雨が降り始めた午後。駅前通りの「ミスド」にはいった。たぶん数年ぶりだ。マックやケンタも数年に一度くらいは利用しているからその見当だと思う。風邪だか花粉症だか、あるいはその両方なのか、今朝はたっぷり寝たのにまだ頭が眠く、喉が少し痛む。
朝飯が遅かったからさほど空腹ではないけれど、小腹が減ったという状態。お、ミスドか、ちょっと軽くの気分。店内にはいった瞬間、甘いにおいに包まれる。入り口正面のショーケースにはそれこそ色とりどりのドーナツが並ぶ。どれにしようかと悩むのもめんどうだから、多少なじみのあるポン・デ・リングとハニーディップ、おかわり自由のコーヒーを頼む。
うん、ドーナツだった。で、数分でふたつを平らげた、ドーナツを。でもドーナツの穴を食べたわけではない。しかし穴も消えてなくなった。さて、ドーナツの穴はどこへ消えたのだろう…。数年前に刊行された『ドーナツを穴だけ残して食べる方法 越境する学問 穴からのぞく大学講義』(大阪大学ショセキカプロジェクト編/大阪大学出版会)という本がちょっと話題になったことがある。「ドーナツの穴」でググって思いだした。
穴だけ残して、は難しいと思うけれど、食べたおぼえのない穴ははたして胃袋におさまったのかどうか。不思議だ。
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