さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

石巻 旅最後の夜

2019年10月26日 | 東北シリーズ



石巻の街中に、新しい建物が建っていました。たしかここは仮設の観光案内所か何かが
あった場所だと思うが。。。 入ってみたら、やはり震災の資料が展示されていました。



係員の女性が、相手をしてくれました。後ろの写真は石ノ森萬画館が被災したときの
もの。そして腕が折れたシージェッター海斗が回収されたそうです。

震災や津波の話をしたあと、これからどうするか聞かれたので、日和山に登ると応えたら、
「歩いて?それは大変でしょ」と驚かれました。地方の人は、ほんとに歩きませんねー。
こちら東京の超ゴミゴミしたところに住んでいるから、車を持ったことがありません。
それに旅をしたときは、よその土地を歩くのが楽しみなんですよ。ちなみに日和山を登る
のに、ここから2~30分というところ。それくらい歩かない?



さて日和山のてっぺんまで登ってきました。そりゃー日差しは強いし、汗をかきました。
でも山の上の海風がここちよいゾ。手前のほうに橋桁を造っていました。もう一本
橋が架かるんだな。



街がぜんぶなくなったエリアです。手前にはマンションが建ちましたね。でもむこうは
運動場になったり、住宅は造らないそうです。土地を持ってた人はどうなったんだ?



北の街方面。左岸にはだいぶ建物が建ちました。



でっかいマンション、目立ってるなー。



さて最後の夜は、前回発見したイタリア料理屋、ベルコルポ。バローロをグラスで
出していたのが印象的。料理も酒も、かなり本格的な店です。



カウンターに座っていたら、奥のほうからかわいい声が聞こえてきた。3歳くらいの
女の子が調理場に顔を出した。「タラコスパゲティー食べるの」なんて言っている。
次に5歳くらいの女の子が調理を始めたお父さん(ここのヒゲマスター)を横でじっと
見ていて、火のついたフライパンを見て「おー!」と声をあげたり、食材が飛び出た
のを見て「パパ、落ちたよ…」とかコメントする。(^益^;

それからお母さんが小さいバブーちゃんを抱いて出てきた。3人女の子!!!
みなさん俺の横のカウンターに並んで座る。3歳くらいの女の子がひっきりなしに
しゃべる。若い店員が「うるさくてすみません」なんて言うけれど、こりゃあにぎやかで
嬉しい♪



3人のお嬢ちゃんたちは、お母さんと一緒にタラコスパゲティーとドーナツを食べて
また奥に消えていきました。ウウム、「このお嬢さんたちにデザートを♪」って
やりたかったのだが、店の人だしなあ。。。


食後にはアルマニャックを一杯♪

マスターは子供たちが行ったあと、「うるさくてスミマセン」なんて言っていましたが、
目尻は下につきそうなほど。こちらも下がっていましたが、超しあわせそうなマスター
でした。次に来たときは女の子4人になってるといいねえ。



あ~これで今回の三陸の旅も終わりです。よく飲んだわ。。。