すぎなの風(ノルウェー編)       ∼北欧の北極圏・トロムソから∼

北欧の中のノルウェー、
北極圏でも、
穏やかで住みやすいトロムソから
お届けいたします。

キャンピングカーの旅(「北の果てまで行ってみた」~ その1~)

2021-08-30 | アイリッシュハープ
●夏休みを取るのが、当たり前。

皆さん、ご無沙汰しました!
お元気でしょうか?
日本のコロナの勢い・・・。
コロナにめげないでー!

少し、義母の話から。

義父が逝ってから、
彼女の気力はすっかり落ち、
食欲がなくなっただけでなく、
歩けなくなってしまいました。

家族や施設の職員さんで、
毎日彼女のサポートに集中し、
義母は、自分で電話ができるようになり、
なんとか歩いてカフェに行く(付き添いは要る)、
辛うじてアクテビティに車椅子で
参加するようになりました。

お蔭で私たちは安心して、
一週間の旅行に出ることができました。
今年は、一度試してみたかった
キャンピングカーをレンタルして。
相方さんも自分のキャンピングカーを持ったことはなく、
二人でワクワク。

「夏休みを取るのは当たり前」。

夏休みは、法的な義務。
現に誰にでも、この考えがあるから、
快く送り出してもらえるのです。
これは本当に貴重なことだと痛感した夏休みでした。

●「住まう車・bobil」

2人用車は既に品切れで、
4人用を二人で使うという贅沢な旅。

これは、「走る家」だわ。
そう言えば、ノルウェー語でキャンピングカーは 
bobil(住まう車)と言います。

ちょっとキャンピングカーの中を
お見せいたしますね。
(今回限り!借りものなので(^^))
結構新しく、設備はよい方だと思います。


このテーブルは、取り外せます。
窓は、全て網戸付き。

キッチン道具、洗剤も皆揃っている。


冷蔵庫、冷凍庫。燃料は、ガス。


簡易トイレ版。全く臭いはなかった。


一人終わったら、湯を温める時間が要った。
もちろん、節水してましたが。


この運転席が・・・夜には・・・


カーテンも閉めて、ベッドになるんです。


これが、かなり広い!

後部に あと二人分。荷物置きになってるう。


このサイズ、普通免許で運転できるんです。
で、私もしました。(こわっ!)

●管理が行き届いている休憩所。

どこでも夜を明かせ、時間、天候に縛られない。
これは、キャンピングカーのメリット。

水の補給は、ガソリンスタンドで
無料でできます。

少々厄介なのは、
トイレタンクの処理。
それができるのはキャンプ場なので
時々キャンプ場で泊まることになる。
トイレ、シャワーが付いていなければ、なおのこと。

でも、私たちは、キャンプ場を使わず、
休憩所(無料)だけで済んじゃいました。
(すごい!大人二人の強み?)

休憩所の条件は、
景色よし、トイレ、ごみ箱あり。

いい頃合いに「ここ、ええやん」が出るまで走る。

とにかく休憩所は、ピンキリ。
次から次へと現れます。


水洗でないのが普通。
「キャンピングカーのタンクの処理はしないで!」
と書いてある。


このトイレは、最高級。
水洗で、トイレの臭い一つなく、
しかも暖房付き。

トイレで見受けられるのが、毎日の管理。

実態は、外国からの車も多いし、
トイレの使い方マナーがよろしくなく、
無残な状況も多々あるそうです。
それでも、見苦しくないのは、
休憩所の「管理」にお金が使われているから。

「便利で楽しい」には、守るべきことがある。
後の人のことを考えるマナー、
どの国にいても要りますよね。


この休憩所では、
魚釣り、バーベキューまでできました!


釣れたのは、セイ。
釣りたてを食べる、この贅沢!

キャンピングカーのレンタル料は、
ホテル泊に比べたら、高くない。

コロナ期にええやん!
と思うのですが、どうでしょう?
(つづく)
キャンピングカーの旅「北の果てまで行ってみた」
4回連載予定(^^♪







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