慎重に計画した「 交渉 」

2012年09月20日 | 仕事 -

今日も、まだ・・・・暑かった。

頭痛がするぐらい、ストレスフルな日々が続いた。
個人の存在価値を喪失することはないが、
自分の「立場の弱さ」や「非力さ」を感じると、情けなくなり、
気力が途切れそうになることもあったが・・・
やっぱり、最後は「精神力」が救ってくれた。

腹を決めて、覚悟をして、自分の「対応」と「今後の態度」を、
「どんな相手にも、毅然と発言できる自分でありたい 」と
心から感じた数日だった。



当然のことながら・・・
仕事関係の契約履行は、公正な取引がなされるのが常で、
それは、この国の法律でもうたわれているのに・・・
何かの勘違いで、企業を背負った自分の立場を(必要以上に)
過大評価して、横暴さを発揮させる「おバカな社員」がいる。

作日の私の発言・・・
「天下の○○○○さんが、こんな交渉をして いいのですか?」
「不当なやり取りは、公正取引法に反しますよ!」
私は、穏やかに、穏便に、仕事を進めていく人だったが、
今回は、まるで「DV夫に飼育されてしまった妻」のように、
何故か・・・泣き寝入ることも、多々あったように思う。


交渉は、かなりの「勇気」と「精神力」を要した。
法律も学んで、自分の仕事も振り返り、現実を固めて、
相手と対峙したからこそ、どうにか成功したのかもしれない。
慎重に、事を準備して、心して、行動を起こしていく・・・。
何よりも、大切なのは、強い気持ちだ。
執着しすぎず、ストレスをためすぎず、(私の場合は)
達観した気分で、乗りこんで行くことが大切なのだーと感じる。
人は、その時の精神状態が、微妙に(必ず)相手に伝わる。
だからこそ、事を起こす前には、自分を固める必要があるのだ。


とりあえず、この数日間にわたる「私の計画は、成功だった」。
ありがたいことだし、嬉しいことだ。
しかし、もし失敗しても、「自分を責めないでおこう」と、
決心していたことが、よい結果をもたらした要因だったかもしれない。

それと同時に、信頼できる人、話が通る人、仕事ができる人を見つけ、
早い段階から連絡を取り、コミュニケートしていたことも大きい。
同じ企業内の「判断ができる人」が、「最終的には、責任をとる」とか、
「自分が、不当なやりとりを回避したい」と思ってくれるのであれば、
あきらかに 私の主張は通ると感じていた。
正当な主張を受け入れてもらえる企業であるという・・・確信。
それも、相手企業の判断基準のバロメーターになる。

とにかく、よかった・・・。

ためいきの一夜だ。

昨日は、懸命に、書類作成をしていた。
朝から、夜中まで、頭痛を感じながら・・・。
それを思い出すと、今の清々しさは、とても心地が良い。