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コクリ・コクラレ

2010年01月23日 | ナンセンス -

昔からの知人と夕食を一緒に食べていたら、突如、「過去形」でコクラレました。

15年ぐらい前のことでしょうか。
私の個人的な話題になり、まるで人生相談のような、雑談のような状況になった時があり、
その頃のことを指して、言われた言葉です。


  「あの時は、ちゃんと相談に応えてあげられなかっただろ?」
  「そういえば・・・まぁ、う~ん」
  「そうだろ!うん。
   あの頃は、目が、くもっていたからなぁ。
   目が、くもっていただろ?
   あの頃、本当に好きだったからなぁ。」


一瞬、反応に戸惑い、固まる私でした(笑)。
彼の気持ちは、うすうす長きにわたって(5~6年ぐらいかな)感じていましたが、
でも、今や、過去形ですから・・・・。
今、私としては、どうでもよいことになります(笑)。


これでも、若い時分は、意外と“もてていた私”でしたぁ~~。
しかし、当時は、相手の気持ちをひしひしと感じつつも、
自分の中では 「仕事相手との恋愛は、ご法度!」と、固く決めていました。
     (当時、友人からは、異論を唱える意見も多々ありましたが・・・)
あえて微妙な空気を避けたり、密かに諦めたりしていたことが多く、
しっかりとその点をも、気遣いなく(今回のコクラレ人に)指摘されてしまいました。
しみじみ他人事のように、“その人が感じていた自分”を伝えられてしまいました。

今となれば、当時のお互いを見透かし、見透かされ、知らんぷりで懐かしく語れるのは、
奇妙だとも思いますが、それだからこそ、特別の関係が成立しているのでしょう。
気を遣わず、言いたいことが言えるのは、なかなか良いものです。
そういう関係の人が、私には何人かいます。
男性にとっては不本意かもしれませんが、今は、あえて良い関係だと思っています。



別の男性の話ですが、一事は二人のことが“大きな噂”になってしまい・・・・
彼が「こんなことなら、やっとくんだったな(笑)」と冗談のようにちゃかして、
お互い弁解するのも変だし・・・「仕方ないなぁ」と、和みあったこともありました。
今となっては、懐かしい笑い話です。



20代の私が、現在の若者のように婚活に勤しんでいたら、私は戸籍に一つぐらいの
バッテンが、(今頃は)ついていたかもしれないですネ。

微妙な空気を漂わせていた関係の人は、今回のコクラレ人だけではありませんでした。
しかし、当時の私には、深くお互いを理解しあい、一生の契りを結ぶ「結婚」や、
深く愛するがゆえに堕ちていってもいいと思えるぐらい惹かれる「不倫」のような・・・
「人を愛する余裕」が全くありませんでした。
正直、一人で仕事をするのが何よりも楽でしたし・・・
彼氏一人をもつのにさえ窮するぐらい、テイッパイでしたから・・・(笑)。