さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

三陸鉄道を降りて大船渡へ

2019年10月09日 | 東北シリーズ



久慈から南北にすべて開通した三陸鉄道も、いよいよ終点の盛が近い。
ん? このトンネルに既視感あり!



去年の冬はこうだったー!



トンネルって、山に穴を開けてゆくものだと思いがちですが、これはトイレット
ペーパーの芯をまず置いて、それに土をかけて山を作ってゆくのかぁ!



すごい量の土、やっぱりトラックがひたすら往復して運んできたんでしょうねw
どうしてこんな大変なことする必要があるのか、説明を聞いてみたいですね~。



自動車道とつながるのかー。
なんか万里の長城とか、ピラミッドとかを連想するな。飢えている人もいるっていうのに、
途方もない年月をかけて、途方もない労力を注いで作った人類の壮大なる無駄、なんて
言われたりもしますが、失業者を減らして経済を回す機能を持った、公共事業の意味合いが
あったという説もあるそうです。海を見えなくするコンクリートの壁、防潮堤もいずれ
そんなふうに言われたりもするのかな。



盛に到着。これで三陸鉄道をコンプリート~。ここからは、線路を舗装道路にして
しまったところを通るJRバス、BRTに乗り換えです。ホームの左側が線路で、右が
アスファルトの道路になってるでしょ。



右のJRの駅舎、Japan Railway つっても、もうバスなんですぅ~。



ばーさんがこの道路を少し歩いたら、JRの職員が怒って注意していました。乗客が
線路に降りたという気分のようです。ばーさんは「だから何だよ」という態度でした。
ここで歩道橋の階段を上がれっつーのも無理があるし、バスも1時間に1本来るか
どうかだもんなあ。



大船渡に到着です。立派なBRTの道が出来ていますが、4年前に来て目の前のプラザ
ホテルに泊まったときは、他にな~んにもなかったんだぞ。



なんとか道路だけが出来て、土埃がひどかったんだよ。建物が何にもなくなっていて
ちらほらと仮設の建物が出来始めていたときだったんです。



橋を渡った道路の向こうに、新しいホテルが出来たのです。前回からそちらにお泊り。



津波で一帯がザバッとなくなったところに、橋がかけられているときでした。