そよかぜから-映画

見てきた映画の記録です
ネタばれあるかも、気をつけて

R246 STORY

2008年09月14日 | その他


2008年 日本 147分
2008.8.28 バルト11 試写会
■監督&出演
①「JIROル~伝説のYO・NA・O・SHI」
  監督:中村獅童(森の石松) 
    的場浩司(清水の次郎長) 
    中村ゆり(おふみ)
②「ありふれた帰省」監督:須藤元気(井上) 
    津田寛治(近藤) 眞島秀和(大木)
    林 雄太(田丸)
③「DRAD NIISE」監督:VERBAL
④「224466」監督:浅野忠信(宇宙人246)
    加瀬亮(虎吉) 新井浩文(荒井くん)
⑤「CLUB246」監督:ILMARI 
    前田ジュリ(石田卓也) 糸井サキ(FARU)
⑥「弁当夫婦」監督:ユースケ・サンタマリア(男) 永作博美(女) 

 《story》思い

なんじゃこりゃあ、試写会で途中退席続出の映画は初めてだ。見るに耐えない映画だった。私も出たくなった。でも、最後まで見て、ラストの「夫婦弁当」はよかったと思った。朝から豪華なお弁当を作って、お昼に二人で食べる。ただそれだけなんだけど、あったかさを感じた。サンタマリアの演技は下手だと思った。次に良かったのは、「ありふれた帰省」かな。宇宙人の帰省の話。ありふれてないけど、実はどこにでもあるんだぞって言いたいのかな。片思いのクラブ50点。浅野も中村も意味不明。「VERBAL」は興味なし。ここで退出者が続出した。試写会だから見たけど、絶対にお金を払って見たくない。見て欲しいと言われても見たくない。

 公式サイト「R246 STORY」


帽子

2008年09月14日 | その他


■2008年 NHKドラマ
■2008.8.26 TV
■出演
   緒方拳(高山春平) 
   玉山鉄二(河原吾朗=警備員)
   田中裕子(竹本世津=吾朗の母)
   岸辺一徳(河原雅之)
   笠原秀幸(28才の春平)
   朝倉あき(19才の世津)

 《story》

軍港の街、呉に、高山帽子店はあった。山本五十六の帽子も作り、代々職人気質を受け継いできた。しかし、妻が亡くなり息子は家を出てしまい、一人で店を続けてきたものの、売り上げは落ち込んでいた。そんな高山の家に、息子に依頼された警備会社の吾朗は、度々呼ばれるのだった。ある時、吾朗が落とした写真を見た高山は、かつて若い頃に別れた世津を思い出す。世津は広島で体内被曝し、体の弱い子だった。世津が高校生のとき、広島に渡る船を見送ることができす、それきりになっていた。吾朗は世津の子どもであることがわかり、二人で東京の家を訪ねる。

 500円で買える帽子

スーパーに行けば、野球帽子が500円で買える。そんなにちゃちなものでもない。すぐにダメにしてしまったり、なくしてしまう者にしてみれば、手頃な帽子だ。でも、本当にこの帽子が500円で作れるのだろうか。生地の値段は。作った人にはいくら入るのだろう。輸送料は・・・。MAID IN 中国 とか書かれていて、それでも中国では儲けがあるのだろうなあ。職人が作った帽子とまではいかないけれど、だれかの手がかかっているはずだ。

中学生の頃、学生帽をかぶっていた。みんなかぶらなければいけなかった。当たり前のようにかぶっていたが、いつ頃なくなってしまったのだろうか。帽子をかぶっている学生なんていなくなったなあ。小学生くらいなものかな。強制する必要はないけど、さみしい気持ちがする。

原爆の悲惨さも、どれだけ自分のこととして実感できるかで、戦争や核兵器に対する考え方が決まってくる。他人事であれば、「いいんじゃない」「仕方ないよ」で片づけられる。被爆2世や3世に影響はないか、どうかはわからない。でも忘れてはならない。体と心で受け継いでいかなければならないと思う。

 公式サイト「帽子-NHK」