サイババが帰って来るよ

Count down to the Golden age

絵の中の世界

2017-12-23 16:00:12 | 日記
個我と神と物質世界を、絵に描かれたものと想像して御覧なさい。
物質世界を背景にして個我と神は描かれています。
同じ絵の具で書かれているにも関わらず、三つとも違う実態のように見えます。
これらは心の産物で実は価値を持たないのです。

ポニョ:さて、年の瀬も迫って来ましたが、皆様如何お過ごしでしょうか。以前もお伝えしましたように、来年からは、このブログの記事は毎週木曜日だけの更新となります。
あんたが貧血で記事を書こうと思っても記事に集中出来ないのが一番の理由やけれど、まだ貧血気味ですか?

ヨシオ:少しマシになって来たので、この前何本か記事を書いて送ったやろ。身体の調子が戻って来たら、木曜日以外にも不定期で記事を書くようにするわ。

ポニョ:木曜日の記事は、既に数ヶ月先まで予約投稿しているから、サイババさんが再降臨されるまでなんとか持ちそうやぜよ。
それでは、読者の皆様、世の中はビットコインやエルサレム情勢やら、北朝鮮ミサイルやらで騒がしいけれど、それらに余り影響されずに来年も粛々とやって行きましょう。

ヨシオ:一番影響されているのはポニョやないか。

ポニョ:本当は五年前に全財産を投げ出して、ビットコインを買うつもりやったんやで。もしそうしていたら、今頃、東京湾に浮かぶ夢の島ぐらい買える大金持ちになっていたのにな。

ヨシオ:夢の島ってゴミ捨て場やろ。そんな島を買ってどうするんや。ハエだらけの島やないか

ポニョ:支配層の連中をそこに島流しするんや。

ヨシオ:あのね…ポニョがハエ取り紙を持って行って自分で住んで来いや。

ポニョ:ビットコインはドンと落ちたけれど、五年前においらがビットコインを買おうと思ったのは、ビットコインはブロックチェーンを使っているから、支配層の連中がコントロール出来ないんや。だからこれは行けると思ったんやぜよ。
支配層の連中は、中央銀行を使って世界経済をコントロールして来たから、ブロックチェーンはそれと正反対のシステムなんや。
知ってる?日本を除いて世界中の紙幣は、イギリスの天ぷらも作っている印刷会社が、イタリアの近くのマルタ島で刷っているんやで。

ヨシオ:何で印刷会社が天ぷらを作っているんや?

ポニョ:知る人ぞのみ知るや。支配層がビットコインに敵愾心を持っている理由は、ブロックチェーンに裏付けされた仮想通貨は、中央銀行ではコントロール出来ないからなんや。
だから最近、ジェイコブロスチャイルドが、全ての取引を監視でき、支配層だけが自由に発行出来るfed coinという仮想通貨を出すような事を言ってるんや。そうすれば仮想通貨も彼らがコントロール出来るから。
http://yournewswire.com/rothschild-fedcoin-bitcoin/
でも、おいらがビットコインに手を出さなかったのは、ビットコインの一番大きな問題点は、ネットが使えなくなったら価値がゼロになってしまうんや。そうする為に、支配層は全てのネットのケーブルを切ってしまおうと企んでいるんや。しかもそれをロシアの潜水艦のせいにして。
https://jp.sputniknews.com/politics/201712164387910/
ヨシオ:ロシアの潜水艦とネットのケーブルと何の関係があるんや?

ポニョ:ロシアの潜水艦の底から大きなハサミのようなもので海底ケーブルを切ろうとしていると、最近アメリカ軍が発表したんや。もちろんロシア軍はそんな事は寝耳に水で、そういう事をする必要も無ければ、しても何の意味も無いんや。
でも支配層はネットのケーブルを切る事によって世界を大混乱に陥れ、世界を人間羊の世界にする為にリセットしようと企んでいるんや。
それをロシアのせいにしようとしているんや。何でも悪いのはロシアや。
だってネットが無ければ、人々は本当の情報が入って来ないし、支配層がコントロールするラジオやテレビのニュースを信じるしかないやろ。それが支配層の本当の狙いなんや。
それにネットのケーブルのほとんどはアメリカのNY、フロリダ、ロス、シアトルを経由しているので、支配層が元のスイッチを切るだけで世界中のネットが切れるんや。アメリカの銀行はネットが無くても機能するように、その予行演習を既にし終えているんやで。
想像してみ。ネットで世界のニュースが見れず、ネットバンキングとか、現金引き出し機とか、スマホとかの機器の全てが使えなくなったらどうなるか。
それにもし万が一、地軸が傾いたら衛星も使えないぜよ。

