そよかぜから-映画

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あおげば尊し

2008年08月31日 | 人間/社会派ドラマ

2005年 日本 82分
■2008.8.19 DVD
■監督 市川準
■出演
   テリー伊藤(峰岸光一)  
   薬師丸ひろ子(光一の妻)
   麻生美代子(光一の母)
   加藤武(光一の父)
   絵沢萠子 大倉孝二 入江雅人
   伊藤大将(田上=生徒)
   
 《story》

「父は黙ったまま、私たちに最後の授業をする」

光一のクラスの田上という男の子が、インターネットで死体を見ていて、クラス中が大騒ぎとなる。田上は、近くの斎場に行って死体をのぞき込み、学校に連絡を受けることもあった。「なぜ死体を見てはいけないの」という問いに、光一はうまく答えられない。クラスの雰囲気は悪くなっていく。光一の父親が余命3ヶ月で自宅に戻ってきた。光一は、クラスの子どもたちを家に連れてきて、父親に会わせる。老いとは死ぬとはどういうことか伝える方法がわからない。子ども達は次第に興味をなくしていったが、田上だけは何度も来たがった。ある時デジタルカメラで写真を撮っているところを見つけ、光一は怒り突き放す。風邪で休んでいた田上を見舞ったとき、亡くなった父親の話を聞く。田上が5才のときに、病気で死んでいく父親を目の前にしたのだが、はっきり覚えていないという。父親は手を握ってほしいと言ったが、できなかったという。再び光一の家に来た田上は、光一の父親の手を握る。

 死ぬことも死を見ることも怖い

死を見ることがいやだ。テレビでだれかが死ぬ場面が出てくると目をそらしたくなる。「死」そのものよりも、死ぬことの苦痛がいやなんだと思う。その苦痛を想像するだけで怖くなる。もし苦痛がなければ、死んでもいいかもしれない。あとは、死のあとの面倒なことがいやだ。葬儀には参列したくない。だれもがそうだと思うけど。いやいや私がとりわけ恐がりで、臆病で、小心者で、めんどくさがりやなんだろう。
身近な人が死ぬ姿なんて見たくないし、その場にいたくない。どうしていいかわからなくなる。どんな行動を取り、どんな声をかけていいかわからない。その場から逃げ出したい。光一のように冷静にはいられない。

ポイントがたくさんたまっているので、電子辞書を買おうかと思って、店頭に見に行ったり、パンフレットを読んだりしていた。英会話の練習ができるんだ、100コンテンツも入っていて、学習から生活、医学までいろいろなことが調べられるんだ、そう思って期待がふくらんでいた。でも、どんなときに使うだろうか。英会話なんて練習する時間が取れるだろうか。何か調べたいときはいつもインターネットをしているじゃないか。電子辞書の必要性がない。実際に店頭の電子辞書で何かを調べて見ると内容が物足らない。今買う必要性を感じなくなった。40000ポイント、期限は来年3月、何に使おうか、今一度考えてみよう。

 公式サイト「あおげば尊し」