3085本

2009年04月16日 | 人物 -

平成10年に亡くなった我が母=「愛ちゃん」が、その名のごとく、
生前に愛してやまなかった人・・・それが「イチロー」である。

いいおばちゃんが、あの「やせっぽち」で「少年顔」のイチローに???
当時、最初に聞いたときは、すごくビックリした。
「え~、イチロー?野球の?!! イチローって、あの鈴木一朗だよね?」
まるで、頬が「まっかっか」に色づくような高校球児の様相だったからだ。


2000年だっただろうか。イチローがマリナーズに移籍したのは・・・。
アメリカに渡った後は、もう母はこの世からサヨナラしてしまっていたので、
イチローの活躍を知ることもなく、応援することもできなかった。
だから、私が代わりに、“応援する”というよりも、どちらかというと・・・
ただ「イチロー」が、(なんとなく)“気になりはじめていた”と言うべきか。

そして、いろいろなエピソードを年毎に(意識して)おいかけていくうちに、
「イチロー」は、私の大好きなプレイヤーになってしまった。


今、私の携帯には、イチロー語録がキープされているぐらいである。


スゴイ人だと思う。



今日も、日米通算3085安打(日本タイ記録)を達成した。
それも、グランドスラム!
なんじゃ~い。「おめでと~~う!」

WBCの時の“苦しんでいるイチロー”もまた、違った一面を見せてくれたと思う。
しかし、「やるときには、やる!」~それが「イチロー」だ。

プレッシャーと向き合い、自分自身と闘って、結果を出さなければならない性。
独自のコントロールの仕方だけではなく、一つ一つのハードルを越えていく力!
思考と行動の連関が、あまりにもフツーを超えているので、いつも、いつも、
エピソードに触れるたびに、(もう~)(本当に~)愛してしまう。
固定観念に縛られず、柔軟で、かわいくて、繊細で、セクスィーだ。


35歳の「イチロー」も、これから齢を重ねていくうちに、いろいろなことが
あるはずだろうけれど、その全てを地球の裏側から密やかに見守っていこうと
思っている。

私は、「イチロー」のファンだ。
その自覚は数年前からあって、しかし友人に話すと、いつも笑われる。
私と「イチロー」が、結びつかないのだろう(笑)。

でも、好きなんだなぁ。
スポーツマンシップに満ちて、かつ、人間愛に満ち、素朴で、やんちゃで、
誰よりもシャイで、努力する正直な人・・・
               まさに、プロフェッショナル・プレイヤー。

今年も、また応援します!