・幻の海辺の町

5、6年ぶりだろうか、土曜日の早朝から夜まで、丸1日を「東京ディズニーシー」で過ごした。ミッキー、ミニーの特別なファンでもないけれど、送迎バスが用意されて、無料で「パスポート」もいただける、という機会があり、ならばと早起きして集合場所に着いたのは午前6時過ぎ。

心臓が飛び出すようなアトラクションはすべてパス。もっぱらショーを楽しんだ。「ジャングルに住む精霊と動物たちによる幻想的なダンスと空中バレー」の「ミスティックリズム」と「スウィングジャズにのせて、ディズニーの仲間たちがお贈りするオシャレなライブエンターテイメント」の「ビッグバンドビート」（BBB）が素敵だった。

とりわけ、BBBのミッキーはドラムのバチさばきも巧みで、タップもうまくてびっくり。なんでも器用にこなすポンキッキのガチャピンと双璧だな、とうなった。

日が落ちてからの目玉、火と水の精が出会ってどうたら、という機械仕掛けの「プラヴィッシーモ」はNTTドコモの提供だけれど、うーむ、ドコモ金かけてるなぁ、とちょっと冷めた目で。それでも夜まで、不思議な海辺の町を散策した。