サイババが帰って来るよ

Count down to the Golden age

誰の為に愛するの?

2017-12-12 16:00:56 | 日記
純粋で利他的なハートを持っている者は、嵐の中でも転がらない鉄球の様に揺るぎ無い信仰心を持っています。SS8/93p202

ポニョ:世界中で、トランプがイスラエルの首都をエルサレムと認めると宣言した事に反発するデモが続いているけれど、なかなか収まりそうにないぜよ。
トランプは大統領になったけれど、実際の政治を動かしているのはマスコミや経済界や議会を握っている軍産複合体だから、ロシアと仲良くしようとしているトランプは、彼らにとって邪魔なんや。だって、ロシアの脅威を煽る事によって、彼らは天文学的な軍事予算をもらっているから。
それでトランプをマスコミを使って攻撃しているんや。トランプはイスラエルロビーを味方に付ける事によって政権の運営と延命を図ろうとして、エルサレム首都認定宣言をしたんや。
その効果は抜群で、早速支配層の御用新聞であるNYタイムスなどが、トランプの決定を支持し始めたんや。
しかし、イスラエルはシリアのアサドやヒスボラ、イランなどと対峙しているから、トランプがイスラエルの言いなりになってしまうのはとても危険で、シリアのアサド政府軍を、アメリカが攻撃するのは合法だと発言したんや。
またアメリカが支援するクルド軍が支配する上空を、アメリカの空域だと断定し、ロシアの爆撃機がクルド軍支配地域にあるテロリストの陣地を爆撃している時に、アメリカの戦闘機がそれを妨害したんや。このようにアメリカがシリアに居座っている間は、アメリカがテロ組織などを支援するので、とても情勢が落ち着いたとは言えないんや。
ところでトランプがエルサレムをイスラエルの首都だと認めた代償はとても大きくて、世界中のイスラム教諸国を敵に回してしまって、マレーシアでさえ、軍隊をいつでもエルサレムに送る用意があると、国防大臣が過激な発言したんや。
レバノンでもヒスボラが組織した大規模なデモが繰り広げられているし、あのカタールのアルジャジーラもトランプの決定は、全世界のイスラム教徒の顔をはり倒したのと一緒だと報道していたぜよ。
またトランプは、地獄への扉を開けたとか、トランプの決定は、イスラエルの終わりの始まりだとか、日本では報道されていないけれど、世界中のイスラム教徒が怒っているんや。
と言うわけで、世界情勢の話はこれぐらいにしないとキリが無いですが、この前、いろんな帰依者についてお話ししたけれど、アシュラムの受け付けの赤毛の兄ちゃんの話が面白かったな。ババさんが、あいつはアシュラムの外に出すと問題を起こすから、ここで仕事をさせているって言われたやろ。
アシュラムに行くと色んな人たちがいるけれど、こんな人がどうしてアシュラムで奉仕してるのって感じの人も多いよな。

ヨシオ:ポニョは人のことはホットケーキや。人の事に関わり過ぎや。人は誰でも大きな霊的な愛の山の登山者で、それぞれの人は自分だけの道を通って頂上に登り着くんや。ある人はゆっくりとしたペースで、ある人はヘリコプターをチャーターして頂上に行く人もいる。誰の方法が良いとか悪いとかは関係ないんや。みんな遅かれ早かれ頂上にたどり着いて神さんと一緒になるんや。

ポニョ:みんな違ってみんな良いの世界やな。

ヨシオ:もちろんそれぞれの段階は違うし、それぞれの段階の特徴もある。動物から人になって生まれ変わったばかりの人は、この世での人としての欲望を果たそうと、神なんて知りたくもないし、自分だけの事を考えるような人になるんや。
もう少し何回か生まれ変わると、自分の家族を持ち、子育てや祖父母、義祖父母などの介護などをしなくてはいけないやろ。それが徳となって欲望をコントロール出来る人になって来るんや。
だって子育てとか介護って、自分のやりたい事や欲望を犠牲にしないと出来ないやろ。
だんだん徳を積んで行って人としての生を重ねて行くと、ひょっとして神さんっているんじゃないかなと思うようになって行くんや。
それは最初は困った時の神頼みのように、自分の都合に応じて神さんを求めるだけやけれど、それが進んで行くと、神さんを自分に引き寄せたいな、神さんの元に行きたいな、神さんのことをしりたいな、この真理、生きる目的って何かなというところまでだんだん進化して行くんや。
そういう人は星やんのように一日中神さんの事を思ったりする程の熱意は無い人やけれど、その一歩手前まで到達した人なんや。
まだ、そのレベルの人たちは英知が100%体から光り輝いていないから、少し鈍感で鈍性な人やけれど、そういう人が子育てをしたり、社会に役立つ仕事をしたりして、もっと徳を積むと、常に神を思い、全てに神を見て行ける人となって、神と融合出来るようになれるんや。

