今日の朝から一杯

夜勤仕事がとくにトラブルなく終われば、だいたい午前6時ころに帰宅する。冬ならまだ夜が明けていないけれど、今の季節、駅も街もすでに朝が始まっている。駅からたどる道でうっすら汗をかきながら、めぇぐるぅ、めぐる季節の中でぇ♪　と鼻歌がこぼれる日は体調がいいし、少しも眠くはない。

だからといってそのまま起きていると、昼には眠り病にかかったようにコトンとまぶたが閉じてしまうし、また夜の出勤が迫るから、なるべく早めに床につきたい。で、空腹感はなくても、まずはビール（のような飲料）で喉をしめらせ、適当なつまみを軽くいただく。

定番は、なんといっても常備の魚肉ソーセージ。学生時代は赤いビニールをむいてむしゃむしゃそのままかじっていたけれど、今はもう少し洗練された食べ方をする。洗練、といってもまあアレだが、玉ねぎのスライスを添えて、味噌マヨネーズとまぜあわせる。どちらかというと、この甘い玉ねぎをおいしくいただくために魚肉ソーセージを添える感覚だ。

前日のぬか漬けも何切れか残っていることが多いから、それもたいらげる。さらに冷凍庫から取り出した枝豆をゆでる。流水ですぐにもどる、と書いてあるけれど、やはりさっと熱湯を通して塩をふらないといけない。んぐんぐとビール風を飲み干してもまだまだ気がはっている時は、ウイスキーのオンザロックを追加する。ただし、眠気がきざさなくともほどほどで切り上げないと、今度は「飲みモード」にはいってしまうから用心しないと。

今朝は帰宅も遅くかなり空腹だったから、さらに何か口にしようと、キムチと豚バラ、玉ねぎを炒めて「豚キムチ」も作った…。つい、食べ過ぎた…。ち。と床についたのは11時前。惰眠をむさぼる木曜日の朝。小雨。