サイババが帰って来るよ

Count down to the Golden age

イスラムのお話❶

2016-02-03 00:00:24 | 日記
愛国心は今、行き過ぎた熱狂さによって翻弄されています。
それは、核爆弾を作らせ、他の国の何百万という人を死に追いやる道に導こうとしています。
その国を守るのは愛なのです。
嫌悪やエゴイズムは宗教によってもたらせられたのではありません。
宗教が残酷な原爆を作る原因なのですか?
そうではないでしょう?SSSvol7/97

ポニョ:確か昔、あんたの長男さんの寝顔を見ながらこの子の前世は誰やったのかなと思っていたら、その日の夜にババが夢に現れて、この子の前世はイスラム教徒で、名前をXXXという。と言われたって言ってたよな。

ヨシオ:そうやったな。ずいぶん昔の話やけれど、ポニョはよく覚えているな。

ポニョ:それで、その頃の知り合いのイラン人にその名前を言ったら、イスラムの寺院でコーランを唱えたり祭式をする僧侶がよく使う名前やなんて言ってたよな。長男さんがイスラム教徒やから、あんたもいつかイスラム教徒の時があったかも知れないぜよ。

ヨシオ:そうやな。そうかも知れん。シルディババもイスラム教徒の多いところで活動をされていたしな。

ポニョ:でも、日本ではイスラム教に対する理解が低いよな。スンニ派だとかシーア派だとか、今無茶苦茶してるイスラム国なんて話を聞くと、イスラム教ってなんて野蛮な宗教なんやって思っている人がほとんどやろな。

ヨシオ:昔、イスラム教の宣教師が日本に来て宣教したいと伊藤博文や大隈重信に頼んだんやけれど、断られたから日本では広まらなかったな。

ポニョ:そうなんや。あんたは宗教に詳しいから、このブログで少しイスラム教について紹介してみないか?さわりだけでもええから。

ヨシオ:それはええ考えやな。イスラム教っていっぱい誤解されている宗教やから、少しは誤解が解けたらええな。

ポニョ:だいたい、グロ襟がイスラム教徒を悪もんにして世界をぐちゃぐちゃにしてるんや。例のツインタワーの件でも、すぐにイスラム教徒のせいにしたやろ。本当は自分たちで爆弾を仕掛けて潰したのに。飛行機なんてぶつかっていないんや。あれはビル解体に使うテラミット爆弾を使ってた証拠を、デンマークの科学者が現場からテラミットの化学物質を見つけて発表したんや。その科学者の声明をユーチューブで見れるぜよ。

ヨシオ:テラミットって二酸化鉄とアルミの粉を混ぜて硫酸を落としたらるつぼの中で激しい反応を起こして鉄が溶けるんやろ。それと一緒か?学生の時に実験したことがあるな。真理は誰も隠せないやろ。もうすぐしたら、そういう嘘に塗り固められたグロ襟の悪巧みは衆人の目の前で明るみに出されるやろな。

ポニョ:ロシアもそういう事実を握っていて、それをもうすぐしたら明らかにするって言ってるぜよ。

ヨシオ:この世界は真理である神さんそのものやから、絶対虚偽や非真は隠し通せることが出来ないようになっているんや。人も同じで、嘘をつき、人や社会を騙して上手く世渡りをして来た悪人も、一旦死ねば、自分のやって来た悪事に向き合わなければいけない時がくるんや。

ポニョ:人は、この世界が全てだと思い込んでいるし、肉体が滅びたらそれで終わりだと思っているから、霊の世界で自分がやって来た悪巧みが、全て明らかにされるなんて思いもよらないやろな。

ヨシオ:だから毎日、そういう悪い事に手を染めずに、良い事だけを思い、良い事だけをして、良い人間になる事を目指して生きていけば、たとえ正直者は馬鹿を見るなんて言われて、この世では酷い目にあっても、死んでから良い生活が待っているんや。という事で今日から三回に分けて、ポニョのリクエストに応えてイスラム教について軽くさわりの部分だけでも紹介しよか。先ず、ポニョはイスラム教の創始者の名前を知ってるやろ?

ポニョ:モハメッドとか、マホメットとか言われているけれど、一体どっちなんや?

ヨシオ:どっちも間違いで今、ポニョが言ったのはフランス人がフランス語式でムハンマドを読んだんや。

ポニョ:ムハンマド…?ちょっと聞きなれないな。

ヨシオ:また、イスラム教徒を指す言葉でモスリムという言葉もあるやろ。これもアメリカでムスリムが訛ってモスリムになったんや。まあ、読み方はどっちでもええけれど、イスラム教の突筆した出来事は、俺は、当時ムハンマドがメッカに入城した時に、大勢の人々の前でその当時は奴隷制度が普通やったのに、奴隷解放宣言をした事やと思うんや。

ポニョ:へえ~それは知らんかったな。確か歴史でリンカーンが奴隷解放宣言をしたのは1865年やから、その何年前になるんやろうか?