4つのタイプの人間がいます。
一つ目は死人で彼らは神を否定し、自分だけが存在し独立し自由であって何でも決めて行うことが出来ると信じている。
次は病人で、何か災害が彼に降りかかったときのみ神を求める。
そして困難な時に神が助けに来るのが当たり前だと思っている。
3番目は、鈍い人で、神は永遠に彼といて、いつも彼を見守ってくれていることを知ってはいるが、しかしそういう思いは、たまにしか湧いてこない人のことである。
最後は、健康人で神に対して揺るぎのない信仰心を持ち、神の創造した世界の中で神と共にいつも快適に生活している人である。
あなたは死から生へ、病から健康へと、この世界を生きる経験を積みながら自分自身を高めていかなければならない。
この世界は英知という子供を生む為に苦痛を伴った探求をするところであって、人の啓蒙課程における非常に重要な部分である。
苦悩は人の生き方を新しくさせるためのサインであり、実は役立つものです。SSSvol?p4

ポニョ:それって相当長期に渡る進化やぜよ。

ヨシオ:誰でも石のような無機物からスタートするからな。そして木になって、アメーバになり、虫や魚や獣になって、ようやく人の体を取れるんや。そうして初めて霊的な四つの段階を経て神の元へ上昇して行くんや。

ポニョ:でも前回も言ったけれど、この世には神さんなんていない。アフロの神さんも自分の病気を治せず死んだし、しかも予言より早く死んじゃった。サイババが本当の神さんだったら、ああいう事が起こるわけがない、神さんならそんな事をすべきでない、なんて好き放題言っている輩が多過ぎるぜよ。

ヨシオ:人の事はホットケーキやって言ってるやろ。だいたい俺たちが神さんに向かってああすべきだとか、こうすべきだとか言う権利なんて一つも持っていないんや。

ポニョ:自分はあなたが喜ばれる事を今からしますが、もし良ければ明日の三時までに、以前からお頼みしてる私の願いを叶えて下さい。もしそうしてくれなかったらしません。期限は明日の三時です。それでは宜しく。なんて言って神さんと取引する人だっているぜよ。

神が行おうとすることに対して、時間、場所、距離、複雑さはいっさい障害になりません。
神を制限したり、妨害したりすることのできる物や人は存在しないのです。
神はまったく私心がありません。
神の行動は、皆さんには快く感じられようが、不快に感じられようが、すべて神聖です。学生たちは、時々混乱することがあります。
彼らは、もしスワミが神であれば、神がこんなことをするだろうか?
あんなことをするだろうか?と感じるのです。
どうして皆さんが、神が何をすべきかを決めることができるでしょう?
神の力に疑問を呈する事の出来る程の人は誰もいません。
神のみが、いっさいに関して、恩寵を与えるべきか、罰すべきか、守るべきか、破壊すべきかを決定します。
 神は時代から時代へと生まれ変わり、ダルマが衰退するときはいつでも、悪を滅ぼし、正しき者を守ります。
真理は支持されるべきであり、非真は滅びるべきです。
ダルマ(法)は守られるべきであり、不法は滅びるべきです。23/11/99

ヨシオ:でも神さんは、帰依者の心の奥底からの純粋な願いを叶えて下さるんや。俺の相棒が大学時代からサッカーの選手でインドでも結構ええとこまで行ってたんや。
身長も193cmもあって体格もええし、足も速かったんや。

