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台風9号の濁流

2010年09月07日 | 環境 -

猛暑の次は、スコールのような激しい雨。

今日、小田原の濁流を、ニュースで観た。
土を多く含んでおり、茶色の水が ものすごい勢いだったため 度肝を抜かれた。

まるで、河が “何か” に怒っているみたいな荒れ具合!

河の中を、「龍」のような生き物が、大変な速さで進んでいるような映像だった。




今年の7月、ある地方に出向いたところ、(到着した途端に)その日もすごい雨だった。
そのため、突然、「大雨暴風雨注意報⇒警報」が発令された。
ペンションで滞在していた私は、濁流のすごさは目にしなかったが・・・・
町の情報発信スピーカーが鳴って、以下のような言葉を聴いた。
    「ピン~ポン~パン~ポ~ン!
     ただ今、70歳前後の男性が、濁流にのまれ、行方不明になりました。
     できるかぎり、外出をひかえてください。
     ピン~ポン~パン~ポ~ン!」
普通であれば、風情のあるスピーカーに郷愁を感じたりする場合もあるかもしれないが、
その日は不幸な言葉を聞かなければならなかったので、非常に複雑な気持ちだった。



2,3日前も、知人が言っていた。
「今年は、111年ぶりの異常気象らしいね」



今日は、農業関係者にとっては、久しぶりの「めぐみの雨」だったかもしれない。
しかし、大都会の「浸水」は、かなりシリアスな被害を もたらしたようだ。



人間は、自然には 逆らえないものだ。
また同時に、操作をすることもできない。
もともと、人類が自然現象を支配したり、コントロールしたりすることは、言語道断!

そんな当然のことは理解していながらも・・・・
この身体は、まだまだ今年の異常気象に 適応できていない。
おそらく、適応できないまま、秋を向かえ、冬を向かえ、今年を終えるのかもしれない。
おぼろげに浮かんだ印象は、あたらずとも遠からず・・・だろうと・・・正直、思う。

相変わらず、なんか「精気」や「生気」、そして「元気」という「“気”たち」が・・・
もう一つ私の中には乏しいようだからだ。