アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

来週の特別騎乗予定馬

2010-05-09 19:02:23 | 競馬
今日は完全連対でG1勝ちと、最高の1日だったな。
(ついでに、ヤクルトが普通に勝ってちょっと泣きそうだったw)
負けたレースは、どれもよく頑張ったとは言えるが実に惜しく、
馬券は抑えつつも高配当を逃し続ける羽目になって、
勝ち馬の強さを苦々しく思っていたわけだがw
メインレースでそれを他馬に味あわせる事が出来て最高だった。


さて、NHKマイルCを振り返ってみたい。
まずスタートは、大きく出遅れたわけではないが一息だった。
まあ、この馬はいつもこんなところのある馬なので、
それほど気にするところは無かっただろう。
アンカツは同馬主さんのダノンヒデキで前目の競馬をしていたし、
外からも見てて、現在の東京競馬場の状態はよく把握していたと思うが、
それよりも、まずは馬の気のままに入る事を優先。それがアンカツ。
「シャンティの能力を開放させれば負ける事はない。不利の無いように」
強い勝ち方をするだろうという確固たる信念、自信を思わせた。
アンカツが日本一、シャンティの事を信じていたということだ。
後方3番手で不安を覚えた人は多かったんじゃないかと思うが、
俺はご存知の通りに差し大好きの人間なので、期待が膨らんでいたw

600mの通過ラップが分かった地点で、前が終わった事は分かった。
サンライズプリンスもその集団にいたので、
これでさすがのサンライズもないだろうなと思ったのと同時に、
後方で淡々と走っているシャンティを見て、自信を深めた。
アンカツ的には、流れが凄まじく速いのは最初の3ハロンで掴めていただろう。
道中では何もする事はないと、自信満々だったように見受けた。
4角に差し掛かって、1000mの通過がなんと56.3。
その流れに、ほとんどの人馬が乗っかっている形。
アンカツのシャンティと、追い込みに全てを賭けていたホワイティと、
ついていけてなかった感じのトシギャングスターの3頭だけが、
なんというか・・・表現しにくいが、現実的な競馬をしていた感じ。
前残りが続いていた馬場が生み出した、極限の戦いだった。
なんだろう、ほとんどの人馬が浮世離れしていたというか。
最後に1頭だけ浮世離れしていたのはシャンティの強さだったのだがw

抜群の手応えで4角を回ってくると、自信満々に大外へ。
内が有利とかそんなものを全て無視して、
シャンティが一番気持ち良く走れるのはどこかを追求した進路。
そしてゴーサインを出した。
後はシャンティがその期待に応えるだけになったが、
今日もシャンティは素晴らしい瞬発力を披露してくれた。
前崩れの流れの中を渾身の力を振り絞って粘る実力馬3頭、
それをあっという間に捕らえて、楽々とねじ伏せて見せた。

時計はなんと1分31秒4。まさかの日本レコードwww
馬場と、引っ張る馬でいろいろと変わるものだが、
この時計の戦いを悠然と制した事に意味があるだろう。
強い勝ち方をしてくれると思うと、レース前に自信を語ったアンカツ。
強かった。本当に強かった。

今回のレースは、ただ勝利を収めただけではなく、
ダービーを完全に視野に入れた競馬でもあった。
アンカツがどちらかというとマイルよりと公言しているように、
次の強敵が揃うダービーを戦うには、
序盤のロスを極限まで減らさなければならない。
それを完璧に実行した競馬でもあったと思う。
NHKマイルを勝ちに来た馬達を相手に回して、
NHKマイルをトライアルとして勝ちきったという内容。
未来が大きく広がる、凄い競馬だった。
シャンティを管理される松国さんは、
さらに未来のこと、引退後の種牡馬としての馬生も考えてみえる稀有な方だが、
その価値を大きく跳ね上げる勝ち方だったと確信する。

さあ、次はダービーだ。
ヴィクトワールピサ、ペルーサ、ルーラーシップを筆頭に、
伏兵にしておくには惜しい馬が10指に余る最高のレース。
今日は負けたが、サンライズプリンスもやはり相当な器だと思う。
おそらく、競馬史上最高のメンバーが揃ったダービーとなるだろう。
そのレースに、有力馬で堂々と参戦できる事をとても嬉しく思う。

