日帰りで山梨に出かけたという、職場の同僚の土産は「桔梗信玄生プリン」だった。山梨名物といえば桔梗信玄餅。山梨に向かう中央高速のサービスエリアや道の駅のみやげ物として、売り場の一等地をしめているからいやでも目につく。プリンは、2015年の「おみやげグランプリ」を獲得したという信玄餅シリーズのひとつだ。
これまでに信玄餅はもちろん、信玄棒に信玄餅クレープは何度も食べたことがある。数年前の山梨旅行では、笛吹市の桔梗屋本社工場に行ったこともある。210円で信玄餅が詰め放題、の話を聞き車を飛ばしたのだけれど、昼過ぎには商品がすべてなくなり終了していた…。それでも工場で「信玄餅のできるまで」を見学して、あのビニールの小さな風呂敷はすべて手作業で結んでいることを知った。
アイスケースに入れて販売される信玄餅クレープは、公園の売店でも扱っていて、年間を通して人気がある。同じく山梨の甲府市が本拠地のシャトレーゼも、手軽な「スイーツ」が受けているけれど、これぞという商品が見あたらない。くらべると、信玄餅ブランドは東京でも強い。でも信玄プリンはなまものだから日持ちがしないし、保冷剤をいれて持ち帰るのも面倒だからと敬遠していたのだ。ただし、土産でもらうなら話は別。
外見は信玄餅とかわらず、まずはそっと風呂敷をひらく。プラスチックケースに詰められた真っ白なプリン。容器の上に専用のプラスチックのスプーンがついていて、上には黒蜜がはいった小さな容器が乗っている。包装には「黄名子」と書かれているそのまま味わうと、うーん、言われてみればきな粉かなぁ、くらいの風味。濃厚な生クリームのプリン、といった食感。ごちそうさまでした。
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