちょっと極端だった。
急速に14秒近くに落ちてそれが2ハロン続いたが、
さすがは古馬G1といったところか、誰一人として折り合いを欠かず、
その落ちた流れから、そのまま温い流れでジワジワと進んでしまった。
ここの休息が効いて、まず前で一番強かったマイネルキッツが断然有利に。
それから、メイショウドンタクの走りが妙に良いw
続いて、中団から動き出したジャガーメイルが有利な組へ移行。
それについていこうとしていたフォゲッタブルは、
明らかに行き脚が鈍くて、必死に食らいついていく感じ。
ラップ的には、このレースに参加したものなら誰でも刻める流れだったが、
緩急があったことで、対応できたものと出来なかったものの差が
はっきりと出来たのだと思われる。3角前にまず勝負が分かれた。

全体としてはそんな感じなのだけども、
ジャミールはどうだったのだろうねえ?
アンカツ的には、激しく動かそうという気配は無い。
ま、ジャミールに乗って直線前に激しく仕掛けるアンカツなんて見たこと無いがw
勝負どころで馬がスッと上がって行く事をよく知っているから、
知っているから放っておいたら何も起こらなかった、
というところなんだろうか?反応しなかったのが2つ目の誤算。
ラップ的には捲くれる流れだったが、その気配が微塵もなかった。
これは、馬を信用しすぎたって感じになるのだろうか。
てか、むしろ全体の流れから置いていかれている始末。
ここで、内を狙うことになったと思う。
まだ流れが速くない11.8のところでもむしろ離され気味で、
11.3になったところ、ちょうど中団で大アクシデントが発生。

トーセンクラウンがエアジパングの内に無理矢理突っ込もうとして、
失敗してラチにぶつかって外に派手に寄れて、
その煽りを食って6頭ばかりが試合終了。
後ろだけでなく、突っ込まれたエアジパングの不利も大きい。
各馬の後ろだったジャミールは、避ける余地があって不利こそ食らわなかったが、
はっきりと追う事を一度止めざるを得ない状況になった。

直線に入って立て直して追い出されると、
とんでもない不利を食らって諦めた面々や、力尽きた面々を次々と差していった。
頑張って仕掛けたおかげでかろうじて不利だけは避けていた、
1番人気のフォゲッタブルに並びかけて行ったところがゴール。
今回のジャミールの上がり34秒6は平凡の一言だが、
不利の後ろにいてスピードアップできなかったことを思うと、
まともなら33秒の半ばくらいでは上がれた可能性が十分にある。
不利を受けた面々も頑張る事になるので、また全然違う結果にはなるが、
3着の可能性は十分にあったとは言えるだろうか。
が、それでも上位2頭には物理的に届かない。
3つめの誤算を書くならば、上位2頭が意外に強かった事か。

名無しさんがコメント欄で書かれていた事が的を射ていそうだが、、
あの手記の感じが、本当にそれほど自信がなかったということならば、
勝ちの可能性を広げる為に博打を打った、ということになるんだろう。
ピンが取れないなら何着でも良いや、って競馬だったと言われたら、
まさにそういう競馬だったなとは思える。
確かに助手さんが、そんなコメントを何度もされていたようだが。
あえて触れなかったけど、途中から来週の話になってたからなあ・・・w
そういう意味じゃあ、やりたいことはしっかりとやった、と言えるかも。

とりあえずは、来週へ向けて無事であったことを喜んでおきたい。
トウカイレジーナも含めて、アクシデントがなくて良かったと思っておくか。
ジャミールはまだまだ若い馬なので、これからいくらでも逆襲の機会がある。
願わくば、目黒記念で逆襲を。



さて、期待の1頭は敗れたが、まだまだ楽しみなG1が続く。
来週も主砲の1頭の登場だ。
サンライズプリンスとの死闘を制して、
ヴィクトワールとペルーサの待つ舞台へ行きたいね。
もう1頭、スピリタスも超頑張れ。








土曜 京都
高瀬川S ダート1400m テイエムクレナイ
福島厩舎、ティンバーカントリー産駒の5歳牝馬。
初めて乗った2走前の1000万条件を圧勝。
昇級戦の前走も、現級上位馬を差し置いて2着に好走。
いきなり現級突破にメドがたった内容だった。
あれから一休みしていたが、2ヶ月ぶりに復帰。
レースまで後1週間、それを合わせて1ヶ月近く乗り込めるので、
状態はまずまずで出られるんじゃないかと思う。