5月30日がただただ待ち遠しい。
これが競馬を楽しむ全ての人の気持ちだろう。
全馬が無事にダービーを迎えられますように。



さて、長らく続いたG1の惜敗続きにピリオド。
とりあえず一息つきましたがw
まだまだG1は続く。ここからも楽しみな馬ばかりだ。
次は打倒牝馬2強。
前走のラドラーダは誰が見ても全力ではない。
府中のマイルで大逆転を期待したいところだ。





土曜 京都
夏木立賞 芝2000m 未定



立川特別 芝1600m 未定



京王杯SC 芝1400m ファリダット
松元茂厩舎、キングマンボ産駒の6歳牡馬。
前走は期待通りの超ハイペースに。
追い込みの利く流れになって、4角での手応えも絶好だったが、
伸びだして一気というわけにはいかず、
外に持ち出したサンダルフォンの追い込みを許してしまった。
まあ、ハンデ差がかなりあったことを考えれば、
一番強かったのはファリダットってことにはなるんだけど、
そんなものは賞金の足しにはなりはしないw
ここで結果を出さないと、本当に困った事になる。

近年の古馬マイル路線の地盤沈下は著しく、
今年も確固たる馬というのは存在しない。
あえて言うなら、復活したリーチザクラウンくらいで。
ここはショウワモダン、サンカルロ、エーシンフォワード、
キャプテントゥーレ、オセアニアボスあたりが上位。
昨年の安田記念を思えば、何て事のない相手なのだが、
残念ながら、ファリダットにとって相手の力はあまり関係ないw
ペースが上がって、馬群を縫って爆発できるかどうかだけ。
今日のNHKマイルのように、自分に徹して臨むのみだ。

・・・最大の敵はもちろん、毎度おなじみの除外w
これは出れるのかねえ。ちょっと様子見。








日曜 東京
テレビ埼玉杯 芝2000m テーオーストーム
藤岡健厩舎、マンハッタンカフェ産駒の4歳牡馬。
中山で自在脚を期待できると思った前走は、
出が甘かった事もあって、差しの実験に変わった。
で、使えた脚は一つ前にいた馬と大して変わらず。
実際、脚があるなら差しきれる程度のメンバーだったのだが、
瞬発力が無い事が露呈しただけで終わった。
それはそれで十分な収穫。
今度は好位から堂々と押し切りに入る競馬だろう。
このクラスでの力上位はもう明らか。
今回は、エーシンジーラインを目標に競馬出来る。
似たような位置にいるであろう、ハギノバロンドールがライバル。
全力でぶつかれば、ちょうど良い勝負になるんじゃないかな。




是政特別 ダート2100m 未定




ヴィクトリアマイル 芝1600m ラドラーダ
藤沢和厩舎、シンボリクリスエス産駒の4歳牝馬。
前走で連続連対が途切れてしまった。
レースを振り返ってみれば、まず思われる事が1つ。
同週の阪神競馬場が、芝刈りによって馬場が変貌したのが大きすぎた。
外枠から出たなりの競馬をしたわけだが、
1400mのペースのおかげで引っかかりこそしなかったものの、
外から追い上げて行っても内が全然止まらずに終わってしまった。
過去の競馬をそのまま引き継いだのが敗因になるだろう。
強い勝ち方をしたことがある東京のマイルに戻って、
どんな走りをする事が出来るか、楽しみにしたい。

前走のアンカツの感触を見ると、
思ったほどに切れない、少し動かして行ったほうが良いか、
というものだった。
だが、馬場がおかしかったのは間違いないので、
あまり前走の感触だけを鵜呑みにするのもどうかと思う。
・・・と書きながら、現在の東京の状態を思えば、
そうした方がいいのかなとも思える。
ラドラーダは強い馬ではあると思うが、
シャンティのように自信満々にというわけにはいくまい。
よって、中団あたりで何かをマークして行く形が最善と思える。
具体的には、2強のどちらかということになるだろう。
この馬が一番強かった、ユートピアSの差し脚を見る限り、
物理的に2強に差し負けるという事はないだろうと思われるので、
現状では、同位置から勝負を挑むような競馬を期待している。
まだ時間はあるので、いろいろと考えてみたいが。