ポニョ:193cmって今度、大リーグに移籍する大谷翔平と同じ身長やぜよ。

ヨシオ:そんな事は知らんっちゅうに。でもヘルニアの持病があって、医者からこれ以上サッカーをやると命取りになるから止めなさいと忠告されていたんや。
でもそいつは、サッカーが死ぬほど好きでずっと続けていたんや。大学の選手権大会では決勝戦まで行ったんやけれど、決勝戦までに体力を使い果たし、決勝戦の一日前には持病のヘルニアがひどくなって来て、寝込んでしまったんや。決勝戦に出るのは誰が見ても難しいと思われたんや。
でもそいつはババに、こんなお願いをしたんや。「ババ様。明日の決勝戦に是非出場させて下さい。俺はここまで頑張ったんです。是非最後までやらせて下さい。もしやらせて下さるんであれば、俺は決勝戦の後、死んでも本望です。この生の後、何度生まれ変わっても後悔しません。ですから痛みを取って下さい。プレイさせて下さい。お願いします。」と頼んだんや。
するとあくる日に嘘のように痛みが取れ、決勝戦で思う存分サッカーをすることが出来て優勝したんや。そいつの大学はケララ州のマンガロールというところにあって、アシュラムからそれほど離れていなかったので、ババに感謝の気持ちを捧げにババに会いに行ったんや。
ババさんは、そいつをインタビューに呼んで二人だけで奥の部屋に行き、そいつを部屋の隅に立たせた後、ババもそいつの目の前に身体がくっ付くほど近くに立ち、何も言わずにそいつが履いていたズボンのチャックを下ろし始めたんや。
そいつはメチャ恥ずかしくなって顔を真っ赤にしながら「ババ様…、あの〜僕はそういう趣味が無いんですが…。ごめんなさい。やめて下さい。」と言おうとしたら、ババはいきなり手をくるくる回してオイルを物質化し、そいつの下腹部にババ自らの手でマッサージするようにしてぬり始めたんや。
そしてそいつに、「これでお前のヘルニアがお前を悩ますことは一生無いよ。もうあんな無茶なお願いをしてはいけないよ。もっと身体をいたわり、肉体は、神を祀る神殿だと思って人生を歩みなさい。」と言われたんや。

ポニョ:ズボンのチャックを下ろすって、誰でも誤解するやろな。そんな事をババにされたら最初はアッと驚く為五郎やぜよ。でもヘルニアを癒してもらって良かったな。

ヨシオ:あれから再発はしていないて言ってたな。

ポニョ:そういやアシュラムに滞在している時に、白人の帰依者と友達になったんや。
その人の部屋は、おいらの部屋のすぐ近くやったので、おいらは廊下や階段で会った時に挨拶したり、一緒に食事をしたり、お互いの部屋を行き来したりして仲良くなったんや。
その帰依者は、インタビューに呼んでもらった後、おいらに何か話したそうにするから、その人の話を聞いてあげたんや。
するとその帰依者は、「インタビュールームで、サイババさんによって性的な辱めに遭いそうになった」と言ったので、おいらは、その人の話をもっと詳しく聞こうと、その人の部屋に行ってその人のバックグラウンドなどについて質問したんや。
その人が子供の時に、両親が離婚した後、母親に連れられて再婚した義父がなんと小児性愛者で、子供の時から義父に性的に弄ばれていたんや。母親に言おうとしたけれど、恥ずかしくて言えなかったんや。
悲しいかな西欧社会では、どこにでもある話や。
やがて義父との性的な交わりが、その人にとっては普通の生活のようになってしまったんや。
成人してからも、小さな男の子や、自分が憧れている男の人を見ると、性欲が湧いて来てそれを止められなかったんや。
サイババさんの帰依者になってからも、憧れのサイババさんと性的に楽しみたいな、という醜い欲望が捨て切れず、ダルシャンでサイババさんの姿を見ても、頭の中はそのような欲望でいっぱいやったんや。
でも自分ではそういう欲望は良くないと知っていたので、できるだけ忘れるように努力したけれど、なかなか捨て切れなかったんや。
インタビューに呼んでもらった時に、サイババさんは、その人だけを別室に呼び「お前には人前では言えない醜い欲望があるだろ。その欲望をここで果たしたいか」と聞かれながら、ローブをたくし上げ始めたんや。
それでまさか、自分が心の中に隠し持っていた、サイババさんと性的に交わりたいという醜い欲望を、サイババさんに見抜かれていたとは予想だにしていなかったので、腰を抜かさんばかりに驚き、「い…いいえ。スワミ。とんでもない」と叫んで、その場から逃げ出したんや。

ヨシオ:サイババさんは、「私は帰依者たちを救う為に、帰依者たちが持っているどんなに醜い欲望にも対処する覚悟はあります。」と講話で言われたけれど、その事やったんやな。

ポニョ:でもめちゃ驚いたようやったで。自分が絶対に誰にも言ったことがない醜い欲望を見抜かれて。

ヨシオ:そらそうやろ。ババはもちろん同性愛者でも小児性愛者でもないし、そういう性的な欲望を一切持っておられないんや。でも、帰依者がそういう欲望を持っていたら、彼らをどのように助けたら良いかを知っておられるんや。

