さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

月島で酒を飲む

2019年10月30日 | 関東甲信越



まだ新しい大江戸線の勝どき駅から地上に出ると、高層ビルときたもんだ。昔は
埋め立て地でな~んにもないところだったのに、なんじゃこりゃー。



すごいな、この高層マンションは。ああいうところに住めば、景色はいいかも。
しかしハチの巣みたいだなー。



勝鬨橋(かちどきばし)です。下町育ちの私としては、あれを渡った先は「地の果て」、
倉庫がちらほらあるだけの、文化果つるところという印象だったのだが、今や高級
住宅街となったのだなー。小さな子供を連れている若い世代が多い。新しい住宅地は、
30年ローンを組んだ人たちだからなあ。緑のある広場には、小さい子がたくさん
遊んでいました。いまや日本中少子高齢化が進んでいるのに、ここらは若い子育て世代が
うじゃうじゃいる特別区域なのである。小中学校はプレハブの増築もあるとか。



これじゃそうなるよね。しかし高層に住んでいる子供たちはどこで遊ぶんだろう?



さて一軒目は有名な立ち飲み酒場「かねます」。立ち飲みとくれば安価が基本なので
しょうが、ここは「酒」というと獺祭の純米大吟醸が出てくるのである!!!

元はどこかにあったのだろうが、いまや高層ビルのテナントになっている。土曜日は
13時から開店となっているのだが、「早めに開くことあり」という情報を得ていたので、
12:30に行ってみたら、入り口には数人が並んでいた。中は満員。30分程並んでいたら、
店員が出てきて「もう食材がないから、ここまで」と言って、俺の後ろに並んでいた
奴が最後となった。開店時間前に来たのに締め切りときたもんだ!

1時間ほど待ってようやく入れたら、カウンターにぎっしり。立ち飲みにはよくある
光景である。しかし客層が、若いカポーばっかり!(; ・`д・´)ナニコレ



牛肉の上にウニ。ここは料亭ですかっての。旨いが高い!ここはビールと言えば
ギネスだし。



毛ガニは売り切れで、鯛の昆布〆を注文。メニューの大半は品切れだ。聞いてみたら、
11時から開店していたそうだ。というわけで、観光気分の若者たちが、金に任せて
高級食材を立ち飲みで食べるという異色の店だったのである。まー二度と並ばないなw



こちらは勝鬨から橋を渡って月島の「食堂ユの木」。食堂という名前なのに、一流料亭
みたいな突き出しでしょ?そういうコンセプトの割烹なのです。なんか埋め立て地にできた
新しい店は、名前は控え目で「立ち飲み」だったり「食堂」だったりするが、高級食材の
店が多いのか?金持ちがいっぱいいるからか?



里芋の煮物。合わせる日本酒も凝ったセレクション。同じ高級食材なら、こういう
いい仕事をしてほしいものです。



高層の住宅地って、香港を思い出すなあ。



先日の台風では、高層マンションの一階が浸水して、電気が止まって大変だったという
ニュースを見ました。10階以上は歩いて登れないし、水も止まったらどうしようもない
よなあ~。



高層に住むと、降りて外に出るのが面倒になるそうです。やっぱり俺はふらっと
外に出られるところがいいなあ。



バブル時代のニュータウンも、買った人たちは一斉に高齢化しましたが、ここもいずれは
そうなるのか?