そよかぜから-映画

見てきた映画の記録です
ネタばれあるかも、気をつけて

キサラギ

2009年04月26日 | コメディ


2007年 日本 108分
■2009.3.28 DVD
■監督 佐藤祐市
■出演
   小栗旬(家元)
   ユースケ・サンタマリア(オダ・ユージ)
   小出恵介(スネーク)  塚地武雅(安男)
   酒井香奈子(如月ミキ) 香川照之 (いちご娘)

 《story》

「自殺したアイドル、如月ミキの一周忌。
        男5人、この部屋で事件は起こる」
「アイドル、如月ミキ。彼女の自殺の真相は。
       男、5人。愛とドキドキの密室サスペンス!?」


あんまり売れていないアイドル如月ミキの自殺から1年。ネットで知り合った熱狂的なファンが初めて顔を合わせて集う。掲示板の家元、オダ・ユージ、スネーク、安男、イチゴ娘、みんな男。どれだけ熱狂的なファンなのか競い合うように話す5人。しかし、だれかがふっとつぶやく。「彼女は自殺なんかするような人じゃない。」「彼女は殺されたんだ。」・・・彼女の家に忍びこんだことがわかった父。元マネージャー。彼女の田舎での友達。彼氏。さまざまな事実が明らかに。彼女は本当に殺されたのか。

 期待ほどでは

けっこうこれはいいという評価を目のしたので期待していた。レンタルでも、いつでも貸し出し中で、やっと手に入れた。それだけおもしろい作品なのだろうと楽しみにしていた。ところが、それほどでもなかった。確かに、二転三転する如月ミキの死の真相、そして明らかになるメンバーたちの新事実。そこには別な角度から見る楽しさはあった。でも、心を揺さぶるような場面はなかった。ミキとのつながりが、一人目のあとは、他の人のつながりもうっすら垣間見えた。メンバーだけが皮がはがれ、ミキ自身の驚きの事実なく終わってしまったところが、なんだか物足らない。だからミキなんだと、最後のどんでん返しのようなものを期待したのだけど。歌って踊って終わった。

 公式サイト「キサラギ」

 仕事さえしていればいい。休日も出勤。出来なかった仕事を片づける。だれもいない職場で黙々と。やらなければやらないで済む。でも、あとでマイナスに響く。やっておけば楽だったのにと思う。ノルマがあって、それだけやればいいのであれば、気分がすっきりする。でも、そうではない。やるべきことはあげればきりがないくらい出てくる。やらなければ、自分に返る。やったからといって賃金にはならない。精神的にも落ち着くためには、やらなければならない。子どもを学校に通わせるためにも、やらざるを得ない。仕事を続けていけるように、少しでも平日に楽に仕事ができるようにやる。そんな職種。理解できないだろうなあ。なんだか虚しくなってくる。



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