サナダ虫 ~解体中~

Go on and fuck yourself

兵 ~「地獄のババぬき」~

2007年06月04日 | 批評 「読」 
「地獄のババぬき」(著:上甲宣之)を読んだ。

しより&愛子シリーズ第2弾。


卒業旅行の為、夜行バスで東京へと出発したしよりと愛子の2人。

今度はバスジャック事件に遭遇!


感想。

①結局お前ら、くっついたのかよ!

②犯人が王道通り怪しい人物・・って、安心しろ、全員が十分にアヤシイ。

③“XX(エクスクロス)”に続き、何だよ、“JX(ジャクロス)”って!(必要ねーよ!)


前作「そのケータイは、XX(エクスクロス)で」の続編。

つーか、使い回し。(前作未読だと、超ネタバレ!)


いやぁ~、文庫本オビにもある通り、本当に「このバカさ加減!」だな。

個人的に、とても誉められたものではないが。


前作は、人物の名称がコロコロ変わる所が気になったのに対し、(今回もだけど・・)

今回は、視点がコロコロ変わり過ぎ。

愛子視点のはずなのに、しより視点になってたりしてるぞ!分類の意味ねーよ!


まだまだ言いたいことは沢山あるが、

ある意味、面白い作品であり、他の作品も気になって読みたくなる感じ。

前半のゲームはイマイチだったが、後半のゴースト入りババぬき案は中々良かったよ。

★★☆☆☆


お互いの作品を、2冊程度しか読んでいないが、

ここで一応、告白しておこう。


山田氏の方が、好きかもしれません。(わーお!)


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