能力に関しては、疑うところは何も無いだろう。
今回は200m延長する距離だけが課題になる。
過去走を見る限りは、少し長いように思われるが、
ここ2戦の競馬内容なら、対応できそうな雰囲気がある。
行き過ぎる馬じゃないので、やれるんじゃないかな。
やたらと多い登録をざっと見たが、実力はおそらく最右翼。
やはり距離との戦いになりそうだ。




京都新聞杯 芝2200m マコトヴォイジャー
鮫島厩舎、マンハッタンカフェ産駒の3歳牡馬。
本来ならば、抽選なしで出走する予定だったのだろう。
が、駄目だった以上は仕方ない。
ただただ、抽選を通る事を祈る。

若葉S3着は現実にあったわけで、
あれくらい走れば、この相手に負ける事は無いのだが、
その為にもある程度ペースは上がってもらいたい。
1勝馬の中に逃げそうな馬が何頭もいるのがなんともw
まあ、ブリンカーが効きすぎたとかいう感触もあったし、
そのあたりを改善して、またペース慣れも見込んで、
今回はもっと良い走りを出来るであろうと踏んでいる。
とにかく抽選を抜けないと話にならない。
幸運を祈る。




與杼特別 ダート1400m 未定







日曜 東京
八ヶ岳特別 芝1800m ダノンヒデキ
加藤征厩舎、ダンスインザダーク産駒の4歳牡馬。
1000万条件くらいは早々に勝てそうな馬だったが、
古馬と戦うようになってから、好位で地味に雪崩れ込みが続き、
ダートで惨敗、不良馬場で惨敗を経て迎えた前走。
中山1800で後方からの競馬を強いられて、
直線の入り口で後方の大外という絶望的な位置だったのを、
僅かな直線で猛然と差を詰めてきての4着。
前の3頭で勝負が終わった後だったとはいえ、
並ぶまもなくってのはああいうのを言うのだろう。
この馬の走りとしては最高だった。
後方に追いやられた事で、何かが目覚めてくれたかもしれない。
元は好位で粘りこみを計るだけの馬だが、
もう少し下がって末脚を爆発させる事が出来たら、
近かったはずの1000万突破も現実のものに。
チャンスは十分にあるだろう。

相手はサトノエクスプレスとドリームガードナーの2頭だけ。
急遽参戦してきたドリームガードナーが特に手強いか。
エクスプレスとの叩きあいで、ガードナーに襲い掛かる形になるはず。
相手は強いが快勝を期待してみたい。




オアシスS ダート1600m ナムラハンター
松永昌厩舎、ワイルドラッシュ産駒の5歳牡馬。
OPに上がってから、OP特別や重賞で8戦したが、
早々に失速してしまったシリウスS以外は僅差の勝負。
勝ち負けに絡むというほどに頑張れてはいないけど、
常に掲示板の端を争うくらいには頑張っている。
ダートOPの中堅どころの1頭と言って良いだろう。
ここからG3への争いに乗り込むためには、
もうワンランクのパワーアップが必要になってくるが、
その為に調教で一所懸命頑張っているのだろうか。
先週の時計は見事な1番時計だった。
あの走りをレースで見せる事が出来たら、
今度こそ馬券圏内に飛び込む事が出来るだろう。

登録が多くて、現状で相手については何とも言えないが、
健闘を期待したいと思う。




NHKマイルC 芝1600m ダノンシャンティ
松田国厩舎、フジキセキ産駒の3歳牡馬。
皐月賞はヴィクトワールピサが快勝。
青葉賞はペルーサが圧勝。
俺は今年の3歳世代は4強だと思っているが、
そのうちの2頭が順当に前哨戦を制してダービーに向かった。
残る2頭が同じレースでしのぎを削る事になる。
瞬発力勝負の毎日杯をほぼ持ったままで制したダノンシャンティ。
NZTで大外から強引に打って出て押し切ったサンライズプリンス。
どちらも規格外の勝ち方で名乗りを上げた新星。
例年ならば、間違いなくG1で1番人気を背負う事になる2頭が、
ダービーを前に初めての激突となる(勿体無いw)

東京のマイル戦。展開でどうこうってことはそう無いだろう。
サンライズはスタートがやや遅いのが死角だが、
二の脚が非常に速い為に、悪くとも中団につけて持続力で勝負できる。
シャンティもそれほどスタートが速いわけではないが、
ややかかり気味に走る馬で、これも自然と中団からになるし、
リアルに10秒台を立て続けに刻むことが出来る馬なので、
この馬の前に展開上の不利ってものは存在しないと思われる。
どちらが強いのか、それだけのレースだろう。
大いに楽しみたい。
2頭が後続を引き離すような一騎打ちになったらば、
ダービーは最高に盛り上がるだろうなあ。