東京ロイヤルプレミアム 芝1800m 未定

日曜日の結果

2010-05-09 12:53:29 | 競馬
6R ロトスカイブルー 2着
上々のスタートから、はっきりと仕掛けて前へ。
先行策で馬にも気合が乗って3番手に浮上。
先行3頭のやり取りで、少し下げて4番手から。
逃げたアドバンスピールの作ったペースは結構速かったが、
楽な手応えでそれに乗っかっていく形を取った。
3角から4角、実に気持ち良さそうに外目を走っており、
直線にかけて抜群の手応えでアドバンスに接近。
直線に入ってすぐに追い出すことはなく、アドバンスと併せ馬に。
ラスト300あたりで満を持してスパートした。
手応え十分に抜け出して、1頭になってもしっかりと伸びていたのだが。
伸びていたのだが、後ろからボンバルディエーレが急追。
とても届かないような位置にいたのだが、
凄まじい追い込みで最後は楽々と捕まってしまった。

あそこまで我慢できるのは日本にはアンカツくらいだと思うが、
結果的にもう少し我慢できていたら良かった。
まあ、相手が強すぎたわけだが。惜しかったな。
過去走をいろいろと見ていったけど、初めてこの馬が強いと感じた。
タイミングが合ってまた乗る事があったら楽しみにしたい。




9R ダノンヒデキ 2着
絶好のスタート。
師の指示もあって前に行く考えは無かったと思うが、
他馬が動かず、自然と好位の一団に。
最初は少し行きたがったが、上手く宥めて4番手に収まった。

マイヨールが逃げたが、予想外にペースを上げて行かない。
他馬もそれに同調した為に、スローペースに近くなった。
ヒデキは元々先行競馬をしていたこともあって、
その流れにしっかりと乗っかって楽に走れていた。
といっても、これからの為に末脚を生かす競馬はしたい。
4角、並んでいた2頭から半馬身だけ下がったあたり、
ちょっと工夫しているなあと感じた。
馬群の中を走って直線へ、そして外へ持ち出して行く。
やや窮屈になりそうだったが、上手くパッシングマークの内に滑り込み、
進路をきっちり確保して追い出された。
ペースが遅かったこともあって、大半の馬が良い脚を使っており、
矢のように伸びる、というわけにはいかなかったが、
ラスト200あたりからヒデキの持続する末脚が効いてきて、
2番手に上がってもう少しってところでゴールが来た。

予想外に、好位で末脚をタメる競馬が出来た。
まずまずの内容だったかな。




10R ナムラハンター 2着
上々のスタートから仕掛けて前へ。
逃げ馬がいない構成なので、出方次第だろうとは書いたが、
まず人気のダノンカモンが飛び出して行く形で、
それに続いて2番手に取り付いた。
人気を背負うダノンカモンとしては逃げたくなかっただろう事と、
ハンターとしては思い切っても良いという考えが一致したか、
ハンターのほうがさらに脚を伸ばして先頭に。
カモンが引いて待機する形に変わった。

さすがに実力馬の先行で、ペースが遅いという事はない。
というか、生粋の逃げ馬が逃げてでもいるかのような流れ。
結構速いペースで、しかし気持ち良さそうに逃げて直線へ。
さすがに手応えに余裕があるというほどではなかったが、
我慢して少ししてから追い出し始めた。
追ってきたダノンカモンのほうが脚色が良かったのだが、
直線の半ばで脚色が一緒になって、押し切れそうな態勢に。
しかし最後、さすがにバテ気味になってしまったところを、
後からよくよく振り返ってみれば本来なら圧倒的な力上位馬、
ダイショウジェットにきっちりと差されてしまった。

力は見せた。しっかりと変わってくれたと思う。
あの調教も、馬に喝を与える感じでプラスになったようだ。
惜しかったが、近いうちにOPくらい勝てそうだな。




11R ダノンシャンティ 1着
期待通りのスーパーがつく勝ち方だったw

スタート一息だったが、無理せずに待機。
曲がれが遅ければ動いていく事も考えていただろうが、
前は超絶ハイペース。乗っててもすぐに分かっただろう。
アンカツの600m通過は35秒弱。
シャンティが後ろ過ぎたのではなく、前が速すぎただけ。
じっと我慢して進んで、堂々と大外へ。
馬場など知った事かという感じで、
ただただシャンティを気持ち良く走らせて、能力を全開にする競馬。
ハイペースでその圧倒的な力を見せ付けたの一言だ。

さあダービーだ。やるぞ。
めちゃくちゃ興奮したのでw 詳しくは後ほど。