ヨシオ:俺には全然影響ないやろな。ニュースは見ないし、キャッシュカードも持っていないし、ネットバンキングとか使ったことが無いし、スマホなどの携帯も持っていないし、まあ、敢えて言えばポニョと連絡が取れなくなるから、精神衛生面が良くなるって事ぐらいやろな。

ポニョ:はいはい、そうですか。もうあんたとやってられんわ。という事で今日の話題に入って行きますが、以前の記事のババの御言葉の中に、この世に何も実在するものはないのです。と言ってられたけど、でも神さんは実在するやろ。それってさっぱり意味が分からんぜよ。

ヨシオ:ババさんは「この世は、神さんが創造されたいろんな自然と、人と、その人が礼拝する神様で出来ている。それは大きなキャンパスに、絵の具で自然を背景に人と神が描かれているようなものだ。一見すると三つのものが別々に見えるけど、本当はキャンパスに描かれた絵の具しかなく、それらは一つなんだ」とおっしゃっている。


ポニョ:つまり帰依者がいなければ神も存在しない、という意味での神様なんやな。創造主ブラフマンという意味での神さんではないんや。それならなんとなく意味が分かったたぜよ。

ヨシオ:ずっと前に記事にしたけれど、マーヤーの二つの力により、人は、自分も一緒にキャンパスに描かれた絵の世界に惹かれて行くんや。そして、その絵の世界である物質世界も、自分と同じ、絵の具で描かれた絵だというのを忘れて、その絵の中の登場人物としてキャンパスの中に囚われてしまい、マーヤーの餌食となるんや。

ポニョ:つまり、人は、自分も物質世界も、この世にある全てが同じ絵の具で描かれた絵だというのを忘れて、その絵の中に取り込まれてしまい、物資世界のゴタゴタに巻き込まれてしまっているんやな。

ヨシオ:創造主ブラフマンは、自らの意志の力、想念の力を使ってその絵を描いたんやけど、その絵に描かれた人も、創造主と同じ想念の力を持っていて、その力を使って絵の中に描かれている物質世界に魅了された物を手に入れようとするんや。

ポニョ:つまり、絵の描かれた人物が、同じキャンパスに描かれた物を、心と呼ばれている力を使って、絵に描かれた物を手に入れようとする衝動や何かをやり遂げようとする意思を持ち始めるって事なんや。絵の中の物を欲しがるってアホやぜよ。


ヨシオ:確かに神さんから見たらアホに見えるやろな。

ポニョ:つまり、この世にはいろんな魅力的な物が周りにいっぱいあるけれど、それらは全て自分も含めて創造主が描かれたキャンパスの絵なんやな。そしてマーヤーの力は、人の心となって顕在化して、そのキャンパスに描かれた絵に対する心の衝動や意思となって現れて来て、人をこの世に縛り付けてしまうんや。そして自分の真の本性を忘れてしまうんやな。

外に見るものはすべて幻想に基づいたものです。
架空の世界に心を奪われないようにしなさい。
そうして初めて平安を得、ついには「私は私である」という真理を悟ることができます。25/12/03

ヨシオ:ポニョは俺よりきちんと理解してるやないけ。今日は頭がクリアーやな。お腹空いてるんやろ。

ポニョ:違います。髪の毛が薄くなって来ている分、叡智が頭に詰まっているんだってばよ。

ヨシオ:髪の毛と叡智と関係ないやろ。
このマーヤーの二つの力は、夢を見ている時と、覚醒している時に働いているので、とても現実感があるんや。

ポニョ:自分が、同じキャンパスに描かれた絵の中の物に夢中になるぐらいやもんな。それぐらい素晴らしい絵なんや。特にオクラの絵が上手く描かれているな。

ヨシオ:なんで、ここでオクラが出て来るんや。でも人が、実は自分はキャンパスに描かれた物に夢中になっていたのだと気付くと、心の衝動や意志が消えてしまい、英知を得た人になってしまうんや。
すると心として顕現していたマーヤーの力は何処かに行ってしまって、人は絵に描かれた人ではなく、その絵を描いてそれを眺めて喜んでいるブラフマンと一緒になってしまうんや。つまり私は『私』になるんや。