東京スマイルプレミアム 芝1600m スピリタス
岡田厩舎、タニノギムレット産駒の5歳セン馬。
人気を背負っての惜敗が続いている。
その内容を見ると、レースごとに違うのが辛い。
アンカツ、豊、小牧が乗った場合は、
よく脚を伸ばしてくるがあと少しで差しきれずのレース。
そのうち、アンカツが乗ったレースが特に爆発感がある。
ルメール、松岡が乗った場合は、
好位でジリ脚になって直線半ばで差し込まれるレースをしている。
レース内容やその時の対戦相手から、明らかに差しが良いと思われるが、
まあどういう方向へ持って行きたいにしても、
毎回違うことを指示されては、馬も困るばかりだろう。
現状は、指標がなくて迷走していると言って構わない。

とにかく勝ちたい。
勝って、さらに1つ重賞を勝って、鞍上を固定したい。
古馬G1を戦える馬であるとずっと思ってきただけに、
この馬を取り巻く現状に歯がゆい思いばかりしているが、
絶好の条件の今回、負の連鎖を断ち切って欲しい。
相手はカレイジャスミン、カウアイレーン、リビアーモら牝馬と、
アロマシェンス、ブレイブファイト程度。
圧倒的人気を背負うだろうが、今度こそ頼む。

日曜日の結果

2010-05-02 12:49:03 | 競馬
5R トウカイレジーナ 11着
五分には出たが、一歩目で躓いた。
すぐに立ち直って中団の後ろにつく事は出来たのだが、
横からの映像で気の悪さが分かる追走の仕方。
真っ直ぐ走らせるので精一杯ってのが一目で分かった。
パトロールで見れたらもっとはっきりするだろうが。
馬に走る気無し。制御しながら急かしたが、気の悪さは増す一方。
直線で外に出たいのに勝手に内に切れ込んで行ってしまったため、
慌てて右鞭で修正して斜行しないようにするのが精一杯だった。

気の悪さが増していた。人間の力ではどうしようもない感じ。
調教からおかしいのだからどうしようもない感じだな。
馬の成長を期待するしかない。




7R カイシュウボナンザ 3着
好スタートからじっくりと進めた。
スタートが良かったので中団の後ろあたりに位置できた。
外々で追走も楽だったわけだが、それが災い。
馬が序盤にやる気になってしまった。
暴走しないように最低限の抑えは利かせていたが、
スーッと外目を上がって行く感じで、4角入り口で既に4番手の外に。
既に何度か触れているが、この馬は現状、外に膨らんで行く癖もついており、
中山の時ほどに酷くはなかったが、膨らみながら直線へ。

ただ、それでもなんとかバケツの水をこぼしきらずに直線に入れた感じで、
内にいたサワノパンサーと馬体を併せに行って、もうひと頑張りを期待させた。
追い出したところではまだパンサーに食い下がっていたが、
しかしパンサーのほうの余裕が凄すぎて、直線半ばで一気に突き放された。
やる気のなくなりそうな突き放され方だったが、粘って伸びていた。
内から伸びたテキーラとの際どい争いになったが、僅かに競り負け。
ただ、頑張った分だけ外のドリームクラフトの追撃は凌ぎきった。

なんというか、苦心の成果が出たような出なかったようなって結果(どっちだw)
かからなきゃ勝ってたと思うんだけども、
あれを我慢し切れなかったら間違いなく3着はなかった。
まあ、良い所に収まったんじゃないか。人馬共によく頑張ってくれた。




10R ジャミール 7着
好スタートからジワッと下がって後方待機。
さらにインに入れてジッと脚を溜めて行こうという構え。
まずは予想通りの形でレースが始まった。
先行集団が意外にスピードを落とす事がなく、
1000mの通過が予想以上に速かった。
これならば行けるという感じだったんだがなあ・・・。
最初の行き脚はそんなに悪くなかったと思うんだが、
肝心な勝負どころ、2周目3角からスピードが上がってこない。
というかそれ以前に既におかしいところがあって、
2周目1角でペースが上がらずに最後方に下がった地点で少しおかしかった。
いつもならば、持ったまま超速で大外を上がってくる馬が、
4角に入っても最後方にいるんだから、今日は何かが違った。

もう勝負にならない感じなんだけども、とどめに中団で大混乱が起こって、
それを離れて見ていたから大きく巻き込まれはしなかったが、
避けるのにバランスを崩しているのは間違いない。
直線に入って少しだけ伸びてきて7着に入るには入ったが、
4角の出来事で壊滅した馬が6頭くらいいたので、
実質二桁着順に負けたと言っても良いだろう。
完敗だった。何があったのかな。コメント待ち。