ヨシオ:630年やから、1235年前や。

ポニョ:そんな前に奴隷解放宣言をしたのか?すごいよなそれって。

ヨシオ:ムハンマドは、それを感激的な演出をして宣言したんや。先ず、自らをカアバ神殿を背ににして、「一切の階級的特権は今日この日に消滅した」と宣言した後、黒人奴隷だったビラルという男を神殿の上に立たせて、そこにいた全ての聴衆に聞こえるように朗々とした大きな声でイスラムの礼拝をするように呼びかけたんや。当時、部族間争いで明け暮れていたアラブ社会で、黒人の奴隷だった者がこうした事をする事自体がセンセーショナルな出来事だったので、この日を機会にイスラム教徒は誰にでも分け隔てなく開かれた宗教だという事が定着したんや。

ポニョ:それは感激的な出来事やったんやろな。ところでムハンマドってどんな人やったんや?あまり情報が入って来ないやろ。

ヨシオ:ムハンマドは西暦579年に今のサウジアラビアのメッカに産まれたんやけれど、産まれる前に父が死に、お母さんに育てられたんやけれど、お母さんも六歳の時に死別し、天涯孤独の身になったんや。でも、祖父と叔父に大事に育てられ、生まれつき温厚誠実な性格だったので、人々から正直者のムハンマドと言われて青年時代をメッカの大きな商人の家で使用人として働き、その人柄と商才を見込まれて、富裕な商家の奥方で主人と死に別れたハディージャという未亡人に請われて結婚したんや。その後、ムハンマドは人生で一番平和で幸せな時期を六人の子供達をもうけて過ごしたんやけれど、三十代の半ばぐらいから周りは部族間争いが絶えないし、奴隷もたくさんいる。それに自分が孤児になった時の苦しさを思い出して、自分だけこんな幸せな暮らしをしていても良いのだろうか?周りには、死ぬ思いで生活をしている人たちがたくさんいるのに。と社会や人生について悩み始めたんや。そして、郊外の丘陵地帯に一人で行って人生について考え始め、四十歳になった時にメッカの郊外にあるヒラー山の洞窟にこもって瞑想していたら、突然霊的な体験をしたんや。それは天使ガブリエルが、地平線の上に浮かんでいてムハンマドにこう語りかけたんや。
「創造主アッラーの御名によって。主は凝血の滴から人間を御創りになられたお方である。」
「主の恵みは限りなく、人に筆を持つすべを授け、知らない事を教えて下さった。さても人の子の不遜な事よ。自力自足を誇っていてもやがて、全ては主のみ許にかえるのだ。」等々
ガブリエルはムハンマドにこれらの啓示を人々に伝えるように強要したが、ムハンマドはこれを悪霊の仕業と思い込んで受け入れなかったんや。でも妻のハディージャに相談すると、ハディージャはこの福音を重視して、ムハンマドにこの福音を人々に伝道をするように勧めたんや。

ポニョ:ヘェ~。知らなんだぜよ。とても素晴らしい奥さんやな。普通の裕福な商家の奥方さんやったら、「あなた!何言ってるの?そんな妄想に更けていないで、私がショッピングに行っても、もっと贅沢なものを買えるように稼いで来なさい。私の名前を知っているでしょう。派手ーじゃというのよ。」なんて言うやろな。

ヨシオ:言わないっちゅうに。

ポニョ:でもなんで天使ガブリエルなんや?ガブリエルって旧約聖書に出て来る大天使やぜよ。それがなんでムハンマドに天使が出て来るんじゃ?

ヨシオ:そこが面白いところやろ。この事を話し始めると長くなるので明日に回すけれど、元々はキリスト教もユダヤ教も、イスラム教も根っこは一緒なんや。ババのザルバダルマの印って知っているやろ。五代宗教が蓮の花びらの上に描いているやつや。ユダヤ人がやって来てババに、ユダヤ教のシンボルである六芒星もそれに付け加えてくださいって頼んだんやけれど、ババはユダヤ教もキリスト教も一緒やないかと言って断ったんや。でもその人はひつこく頼んだので、西洋の国にだけ六芒星を加える事を許そうって言われたんや。

ポニョ:ああそれで、六芒星が加わったんか?面白い。今日は知らん事を色々学んで面白かったぜよ。

ヨシオ:明日の方が面白いで。ムハンマドが天使ガブリエルに連れられて、天界大冒険をするお話や。

ポニョ:なに~。天界大冒険?それは待ちきれないぜよ。おいらにだけでもちょっとだけ教えてくれる?

ヨシオ:それでは、明日をお楽しみに。

ポニョ:ケチ男は嫌いやぜよ。

心は人を最高の高所に高める事も出来、最低の深みに沈めることも出来ます。
心を正しくコントロールする事こそ,今日人類の直面する挑戦的課題だといえよう。
人は身体的・宗教的・霊的に、人生のあらゆる面において、高尚な理想と感情を持たねばなりません。
彼は束の間ではかない感覚の悦楽を捨て、惨めさを引きずって生きる生活から脱却しなくてはなりません。
向上するのも堕落するのも心次第です。
心の気まぐれな命令のままに性急な行動に走ってはいけません。
修行をつんだ者は、善悪,正邪を良く考えてから行動します。
そのような人は、究極的に神我を実感認識する目標に到達します。25/5/93



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