ポニョ:描いた絵の中の人物に、「君は絵の外に飛び出して来て、その絵を描いた私と一緒になりなさいよ」というのがババの教えなんやな。何や、簡単やんか。そんな事は誰でも分かるぜよ。

ヨシオ:自分が絵の中の人ではなく、絵描きなんだと気付く事は誰でも可能なんや。

ポニョ:おいらが昔、バイクに夢中になっていた頃、スズキのオフロードとオンロード兼用のデッカイバイクが欲しくて、バイトをして金を貯めながら、毎日バイクショップへ行って展示してあるピッカピカのバイクを、ヨダレを垂らしながら眺めていたんや。
ある日、そのバイクを買った人が整備点検にやって来て、待合室でそのバイクについて少し話したんや。
すると、直進安定性がロードバイクより悪いので高速では怖いとか、トンネルを出た時に横風が吹いていたら重心が高いのでかなり横に振られるとか、コーナーリングも安定性が無いのでロードバイクのように押さえが効かないとか、色々とそのバイクの悪口を言い始めたので、おいらは一度にそのバイクに対する興味が無くなってしまい、いったい今まで何の為に一生懸命バイトをして金を貯めて来たのか分からなくなったことがあるぜよ。

ヨシオ:確かに人の心ってそんなもんなんや。本当は人は、自分で自分の心なんてあっという間にコントロール出来るんや。サイババさんは、何か欲しい物が出来たりした時は、その欲しい物の欠点や短所を見つける努力をすれば、その物に対する欲望があっという間に消えると言われたけれど、そういうふうにすれば、確かに欲望はコントロール出来るよな。

ヨシオ:この世で見るもの聞くもの全ては、実は絵に描いた餅なんや。
だから、バイクであろうとオクラの天ぷらであろうと、恋人であろうと、親兄弟子供も含めて全て、それらを愛しているとか好きやとか言っても、絵の中に描いてある餅やから、永続するもんではないんや。
絵の具が剥げてきたり、埃をかぶったり、ネズミにかじられて絵が欠けたり、雨漏りがして絵が台無しになったりして、いずれは消えて行く運命なんや。
だから絵の中に描かれたものや自分の身体を愛したり、執着したりするのではなく、永遠の愛を求めなければならないんや。その永遠の愛というのが本当の自分である絵描きへの愛なんや。

ポニョ:この前においらはマーヤーって毛布見たいやって言ったやろ。今話を聞いていて、神さんっておいら達と隠れんぼしたいのと違うのんかなと思ったぜよ。だって神さんはいつも遊んでおられるやろ。何を話しても、何をされてもいつも遊んでおられるやんか。だからマーヤーを創られたんは、御自分は毛布の中に入って隠れておいて、人が英知を使って自分を見つけて欲しいなと思っておられるんやなと思ったぜよ。

ヨシオ:まさしくポニョが言った通りなんや。神さんは俺たちと隠れんぼをして遊んでおられるんや。でも、なかなか俺たちに見つけてもらえないし、長い間毛布の中に包まって隠れているのも退屈やし、ちょっと声を出したり歌ったりして何処に隠れているかを教えてくれているのがアヴァターなんや。

ポニョ:そのヒントを聞いて、やっと分かった。ここにおったんや。神様見っけた。と言って毛布をめくり取るとそこには自分がいたんやな。なんちゅうトリッキーな神さんや。笑ってしまうぜよ。


人間が目の前に見るものは、世界ではなく、まさしく神なのです。
しかし、無知ゆえに人間はこの真理を理解できず、外側の世界に神を探そうと努めます。
あなたが自分の前に見つけるものすべてが、まさに神の姿なのです。
あなたはすぐ目の前に神を見ているのに、まだ自分は神を探し当てていないと思っているのです。
何と愚かなことでしょうか!
あらゆるものが神の顕れであるという堅い信念を育てれば、あなたは確実にすべての人の中に神を見いだすことでしょう。16/3/03