ポニョ:その人は、その件があってからも二日間ぐらいアシュラム滞在していたけれど、もう二度とダルシャンには出て来なかったな。
おいらはその人が帰る日に、部屋まで見送りに行って、「サイババさんと、まだそういう欲望を果たしたいという欲望はあるのか」と尋ねたら、
「とんでもない。金輪際無くなった。神の化身がまさかそんな醜い事をオファーするなんて信じられない」と言ったので、おいらは「そういう妄想が無くなって良かったな」と言うと
「彼は神の化身でもなんでもない。サイババはもう充分だ。」と吐き捨てるように言って帰って行ったな。

ヨシオ:サイババさんお得意のショック療法や。ババは全ての人にとって本当の母親なんや。母親である限り、母親は子供の面倒を一から十まで見て下さるんや。母親が子供のパンツをズリ下ろしてお腹の状態をチェックしようが、お尻を叩こうが何をされてもそれは愛の行為なんや。

ポニョ:昔、おいらは便秘がひどくて、よくおっ母に「パンツを脱いで犬さんみたいに四つん這いになりなさい。今からイチジク浣腸をするから」と言われて恥ずかしかったけれど、お尻にピンク色したイチジク浣腸をされちゃったぜよ。ああ恥ずかしいな。冷たい水薬がニュルニュルと入って来て、お尻がクシャミしそうになった思い出があるんや。
その時に「おっ母よ。あんたはおいらを性的に弄んでいるんやろ。こんな事をしたら近所中におっ母の愚行を知らせて、うちのおっ母は小児性愛者だと言って触れ回るからな。二度とこんな事をするな。」なんて言わないもんな。

ヨシオ:お尻がクシャミしそうって一体どんなんや。ババはさっきも言ったけれど、純粋な愛の化身なんや。そのババの愛を誤解してババを非難したりすると、ババはとても傷つかれるんや。
誰でもそうやろ。
その人の為に愛で持って良かれと思ってやったのに、その行為を誤解して非難されたら悲しくなるやろ。「私は頭の先から足の指の先まで全て愛です。私がやる事は全て愛なのです。全てあなたの為なんです」と、ババの口からそういうひどい事を言わせてる俺たち帰依者は、俺に言わせれば帰依者に値しないんや。
俺はババがこのように言われた時に、ババの気持ちになって泣いてしまったわ。
俺たち帰依者が、いかにレベルの低いアホ帰依者かと思って。
これだけババに愛してもらっているのに、それを分かろうとしない。
母なるババの愛を鈍感過ぎて、全然分からない帰依者を腐るほど持っているババが可哀想や。
母の愛が分からない子供は、子供をやっている資格なんか無いんや。
俺たちババの帰依者は、俺たちの為にババを愛そうとしてるんや。俺たちは「ババが好きです。愛してます。」と言うけれど、誰もババの事を思ってババを愛している人なんていないんや。
ババがアシュラムから離れて、しばらくの間、学生たちや帰依者を連れてコダイカナルに行かれるやろ。
そんな時、ババの近くにいる学生がババがどんどん痩せていくのに気付いたんや。
一週間が過ぎ二週間が過ぎて、ババさんがアシュラムに帰る頃には、すっかり痩せておられて、その学生はババの事を心配してババに理由を尋ねても、ババは何も言われなかったんや。
でもしばらくすると、またババは元のように体重も戻って来たので、その学生はもう一度ババさんに「どうしてあんなに体重が減ったのですか」と聞くと、
ババは「私は子供の頃からいつも粗食だったので、外に出た時に出される、ああいった贅沢な食事は摂れなかったんだよ。」と言われたんや。
それを聞いて、いつもババの近くにいる人々は、自分たちは一体どれくらいババの事を思っているんやろか。ババの好み、ババの気持ち、ババの嗜好、ババの思い、ババの感じ方、そういうものをどれだけ分かろうと努力して来たのだろうかと大変後悔して、次のトリップからは、普段ババが食べ慣れている、粟などの粗食な食べ物のみを出すようにしたんや。

ポニョ:コダイカナルの食堂に、粗食定食があればええのにな。

ヨシオ:無いっちゅうに。

この世のすべての人々は、利己的な目的で物や人や神さえも愛します。
誰も神のために神を愛する人などいないのです。SS7/95p186
https://m.youtube.com/watch?v=U-OcCyUO2BU