好天の朝。今日は水辺を歩きたい気分。JR青梅線で久しぶりに御岳渓谷まで足をのばす。軍畑(いくさばた)駅を降り、急な坂をくだり、青梅街道を5、6分歩くと「御岳渓谷遊歩道」に降りる坂道がある。青梅に暮らしていた頃の川沿いの散歩道だ。
1キロほど上流の「沢井駅」下に、清酒・澤乃井で知られる小澤酒造があり、庭先にはすでに行楽客が集まっている。さらに遊歩道を上流に進むと、川幅の広い御岳小橋に。その向こうが玉堂美術館だ。でも今日は寄らずひたすらてくてく歩く。増水した川の流れがごうごうと響き、反対の山側を奥多摩に向かう電車がガタガタと軌道を揺らす。
まだまだ川をさかのぼり、とりあえずの目的地に決めておいた「せせらぎの里美術館」に到着。さすがに汗ばみ、携帯したお茶をがぶがぶと。運がいいと、美術館脇の高台から見下ろす渓谷を、シューッとカワセミが横切るのだけれど、10分ほど待っても姿が見えない。すでに1時を過ぎたから引き返し、沢井手前の遊歩道の山側をちょっと登った手打ちそばの店「笑」(えみ)で昼食。
閑散期は商売になるのだろうかと心配になるけれど、今日は営業中。ビールと天ざるを頼み、テラスで一服。うむ、大人の休日クラブだ。昼ビはなんとも言えない贅沢気分。そばはくせがなくてしっかり打ってある好みのかたさ。これにはスーパードライじゃなくて一番搾りが合う。んぐんぐと飲みながら天ぷらをつまむ。山里だから海老天ではなくて魚の天ぷら。聞けばやはりヤマメ。
そば湯までしっかり飲み干して、ごちそうさまでした。
帰路、道端で見つけたのは「ウシノヒタイ」ことタデ科のミゾソバ。御岳では初めてだ。写真ではわかりにくいけれど、葉っぱの形がその名の由来だ。手打ちそばにミゾソバ。今日はそばの日♪
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いいねー、ビールと天ザル。
ブログを拝見していると、野の花に興味が移っているご様子。
いいよね。野生の花。
私は子供の頃、春先に群れて咲くちっさな水色の花が好きで図鑑で調べたら「おおいぬのふぐり」(笑)
なんという名前を付けるのだと憤慨しましたが(笑)
この花も色彩豊かで可愛いね。
hotdog の場合ならば、生ビールとザル蕎麦かも知れません。
saki さんが名付けた・風の回廊・来月の初めに歩こうと思いましたが、仲間が集らないので、ハワイのコミュに出ようかな、と思ってます。
ビールと天ざる、それに野の花。ささやかな幸せのひとときだねえ。そうそう、特に「雑草」の名前にはなんでまた、というのがたくさんあります。少しずつ紹介だよぉ♪
昼間のビール>hotdog、
うまいけど、よく効くしねえ。それでも楽しみはやめられないしぃ。そろぞろいい風が吹く頃ですね。次の休み、天気がよければ鳩ノ巣か神代植物園の予定です♪