■2006年 日本 123分
■2006.8.21 TOHOシネマズ緑井 with h/t
■監督 水田伸生
■出演 須賀健太(花田一路) 篠原涼子(花田寿枝) 西村雅彦(花田大路郎) 北村一輝(沢井真彦) 安藤希(香取聖子)
《story》
「幽霊に出逢って 家族の絆を知った 不思議なひと夏」
一路はやん茶坊主で、毎日のようにいたずらしたり、母とけんかしていた。父親は、昔漁師だったが、嵐の夜に親友を亡くして以来、タクシーの運転手をしていた。祖父と姉を加え、貧しいながらも楽しく過ごしていた。
ある日、一路はトンネルの入り口付近で車にはねられ意識不明のまま病院に担ぎ込まれる。天国に向かっていた一路を幽霊の女子高生聖子が救い、奇跡の生還を果たす。一路はそれ以後幽霊が見えるようになる。今亡くなった近所のおばちゃんの幽霊や友だちの壮太のお父さんがのり移ったりした。ある時、謎の男の幽霊が現れ、一路を自分の息子だと言うのだった。一路の父さんはなぜ漁師をやめ、漁師仲間からいじめられているのか、この謎の男の幽霊はだれなのか、女子高生の幽霊は味方なのか敵なのか、一路は過去に戻り真実を見るのだった。
◎もうちょっといろんな幽霊が出てくればよかったのに、いやがる一路に助けを求めて集まる幽霊がいっぱいいたらおもしろいのに。近所のおばちゃんの幽霊との騒動や壮太の父さんの幽霊はよかった。一路が大いに役に立った。壮太の気持ちをさわやかにさせてくれた。再婚相手の新しいお父さんに手を差しのべるところは感動。
過去に行くあたりの後半は、あまり気乗りしなかった。特に、海で闘う場面はよくない。もっとちがった戦い方にしてほしかった。好みの問題かもしれないけど、後半で見る気持ちが減少していった。
公式サイト「花田少年史 幽霊と秘密のトンネル」